俳優・猪野広樹さん(30)との熱愛交際を報じられた『AKB48』の人気メンバー・岡田奈々さん(25)が23日に、グループからの卒業をツイッター上で電撃発表し、自ら下したというこの決断を巡り物議を醸す中で、AKB48グループの3代目総監督・向井地美音さん(24)も卒業を口にするようになり、中心メンバー2人がAKB48を脱退する可能性があると『東京スポーツ』(東スポ)が伝えています。
岡田奈々さんと猪野広樹さんの熱愛交際は、週刊誌『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』が19日にスクープし、2人は今年ミュージカルでの共演がきっかけで交際に発展、岡田さんはすでに父親にも猪野さんを紹介済みで、事務所も2人の交際を否定しなかったとのことでした。
<↓の画像は、岡田奈々さんと彼氏・猪野広樹さんの写真>
ただ、AKB48グループには「恋愛禁止」のルールがあると世間に周知されていることに加えて、岡田奈々さん自身がグループの“風紀委員”を名乗り、「スキャンダルで這い上がるメンバーがいてもいいけど、真似してはいけないと思います。まっすぐ頑張っている人が報われるようにグループを変えていきたい」
などと過去に発言していたことから、猪野広樹さんとの熱愛報道を巡って大炎上騒動に発展しました。
岡田奈々さんは報道から数時間後に、有料メール配信サービス「AKB48メール」(通称:モバメ)を通じてファンにメッセージを送り、「AKB48は恋愛禁止というルールは無い」と明言した上で、これまでの言動とは矛盾した行動を取っていたことを謝罪しましたが、これが火に油を注ぐ結果となっていました。
さらに、AKB48グループを統括する総監督の向井地美音さんがツイッターを更新し、「あなたが悲しむ姿も、あなたがファンの方を悲しませる姿も、見たくなかった。こんなに近くにいて何もできなかった私にも責任があります。アイドルとして皆さんから頂いた愛や信用を裏切ることが起きてしまい、本当に申し訳ありませんでした。」
と、岡田奈々さんの名前は出さずにスキャンダルを謝罪しました。
続けて、「今まで曖昧になっていた『恋愛禁止』というルールについて改めて考え直す時代が来たのだと思います。運営と相談し、どのような形であれ必ず結論を報告させて頂きます。」
と綴り、恋愛禁止ルールの変更を示唆したことで炎上に拍車を掛けました。
<↓の画像が、向井地美音さんが20日投稿のツイート写真>
向井地美音さんはその後再びツイッターを更新し、「改めて運営に確認を取ったところ、『AKB48グループに恋愛禁止のルールはなく、メンバーそれぞれが自覚を持って活動することで成り立っている』とのことでした。ですが、世間ではAKB48=恋愛禁止という認識が強いため、まずはそのギャップを正した上で、今後そのルールをどうしていくべきか考えるべきだと伝えたかった」
と、前ツイートの真意を説明した上で謝罪しました。
<↓の画像が、向井地美音さんが21日投稿のツイート写真>
こうした向井地美音さんの言動に対してファンだけでなく、AKB48グループのOGからも否定的な反応が上がる中で、岡田奈々さんは23日にツイッターを更新し、「自分なりによく考え、しっかりとけじめをつけることに決めました。AKB48を卒業します。スタッフさんからは卒業の必要は無いと言われましたが、何度も話し合い自分で決断しました」
と卒業を電撃発表しました。
東スポによれば、今回の騒動で向井地美音さんが本人より先にツイッター上で謝罪し、さらに恋愛禁止のルールが存在しないと公言したことにより、結果的にグループは混乱に陥っているとしています。
そして、「AKBの大ファンで加入した向井地は、責任を感じて“卒業”を口にするほど追い込まれている。多くの若手メンバーは不安を抱いている」
との情報も伝え、岡田奈々さんに続いて向井地美音さんもAKB48を卒業する可能性があるといいます。
この報道を受けてネット上では、
- 総監督を辞任するだけでいいのに
- 針のむしろが辛いんだろ 卒業させてやれよ
- 自分も探られたくないのがあんじゃないの
- 泥舟からおりる口実
- 岸田内閣なみの辞任ドミノかよ
- 彼女もまた恋愛中なんだろうね 連続記録も逃したことだし解散すれば
- まあこうやって卒業することでメンバーの新陳代謝が起きるので悪いことではない
- 周年で卒業発表と総監督廃止か 来年度から新体制だな
- お友達擁護のために火にガソリン投げ込んだ罪は重い こんなのがAKBのトップに居座り続けるなんて危険すぎる
- AKBの内情をさらっとバカ正直に明かしちゃったんだからしょうがない。実態として恋愛自由で付き合いまくりで、昔あったルールとはギャップがあるって明かしちゃったんだから
- 気の毒に 本人は悪く無いのに ただただ優等生会を蔑ろにされて、かつ責任だけ押し付けられて 総監督つったって実権ある訳じゃなし、偉い大人とグループの板挟みの中間管理職…
などの声が上がっています。
岡田奈々さんと猪野広樹さんの熱愛スキャンダルと向井地美音さんのツイートがきっかけで、恋愛禁止ルールの是非を巡ってネット上などで改めて議論が白熱し、様々な意見が飛び交っていますが、アイドルはファンに夢を見させる職業であるため、偶像的な存在であり続けるためにはやはり恋愛自由といったことを明言しない方がいいですし、恋人がいたとしても絶対にバレないように徹底することが重要だと思いますね。
ちなみに、明石家さんまさんは10年前にラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)にて、ハロー!プロジェクトのメンバーたちに向けて、「もし彼氏がいて電撃交際とかなってしまうと、彼とファンが使ってくれたお金考えると、絶対ファンの方が多いからね。彼とイチャイチャしてたら、やっぱりファンとしてはたまらなく腹立つやろ」「『会いたい!』って東京から大阪まで飛んでくるような男、いないで。『会いたい!』言うて飛んでくるなんてよっぽどやからね。そこまでしてるファンを裏切ることになるのはね、やっぱりファンが怒って当然よ」「『できるだけ隠せ』って言うのは、やっぱり正しいねん。“ファンが彼氏”と思うのは当然やと思うわ。だから男作らずに」
などと語っていました。
こうした意見にAKB48のファン等からも賛同の声が上がっており、岡田奈々さんと向井地美音さんが揃って「AKB48グループに恋愛禁止のルールは無い」と明言したことにより、ファン離れが今後さらに加速する恐れもあります。
そして、今回の騒動に向井地美音さんが責任を感じ、実際に卒業となるのかどうかはまだ分かりませんが、向井地さんの発言によって騒動がより大きくなったのは事実ですし、最終的に岡田奈々さんが卒業を決断したこともあり、すぐに卒業はしなくてもまずは総監督を辞任といった展開はあるかもしれないですね。