NGT48の“まほほん”こと山口真帆さんがファンから暴行を受ける事件が発生し、この騒動を受けて20日に千葉・幕張メッセで開催の大握手会に、NGT48メンバー(兼任メンバー除く)が不参加となることが18日に発表されました。
15日には、22・23日にNGT48劇場で予定していたチームNⅢの公演が中止となることや、25日以降の公演が全て研究生公演に変更されたことが発表されるなど、山口真帆さん暴行事件騒動による影響が出てきています。
この他にも、山口真帆さんら新潟県外出身のメンバーたちが寮として使用していたマンションから、別のマンションへ引っ越すことが16日に判明したほか、18・19日に東京・文京区の東京ドームシティホールで全4公演開催されるライブイベント『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2019』では、山口さん暴行事件の犯人が所属していたファングループが“出入り禁止”となっていることが17日に判明しています。
このように運営側は事件が表沙汰になったことによって、ようやく重い腰を上げた様子なのですが、事件が発生してからすでに1ヶ月以上が経過しており、事件報道の翌日には山口真帆さんをステージに登場させてファンの前で謝罪させ、NGT48の責任者だったはずの前NGT48劇場支配人・今村悦朗さんは一切表に出てくることなく、AKB48グループの運営会社『AKS』本社の「取締役室」付けに異動していたことが判明し、現在も猛バッシングを浴びており、ネット上では大炎上状態が続いています。
<↓の画像は、10日にステージ上で謝罪した山口真帆さんの写真>
この騒動は国内メディアだけでなく、アメリカの大手メディア『CNN』や『TIME』などもこの問題を伝える事態にまで発展しています。
<↓の画像は、『CNN』のWeb版トップページに掲載された山口真帆さんの事件報道>
こうして事件が波紋を拡げる中で、『東京スポーツ』(東スポ)は新たにNGT48を担当していた20代の女性マネージャーが、山口真帆さんを暴行した“アイドルハンター集団”から何度も嫌がらせを受け、退職していたことが分かったと伝えています。
記事では地元メディア関係者が、アイドルハンター集団の被害者が運営内部にもいることを明かしており、「昨年いっぱいで退社した20代の女性マネージャーAさんです。彼女はハンター集団などマナーの悪い暴走ファンを問題視し、必死に闘っていた。さらに、風紀を乱しているメンバーにも注意できる貴重な人物でもあった。そのため、メンバーと接触したいハンター集団は彼女のことを毛嫌いし、食ってかかるなど、嫌がらせもしていました」
と証言しています。
アイドルハンター集団による嫌がらせ行為は日に日にエスカレートしていったといい、「ついには彼女をガムテープでぐるぐる巻きにするなど、度を超えたレベルにまでなっていったといわれる。」としています。
<↓の画像は、東スポ記事の写真>
こうした嫌がらせを受けていたとされるAさんは、アイドルハンター集団と闘う恐怖、山口真帆さんらメンバーたちを守りきれなかった悔しさを周囲に明かしながらも、グループからひっそりと離れていったとのことです。
前出の地元メディア関係者は、「ネット上には、山口と対立していたグループのメンバーが、Aさんの退社をうれしそうに伝えている動画が拡散中。ネットリテラシーが叫ばれる時代ですが、他にもSNS上に発信したメンバーの不謹慎な言動が、どんどん明らかになっている。その発信は事件が起きた後で、グループに激震が走っていた時期。運営側はそうした不謹慎な投稿を厳重にチェックして、注意することができなかったのか!?」
と語っています。
この報道を受けてネット上では、
- 関与メンバーを懲戒解雇にすべき
- 今回に関しては文春よりよっぽど東スポの方が信頼できるな、ぜひ徹底的に追及してほしい
- これが本当のことなら、絶対にゆるされることではない。事件が明るみになったので、この女性マネージャーも出て来て真実を世間に公表し、犯罪者達を地獄に叩き落として欲しい
- 約束は守らず、説明もしないでいなくなった人が責任者だった組織に未だ税金を使っている新潟県って…
昨日の花角知事の会見たら、全く事の重大さが分かってなくて、県民として情けなくなったよ。
この件では子供も爺ちゃんも婆ちゃんもみんな怒ってるよ。新潟県も各自治体もスポンサーも早くAKBグループから手を引いてください。イメージダウンは必至です。 - この記事が事実なら、ここの事務所は、金出せば女性を拘束しても関係者なら黙認いただけるって事か。
東スポの記事をうのみにしたくはないが、加害者を不起訴にしたり、メンバーの被害報告をうやむやにしようとしていたりとやっていることが、ひどすぎるので、結構事実寄りなのかなと感じている。
ここだけって事はないだろうから、秋葉原や名古屋の事務所も似たような感じなのかな?
などのコメントが寄せられています。
東スポが報じている女性マネージャーと同一人物かは定かではないのですが、NGT48を担当していた北川智子マネージャーが昨年12月をもって退職しており、1月3日にメンバーの西潟茉莉奈さんが自身のツイッター上で、マネージャーが退職したことを明らかにしていました。
<↓の画像は、北川マネージャー(中央)とNGT48メンバーの写真>
<↓の画像は、西潟茉莉奈さんのツイート写真>
このツイートに対して、山口真帆さんを暴行した犯人と同じグループ『ジョー会』のメンバーとみられるファンは、「俺はこの人嫌いだったから解雇されて嬉しいな。」などとツイートしていました。
<↓の画像が、ファンのツイート写真>
また、メンバーの太野彩香さんと山田野絵さんは8日に配信した『SHOWROOM』の動画内で、北川マネージャーが退職したことを明かした後、唐突にガムテープの話をし始め、さらに山田さんが太野さんの体にガムテープを巻き、身動きを取れないようにするという意味不明な行為をしていました。
<↓の画像は、太野彩香さんがガムテープで縛られている写真>
こうした動画投稿を事件発生後に行っていたこともあり、特に警察から取り調べを受けた太野彩香さんに関しては、グレーではなくクロなのではないかとネット上では指摘されており、現在も太野さんとアイドルハンター集団の繋がりを証明する証拠集めなどが進められています。
さらに、運営サイドや週刊誌『週刊文春』とアイドルハンター集団の繋がりを裏付ける証拠集めなども行われています。
現時点ではまだ不確かな情報も多くありますが、山口真帆さんが『SHOWROOM』や自身のツイッターで訴えたことは事実の可能性が高いものとみられ、それを裏付けるようなものが複数出てきているので、このまま闇に葬られることなく少しでも多くの真相が暴かれることによって、不適切な行為をしていたメンバーやファンらが、NGT48から離れることを願うばかりです。