元『モーニング娘。』で歌手・タレントの加護亜依さん(36)が、人気YouTuber・ヒカルさん(本名=前田圭太 32歳)とYouTubeでコラボし、かつて所属していた事務所関係者等にだまされ、セクシー女優としてデビューさせられそうになっていたことなどを赤裸々告白し、ネット上では様々な声が上がっています。
加護亜依さんはYouTubeで、ヒカルさんと元『雨上がり決死隊』の宮迫博之さんとコラボし、お酒を飲みながらトークをする中で、モー娘。脱退後に「枕営業みたいなオファーはあった?」と問われると、「あったんですよ。本当にやばくて…セクシービデオだったんですけど、当時ソロでやってた時の事務所の社長さんに、だまされたっていうことが起きた。(事務所からは)角川映画だと説明された。台本も届いて『もうこれは出演するからね』と言われた。『少しセクシーなシーンがあるんだけど、他の人の体を使うから、加護は肌を露出することはない』と説明された。」
と明かしました。
<↓の画像が、過去のトラブルを語った加護亜依さんの写真>
この話に疑問を抱いた加護亜依さんは、ある大手芸能事務所の社長にこの件について話を聞いたところ、それは映画ではなくセクシービデオだと言われたそうです。
その作品の撮影はハワイで行われる予定だったものの、事務所を信用できなくなった加護亜依さんは仕事をドタキャンしたといいます。
すると、この問題がニュースになって大騒動に発展したと振り返り、「まるで私が悪いと…(当時は)自分から発信することができなかった。そういうことが起きた後には、事務所に本名でもある『加護亜依』の名前を商標登録されてたっていう…。もうそんなことがいっぱいあったんですよ。無知過ぎて(利用されていた)。今だと、こういうことってものすごくセンシティブですけど、前って何でもありというか、緩かったじゃないですか」
と語りました。
続けて、「(セクシー作品への出演について)普通に言えばいいのにと思って。出演しませんか?みたいな。当時の私は多分、(直接オファーを受けていたら)普通にやってみるかな、みたいな。今は無いですけど、当時はすごい興味があったんです。業界で働いている友達もいたし、それが別に悪いものでもないという」
と語っていました。
こうした過去のぶっちゃけトークに対してネット上では、
- 角川映画の撮影と言ってセクシービデオの撮影をさせるって、所属事務所がそこまでヤバい事するの!?(笑)その事務所ってどこだよ。
- 業界の格好のターゲットになってましたからね。芸能人だけを脱がせるメーカーとか有りますから。
- まだ油断は出来ないよ、暴露やぶっちゃけネタも底をついた時にオファーが来るよ。もしかしたらもう来てるかもね。
契約金だけで数千万円から億もあり得る。その金を目の前に積まれたら結構揺れると思うよ。 - 昔の女優さんは映画で良く脱いでいましたが、騙されたケースもあっただろうね。全部スタッフとかセッティングされていたら、断れる訳がない。
- AKBからセクシー女優に転向した、いやさせられた人達を見ているとより巧妙に罠にはめられたような印象がある。
この人はかなり危ない目に遭いそうになりながらも、毎回スレスレのところで助かっているから運のいい人なんだと思う。
残念なのはもう少しクレバーだったら大スターになれたろうに。 - 加護ちゃん好きだったのに、口を開ければ下ネタ系のネタばかりでなんだかなぁ
- 過去をネタにするしか売りがないなら、もう終わっている。世間一般では、まだこれからチャンスも掴める年齢、気持ちの切り替えてをして欲しい
- 加護亜依の危機一髪って基本的に自業自得感が強い。て言うか、いつまで過去のぶっちゃけ話とかやる気なんだろ?
などの声が上がっています。
加護亜依さんが今回披露した話は、どこまでが真実なのかは定かではないものの、セクシーな作品への出演話が進んでいたのは事実で、加護さんが自殺未遂騒動を起こした2011年に、当時所属していた事務所の社長とこれらの件を巡って泥沼の争いを繰り広げていました。
加護亜依さんは2007年に、2度にわたる未成年喫煙問題と男性スキャンダルによって、デビュー以来所属していた『アップフロントエージェンシー(現・アップフロントプロモーション)』をクビになり、その1年後に『メインストリーム』という事務所に所属して芸能活動を再開させました。
翌年には俳優との不倫スキャンダルが報じられ、俳優の元妻から慰謝料請求訴訟を起こされるという騒動を経て、2011年には事務所移籍を巡ってトラブルになっていることが判明したほか、当時交際中だった飲食店経営者の元夫・A氏が、暴力団関係者と共に恐喝未遂事件を起こして逮捕、一方の加護亜依さんは、精神安定剤とみられる薬物を大量摂取するなどの自殺未遂を図って入院しました。
<↓の画像は、加護亜依さんが自殺未遂を図った際の報道写真>
加護亜依さんが自殺未遂を図った理由は、事務所からの独立を巡るトラブルが背景にあり、当時『スポーツニッポン』の取材に応じた関係者は、「パチンコ店の営業ばかりやらされた上、セクシー映画に出されそうになり辛かった」などと加護さんが話していると証言しました。
問題の映画については、大手映画会社の配給で話が進んでいると事務所社長が加護亜依さんに話し、そして「(カラミのシーンは)吹き替えでやるから心配するな」などと説明していたとしていました。
この件について事務所社長は「オファーはあったが断った」などと取材に答えていました。
後に事務所側は加護亜依さんを相手取り、1億5,000万円の損害賠償を求める構えを見せ、事務所社長はスポーツ紙に対して、「最後の仕事をドタキャンして事務所を飛び出し、連絡が取れなくなってから約1年が経つ。親心で復帰を待っていたが、もう限界。年内には訴え、法廷で直接、本人の話を聞きたい」
などと怒りをあらわにしていましたが、結局裁判に発展することなく一連の騒動は収束しました。
そして、別の事務所に所属して芸能活動を再開した加護亜依さんは、それ以降様々なテレビ番組で当時のことをネタにしており、過去にセクシー女優デビューのオファーを受けた際に提示されたギャラは「1,600万円」だったと明かしたり、その前には一般人の母親にも写真集のオファーが来ていたことなどをぶっちゃけていました。
昨年11月配信の『愛のハイエナ』(ABEMA)に出演した際には、もし今後またオファーが来たらどうするか問われると、「それもそれで作品なのでやるんだったら、No.1になろうみたいな」などと返していました。
こうしたぶっちゃけトークが話題にはなるものの、イメージは悪化する一方で、加護亜依さんは昨年8月にも週刊誌『フラッシュ』によって、暴力団幹部らと一緒に韓国旅行していた疑いを報じられ、元夫に続いて反社会的勢力との繋がりが疑惑が浮上して好感度が再び落ちていることから、過去の騒動ついて語るのは控え、前向きな活動で注目を集められるよう頑張ってほしいものです。