元モーニング娘。の“よっすぃー”こと吉澤ひとみ容疑者(33)が6日午前7時頃に、酒気帯び運転で信号無視、ひき逃げ事故を起こしていたことが明らかとなり、各メディアがこの事件に関する情報を伝えています。
吉澤ひとみ容疑者は6日午前7時頃に、JR東中野駅前の都道(山手通り)で酒気帯び状態で乗用車を運転し、目の前の信号が赤だったにも関わらず、それを無視して交差点に進入し、横断歩道を渡ろうとした自転車に乗った20代女性をはねました。
この事故によって女性は顔にスリキズ、近くを歩いていた40代男性は顔面を打撲する軽傷を負っていたのですが、吉澤ひとみ容疑者は接触事故後も車を停車せず、そのまま現場を離れました。
吉澤ひとみ容疑者はひき逃げ事故発生から約15分後、自ら警察に連絡を入れて「自転車をひいたので現場に戻ります」と話し、警察からの事情聴取に容疑を認め、呼気検査では基準値を超えるアルコールが検出されています。
午前9時半頃に行われた現場検証にも立ち会い、警察に対しては現場から逃走した理由について「周囲に車が多く、停止できなかった」などと説明していたといいます。
<↓の画像は、6日夜に撮影の吉澤ひとみ容疑者の写真>
この信号無視によるひき逃げ事故現場を目撃したという中学生(14)によると、横断歩道の信号が青になって歩行者が歩き出したところ、吉澤ひとみ容疑者が運転する車が信号を無視し、スピードも緩めずにそのまま直進してきたそうで、現場にブレーキ痕が無かったことも明らかになっています。
これによって自転車に乗っていた女性は3、4メートルほど飛ばされ、荷物が道路に散乱するなどしていたものの、吉澤ひとみ容疑者が運転する車は現場から60m先の赤信号では停止しながらも、青に変わるとそのまま走り出したと説明しており、これが事実ならば明らかなひき逃げ事故です。
<↓の画像は、目撃者による証言>
このような事故を起こした吉澤ひとみ容疑者はがなぜあの時間に車を運転していたのかについてですが、6日午前9時半からマクドナルド練馬田柄店(東京・練馬区田柄)で開催のイベントに出演予定で、現場入り予定時間は7時だったとのことから、仕事へ向かう途中に事故を起こしたようです。
吉澤ひとみ容疑者がどこで飲酒していたのかは定かではありませんが、6日に行われた呼気検査では、「基準値の4倍近いアルコールが検出されていた」ことが明らかになっています。
<↓の画像が、事件報道>
吉澤ひとみ容疑者の呼気を調べたところ、「1リットル中のアルコール量が酒気帯び運転とされる0.15ミリグラムの4倍近い0.58ミリグラム検出された」と伝えており、通常0.55ミリグラムを超えると手足の動作がおぼつかなくなるとされる泥酔状態なのですが、どれほどの状態になるかは個人差があります。
警察は現在、吉澤ひとみ容疑者がどこで何時ぐらいに、どれほどの飲酒をしたのか調べているようです。
<↓の画像は、呼気検査アルコール量別の状態>
なお、飲酒運転は「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」に分けられており、吉澤ひとみ容疑者の場合は現時点で「酒気帯び運転」とされているのですが、それよりも罪が重くなる「酒酔い運転」というのは「アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態」を指します。
「酒気帯び運転」は呼気のアルコール量が0.25ミリグラム以上で違反点数が25点で、一発で運転免許取り消しとなり、刑事罰は「3年以下の懲役又は50万円以下の罰金」。
「酒酔い運転」は違反点数が35点、刑事罰は「5年以下の懲役又は100万円以下の罰金」とされています。
そして、今回の飲酒運転・ひき逃げ事故報道を受けてネット上では、
- タクシー使えよ
- こりゃ執行猶予つかんな 事務所も解雇
- まだまだ色々と出てきそう どこで誰と飲んでたのかな
- 酒気帯びだったら事務所パワーで執行猶予もあったろうけど、4倍は流石に実刑。交通刑務所でお勤めしてきてください
- 信号無視やらブレーキ踏まずに人をひいて15分運転してたとか、他に犠牲者出ててもおかしくなかったな
- 事務所解雇、芸能界引退。
- もう酩酊状態だったんじゃねえかな 事故って我に帰ったみたいなさ
- 0.25以上で免許取り消し確定だから、受け答えが出来てたかの判断で酒酔い運転だね。3年以下の懲役又は50万円以下の罰金以上は確定だ
などのコメントが寄せられています。
吉澤ひとみ容疑者は深夜まで酒を飲み、そこから起床して仕事場へと向かおうとしていたのか、朝起きてから飲酒したのかは定かではありませんが、呼気から検出されたアルコール量が異常で、このような状態にありながらも車を運転し、さらにはひき逃げ事故まで起こしてしまったので、事務所をクビという可能性もあるかもしれません。
なお、吉澤ひとみ容疑者が広報大使を務めていた埼玉県入間郡三芳町は7日に、吉澤容疑者を広報大使から外したことを発表し、その理由については「所属事務所と協議中だったが、本日、本人からの辞退の申し入れがあったため、本日付で解嘱(かいしょく)となった」と説明しています。
<↓の画像は、三芳町公式サイト上での広報大使の解嘱発表コメント写真>
また、NHKは吉澤ひとみさんが出演のスペシャルドラマ『越谷サイコー』(NHK総合 24日17時)の放送中止を発表し、中止理由については「番組の出演者が逮捕されたことを受け、NHKとして総合的に判断しました」と説明しています。
このドラマは今年2月に埼玉発地域ドラマとして制作され、吉澤ひとみさんはちょい役で出演していました。
<↓の画像は、『越谷サイコー』の主演・佐久間由衣さん等の写真>
(左から佐藤二朗さん、佐久間由衣さん、竹下景子さん)
<↓の画像は、『越谷サイコー』に出演した吉澤ひとみさん等の写真>
(右は元キングオブコメディ・今野浩喜さん)
そして、逮捕された吉澤ひとみ容疑者は今後どのような処分を受けるのか気になるところですが、元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリスト・小川泰平さんによれば、酒気帯び運転とひき逃げ行為によって、起訴されることは免れないとし、執行猶予3~4年の有罪判決が下される可能性があるとしています。
また、吉澤ひとみ容疑者が車に乗るまでの行動でも大きく変わってくるそうで、もしも数時間寝て酔いが覚めたと思って運転したのか、朝まで飲んで運転したのかの違いは大きいといい、もし後者だった場合には情状酌量の余地は無いとのことです。
タレント弁護士の菊地幸夫弁護士も7日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、「(酒気帯び運転・ひき逃げは)大きな非難が加えられる行為ですので、今回は罰金、つまりお金を払えばそれで済むということはないです。法廷に出て裁判官、検察官から厳しく糾弾されるというその場に立たないといけないと思います」と語り、もし被害者が軽傷で示談が成立すれば執行猶予付きの判決が下される可能性が高いとしています。
さらに、昨年9月にも交差点で車に接触する事故を起こしているため、これも考慮されるとしています。
このように吉澤ひとみ容疑者は、とんでもないことをやらかしてしまい、芸能活動継続の危機に瀕していると言っても過言ではないのですが、今回の事故でどのような刑事処分が下され、それを受けて事務所はどのような対応をしていくのか注目ですね。
ネット上の反応を見る限りでは、吉澤ひとみ容疑者のイメージは著しく下がってしまっているので、もし執行猶予判決が下されたとしても芸能界復帰はなかなか難しいかもしれません。