元AKB48の篠田麻里子さん(29)のCM契約を巡るトラブルで現金56万円を脅し取ったとして、芸能事務所「ぱれっと」の社長・吉本暁弘容疑者(60)が恐喝容疑で逮捕されたことが9日に明らかとなりました。
報道によると、昨年8~11月に元同僚の男性(46)が、吉本容疑者に篠田さんを起用したテレビCMを作ろうと持ちかけてきたものの、この男性が交渉に失敗したことから「契約に使った金を弁償しろ」などと因縁をつけ、現金56万円を脅し取った疑いが持たれています。
吉本容疑者は都内の電話会社に篠田さんをCMに起用するよう依頼し、関係者に交渉料名目で金銭を支払っていたとみられており、警視庁駒込署は詳しい経緯を調べているそうです。
(↓の画像は、恐喝容疑で逮捕された吉本暁弘容疑者の写真)
このような事件で逮捕された吉本容疑者は、かつてジャニーズ事務所に所属し、1970年代に活動していたグループ「ジューク・ボックス」の元メンバーで、その後俳優活動をしていたものの鳴かず飛ばずで、その後大手芸能事務所「ライジングプロダクション」の創業者・平哲夫さんの側近となり、その後芸能事務所の社長となったようです。
ニュースサイト『サイゾーウーマン』や『日刊ゲンダイ』が報じているところによると、所属タレントのコマ不足によって経営不振が続き、最近は他事務所に所属するタレントのキャスティングやマネジメントを行っていたそうで、少し前には俳優の萩原健一さんのマネジメントも行っていたとのことですが、同事務所は「ライジングプロダクション」の系列事務所で、事務所をまたいでタレントのキャスティングなどの仕事を請け負うのは業界ではよくある話のようです。
そして、このような事件で篠田さんの名前が大々的に報じられ、大きな話題になりましたが、篠田さんが所属する芸能事務所「サムデイ」は、女優の藤原紀香さん、加藤あいさん、俳優の細川茂樹さんらが所属しており、大手芸能事務所「バーニングプロダクション」の系列会社として知られています。
AKB48の支配力は紙媒体に対して絶大であり、卒業生だったとしても圧力をかけて報道を握りつぶすことは日常茶飯事で、さらに篠田さんのバックにはバーニングも付いているため、メディアにストップをかければ名前は出されることもなかったものの、今回こうして出されてしまったということはバーニングから見限られているからとのこと。
現在バーニングの幹部は卒業生の篠田さんではなく、AKB48の“ぱるる”こと島崎遥香さんやNMB48の山本彩さん等、若手メンバーに興味が移ってしまっているそうなのですが、その原因はやはり、デザイナー業が廃業同然であることや、女優業も鳴かず飛ばずなことにあるのかもしれません。
(↓の画像左が島崎遥香さん、右が山本彩さん)
この話の真偽のほどは分からないものの、篠田さんが直接的に関わっていた事件ではないにもかかわらず、名前を出して大々的に報じられてしまったということは、AKB48を運営しているAKSや事務所は篠田さんに見切りを付けているのかもしれませんね。
ちなみに、先日『サイゾーウーマン』が報じていた記事によると、篠田さんは2012年に行われたAKB48選抜総選挙で後輩たちに向かい、「潰すつもりで来てください」「心強い後輩が出てきたならば、私は笑顔で卒業したいと思っています」とスピーチしていたものの、翌2013年の同選挙で突然の卒業宣言をして話題になりましたが、あっさりと卒業となったのはクビだったからだといいます。
(↓の画像は、2013年の選抜総選挙で卒業を発表した篠田麻里子さん)
グループの中心メンバーで、AKSから猛プッシュされていた篠田さんがクビにされた原因は、運営サイドの上層部や総合プロデューサーの秋元康さん、AKSの元社長・窪田康志さん等、トップ陣営と連絡を取り合ったり、食事に行くほどの仲だったものの、そこで聞いた機密事項を他のメンバーやスタッフに言いふらしたことだそうで、それが問題視されて注意を受けたものの改善することがなかったため、所属事務所のサムデイ、直属のバーニングと調整を行った結果、強制的に卒業となったとのこと。
こうしたことも影響し、今回の事件で名前を出されることになったり、今年6月にBSで放送された番組で彼氏がいると暴露したものの、メディアにほとんど取り上げられず全く話題にならなかったのかもしれないですね。
篠田さんは自身がプロデュースを務めていたファッションブランド「ricori」が閉店となり、ファッション関係の仕事が絶望的で、女優としても評価されずかなり厳しい状況にあり、それに加えて事務所からも見放されてしまっているとすると、早くに結婚をして芸能界を引退してしまった方がいいかもしれません。