NMB48とAKB48を兼任していた人気メンバーだったものの、9日に行われた卒業公演をもって活動を終了させた“みるきー”こと渡辺美優紀さん(22)が21日、東京都内で行われた自身初のスタイルブック『MILKY』の発売イベントに出席し、芸能界引退の可能性を示唆しました。
報道陣の取材に応じた渡辺さんは、「事務所とかも、今はまったく考えてないです。」「家族が大阪にいるので(生活の拠点を)東京とどちらにするか相談中です。(芸能活動を)続けるかは流れに任せて、真っ当に生きます」と、現在芸能事務所に所属しておらずフリーの状態であることを強調。
芸能界引退の可能性については、「選択肢の一つとしてあります。(報道陣の)みなさんに会えるのは今日が最後になるかも…」と意味深なコメント。
<21日にイベントに登場した渡辺美優紀さんの写真>
また、今後の芸能活動についても「今は自分に自信のあるものがないので、あんまり考えられていないです。自分が楽しいと思えるような、自分に自信が付けられれば何かしらやってみたいなとは思うんですけど」といい、仕事のオファーについても「私にしないほうがいいですよ。今は全然何もできないので」と答えています。
さらに、アイドル業についても「今までのことは楽しかった思い出としてリセットして、またゼロからスタートしたい」といい、今後については「ファッションとかメークは好きなので違った発信とかは、プライベートで続けたいとは思いますけど……」と、漠然と語っていました。
なお、グループ卒業によって解禁となった恋愛については、「恋愛するために卒業するってわけでもないので。基本、そんなに意気込んでもいないです。流れに任せてというか(笑)」「男性は包容力のある人がいいですね。優しくて包容力がある人! 人生何が起きるか分からないので、そんな人に出会えたら(30歳で結婚したいが、その前でも)全然(結婚するのは)あると思います。ただ、今は一人の時間を大切にしたいという思いが強いので」と語っていました。
渡辺さんはかつて、NMB48内でも1、2位を争うほどの人気を誇っていた人気メンバーで、2012年に行われた『AKB48選抜総選挙』では19位、2013年は15位、2014年は18位、2015年は12位にランクイン。
2014年に行われた『AKB48グループじゃんけん大会』では見事優勝を果たし、同12月にはソロデビューも果たしました。
そんな渡辺さんが今回行われたイベントで芸能界引退を示唆していたのですが、これに対してネット上では、
- そんな気がしていました。さようなら、お元気で。
- NMBという看板が外れたら、全く需要がないし潔く引退が良いでしょ
- いつまでもずるずる芸能界に残るより、若い時の思い出と割り切って引退した方が幸せになれるかもね
- 結婚でもするんじゃないの?そうじゃなくても引退した方が賢いよ
- その方がいいと思います。どうせ売れやしないから
- それが賢明だろう。どう見ても芸能界で成功するようには思えない。ルックスも才能も、普通の人。
など、ファン以外からは渡辺さんの芸能界引退を惜しむ声は皆無で、賢い選択だという声などが多く上がっています。
渡辺さんよりは人気はなかったものの、NMB48とSKE48を一時兼任するなどして活躍していた元メンバーの山田菜々さん(24)は、2015年4月にグループを卒業してタレントに転身し、バラエティ番組に出演したり、セクシーな写真集を出すなどしているのですが、案の定グループを卒業後は仕事が激減。
<↓の画像は、山田菜々さんの写真>
11日に、2冊目の写真集の発売記念イベントを行ったものの、握手会がスタートした時点でファンは20人にも満たないガラガラ状態だったそうです。
渡辺さんは山田さんよりも人気があり、知名度も高いことから、卒業後1年ぐらいは多くの仕事のオファーがあるかもしれませんが、NMB、AKB48というブランドを失ったことでファン離れは避けられず、これといった武器も無いことから、芸能界を引退するという決断は賢明かもしれないですね。