元AKB48の“こじはる”こと小嶋陽菜さんが企画、プロデュースを手がけるファッションブランド『Her lip to(ハーリップトゥ)』のアイテムに酷似したワンピースを、人気ブランド『CECIL McBEE(セシルマクビー)』が販売しているとして物議を醸しており、これに対して小嶋さん本人もツイッターで反応をしています。
デザインがパクられたと話題になっているのは、ハーリップトゥが5月にリリースした「Puff Sleeve Midi Dress」という商品で、こちらの商品は品切れ状態が続くほどの人気商品なのだそうで、現在も公式サイト上では品切れ状態になっています。
<↓の画像は、ハーリップトゥのワンピースの写真>
そんな商品に酷似したワンピースをセシルマクビーが7月中旬にリリースすることを10日に発表しました。
<↓の画像が、セシルマクビーのワンピース写真>
これに気が付いたファンが、「本当にまんま丸パクリ!!!!ディテールから何から、気持ちいい位パクっていてビックリ!herlipto今期屈指の人気のワンピだったからなぁ。え、いいの?コレ???なんか…凄いな」
とツイートしたところ、小嶋陽菜さん本人がこれをリツイートし、小嶋さんもその後「これはやりすぎ」とツイートしました。
<↓の画像が、ファンが投稿したパクリ指摘ツイート写真>
<↓の画像は、小嶋陽菜さんのツイート写真>
セシルマクビーが7月中旬にリリースするとしているアイテムは「フロントボタンタイトワンピース」という商品名で、ブルー、カーキ、ブラックの3色展開となっており、価格は税込8532円です。
素材は「ポリエステル74%・レーヨン20%・ポリウレタン6%・別布:ポリエステル80% 綿20%」とし、生産国は中国となっています。
一方のハーリップトゥが現在販売している「Puff Sleeve Midi Dress」は、インディゴカラーのデニム1色で価格は税込み22680円と、価格は2.5倍以上の差があります。
素材は「コットン60%・ポリエステル40%・裏地:ポリエステル60%」とし、生産国は不明です。
<↓の画像は、ハーリップトゥとセシルマクビーのワンピース比較写真>
そして、このデザインパクリ疑惑に対して小嶋陽菜さんファンからは、
- そのまんますぎる
- これは酷いですね…セシル信用失いましたね
- 知名度の高いブランドでもこんな最低なことするんだなぁとびっくりした!
- herliptoの方が比べ物にならないくらいかわいいです!!!
- ちょっと酷すぎますね…パクられるくらいいいデザインというのは確かなのですが、事務所にも相談してしっかり法的対処した方がいいかなと思う
- 小嶋さんが身につける人たちのことを思い描いて、どうしたらより輝くのか笑顔が産まれるのかを試行錯誤しながら愛情かけて産まれた一着。
それを踏みにじる行為。心がこもってない作品。モノづくりをしてる人間がすべきことではないです - 酷いね。デザインを真似してまで売上げ得ようとするの最低すぎる。
そして割と昔からある結構知名度の高いブランドでもこんな最低なことするんだなぁとびっくりした!!!
HLTがそれだけ人気を得ているのは嬉しいことだけど、せっかく作り上げた物をこんな風に真似されるのは嫌だよね。 - セシルさん最低ですね。商標権侵害だと思いました。せっかく小嶋さんが作ったブランドに泥を塗るようで許すまじき行為だと思います。
などと、セシルマクビーを批判するコメントが寄せられています。
その一方で、
- 同じデザインなんてよくあるけど...
- このレベルはどうしようもないだろ
- ハイブランドのまるパクり、なんて、アパレルではよくある話。
- 素人目に見ても似てないですね。根本的にテイストが違う気がします。
これでパクリ問題になるなら、世の中の服の大部分が問題になってしまいそう。 - 素材もシルエットも違うし、この程度に似ているデザインは普通、って言うか当たり前にあるんじゃないの?
- アパレルなんて海外の洋服デザインぱくりまくやろ。海外の流行が日本におりてきてんだから。
こじはるも、何かしらのデザインパクってるのに、Twitterつかって叩かせるとか相変わらず腹黒
などのコメントも寄せられており、賛否両論となっています。
5月には週刊誌『週刊新潮』が広瀬すずさんデザインの服が別ブランドのものと酷似していると報じ、これをめぐっては様々な意見が飛び交っていましたが、似たようなアイテムは探せばいくらでも出てくるようなトレンドのデザインだったため、その後特に大きな問題には発展することなく収束しました。
これに続いて浮上したセシルマクビーのデザインパクリ疑惑ですが、素材やフロントのボタンの数など若干の違いはあるものの、袖の形などかなり似ている部分はあります。
ハーリップトゥの商品をかなり意識してデザインしたものだとは感じますが、背面のデザインはかなり異なります。
<↓の画像は、ハーリップトゥとセシルマクビーのワンピース正面・背面の比較写真>
(左がハーリップトゥ、右がセシルマクビー)
そして、セシルマクビー側はデザインのパクリを認めたのかは定かではありませんが、パクリ疑惑がネット上で話題になった後に、公式インスタグラムから同商品の投稿を削除し、公式サイトからも掲載を取り下げ、同商品を掲載していたファッション通販サイト『Ailand(アイランド)』からもページが削除されています。
一方で公式フェイスブックへの投稿は残されているのですが、販売を中止とするのか、それとも予定通り7月中旬にリリースするのかどうか注目したいところですね。
【追記 7/12 16時】
セシルマクビーの運営会社『ジャパンイマジネーション』が12日、ニュースサイト『J-CASTニュース』の取材に応じ、パクリ疑惑が浮上のワンピースを「一旦販売中止」とすることを明らかにしました。
セシルマクビーの運営会社は、商品デザインのパクリ疑惑が物議を醸していることを把握しているとし、原因については「現在社内で調査中です」と回答したとのことです。
また、7月中旬から販売するとアナウンスしていましたが、「一旦中止しました。今後もう一度販売するかどうかは、誤解を生じるおそれがございますので、現在のところ未定です」
と話し、すでに一部の通販サイトから商品ページを削除しています。
また、ハーリップトゥの運営会社『Mama&Son』に対して、今後何らかの対応をするかについても、「未定です。これから協議のうえ、対応を決めていく予定です」
と答えたそうです。