芸能事務所『ぱれっと』の吉本暁弘社長(60)が、元AKB48の篠田麻里子さん(29)のテレビCM起用を巡って元同僚の男性とトラブルとなり、言いがかりをつけて現金約56万円を脅し取ったとして、恐喝容疑で逮捕されるという事件が9月に発生しましたが、この事件が現在、第2ラウンドを迎えようとしているとニュースサイト『デイリーニュースオンライン』が報じています。
吉本社長はかつてジャニーズ事務所に所属しており、1970年代に活動していたグループ『ジューク・ボックス』の元メンバーで、その後俳優として活動をしていたものの鳴かず飛ばずで、芸能界引退後は音楽機材のレンタルを行う会社を経営し、その後に大手芸能事務所・ライジングプロダクションとの関係を深め、大手芸能事務所・バーニングプロダクション系の芸能事務所・ヒューマンカンパニー(現・ぱれっと)を設立。
<↓の画像が、吉本暁弘社長の写真>
同事務所は国仲涼子さんや満島ひかりさん等のマネジメントを行っていましたが、国仲さん等はすでに他事務所に移籍してしまっており、近頃では経営不振も囁かれ、他の芸能事務所に所属するタレントのCMキャスティングなど、マネジメント以外の事業も行っていたといいます。
芸能プロ関係者によると、篠田さんのCMの話はかなり進んでいたそうで、篠田さんが所属するサムデイの関係者は突然話が流れてしまったことに驚いており、篠田さんの起用にはバーニングプロダクションも協力していたため、かなり大きな話になりつつあったそうです。
また、吉本社長が逮捕された際の報道では、篠田さんの名前もしっかりと出てしまっており、関係者は驚愕したとのこと。
吉本社長は逮捕後、警察の取り調べに対し一貫して関与を否定したそうで、現在は自身の潔白をはらすべく、騒動の一部始終を各メディアに持ち込んでいるといいます。
週刊誌記者によると、恐喝に関する証拠や根拠が見当たらなかったことから送検後10日で吉本社長は釈放されており、現在は元同僚の男性と不当逮捕のきっかけとなった担当刑事を告発できないかとメディア関係者に相談しているそうで、恐喝されたと訴えていた被害者の元同僚男性は、篠田さんの事務所に支払う必要があるキャンセル料を踏み倒し、行方もくらましてしまったといいます。
恐喝容疑で不当逮捕された挙句、元同僚男性にキャンセル料を踏み倒され、吉本社長はとんだ災難でしたが、今回のトラブルで一番の被害者は名前を報道されてしまった篠田さんで、篠田さんはAKB48卒業後に自身がプロデュースしていたファッションブランド『ricori』が閉店、それによってファッション関連の仕事が激減。
また今年6月に『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』(BS日テレ)にて、彼氏が出来たことを告白したものの全く話題にならず、最近話題になったのは10月に、電気自転車に乗っていたところ坂道で転倒し流血、捻挫したというニュースぐらいで、女優、タレントとしての活動も中途半端でかなり厳しい状況にあります。
篠田さんは来年4月公開予定の実写映画『テラフォーマーズ』に出演しており、これでもし注目を集められれば仕事が増え、再ブレークの可能性もあるかもしれないのですが、果たしてどうなるでしょうかね…。