3年前に『太田プロダクション』から独立、離婚もしてシングルマザーとなって以降も複数のドラマや映画に出演し、女優として活躍を続けている元『AKB48』の前田敦子さん(32)が、中国進出を計画していることが週刊誌『週刊文春』の報道で明らかになりました。
週刊文春によると、前田敦子さんはAKB48時代から13年にわたり所属の太田プロから独立し、俳優・勝地涼さん(37)と離婚して以降、何でもやるという姿勢を見せているといい、そうした中で中国への進出計画が浮上したそうです。
中国進出の理由、経緯について前田敦子さんの知人は、「中国の『乗風』というバラエティ番組からオファーを受けていたのです。番組は芸能界で一度頂点を極めたものの、キャリアが停滞している30歳以上の女性タレントが集められて、さまざまな課題で競わされる。最後にセンターが選ばれるまでのリアリティーショーです」
と説明しています。
続けて、「過去の出演者には、元少女時代のジェシカといった韓国アイドルや台湾からも有名タレントが参加しています。番組の予算も日本とはケタ違いで、1人当たり総額数千万円のギャラが出るそうです」
と明かしています。
『乗風（チェンフォン）』は、中国の大手動画配信サービス『Mango TV』で2020年からスタートした音楽バラエティ番組で、昨年の『乗風2023』に日本から参加した男女2人組ユニット『GARNiDELiA（ガルニデリア）』のボーカル・MARiAさん（メイリア 32歳）は、中国や海外から集まった芸能人33人の中で、一時はトップとなる7,900万票を獲得し、最終順位は3位となっていました。
そんな番組から前田敦子さんも出演オファーを受けたとの情報を週刊文春はキャッチし、前田さん側に事実確認をしたところ本人から、「以前より中国が好きで、そんな中、中国からいくつかのお仕事のオファーがあり、『乗風』という番組はそのうちの一つでした」「今後中国に短期滞在等も考えております」
との回答が寄せられたそうです。
これに対してネット上では、
- 日本では正直あんまり需要もないしアリだと思う
- まあギャラだよな
- 前田敦子みたいな顔って中国人好みかも
- もう帰ってこれなさそうだな
- 今更チュウゴクに擦り寄るとかどんだけ時勢読めねーんだよ
- 中国はもう経済的に下がり目だし、何もそんなとこで恥さらすバラエティ出なくよいと思う。せっかく女優業も順調なんだし。
- 中国といえば小島瑠璃子ってどうなったんだろう
- まぁ良いんじゃね？ 日本で需要が無くなり中国で飛躍出来るのならそれに越した事はない。
リスクを理解しているのかは少し疑問だが…1度しか無い人生信じた通りに突き抜けて下さい。 - 子供連れて行くのかね？いろんな意味でリスク高いと思うけど……行くなら子供預けて1人で行くのが良いと思う
などの声が上がっています。
前田敦子さんが『乗風』に参加するとの噂は2月ごろから中国系メディアが伝えていて、中国出身のジャーナリスト・タレントの周来友さん(60)によると、AKB48はかつて中国でも人気があり、現在中国で起きているアイドルブームの先駆け的存在といい、現在も中国にはAKB48の初期メンバーファンは多くいるため、前田さんが番組に参加するかもしれないとの情報は大きな注目を集めていたとのことです。
しかし、数日前に複数の現地メディア等が報じた情報によれば、シーズン5の番組収録は6日に行われる予定で、参加者たちに関する情報が続々と出てくる中で、前田敦子さんは番組への出演を予定していたものの急遽“降板”したなどと報じられていました。
ちなみに、ネットに流出していた番組参加者リストの中には前田敦子さんと同い年で、『KARA』のメンバーである韓国系アメリカ人のチョン・ニコルさん(32)の名前もあり、その後番組への参加が明らかになっています。
＜↓の画像が、『乗風2024』参加のKARA・ニコルさんの写真＞
『乗風2024』の出演者は33人中29人が中国・台湾のタレントで、韓国からニコルさんが参加し、その他にタイ、ベトナム、アメリカの歌手が参加しています。
中国メディアによると、前田敦子さんが番組に参加するとの情報が流出して以降、過去に週刊誌『週刊文春』にスクープされた様々なスキャンダル、AKB48時代の靖国神社でのパフォーマンス、防衛省・自衛隊の広報誌『MAMOR（マモル）』の表紙を飾っていたこと等を問題視する声がネット上で噴出し、こうした“黒歴史”を持つ人物を番組に出演させるのは不適切といった声を受けて出演が急遽取り止めになり、別のタレントが参加する形になったとされています。
前田敦子さんはAKB48での活動によって、中国でもそこそこの人気と知名度があるというものの、過去の様々な言動により反発の声も多いようなので中国への本格進出はなかなか難しそうですが、今後新たにどのような挑戦をしていくのか、引き続き動向を見守っていきたいです。