今年1月にAKB48を卒業し、4月末をもって芸能事務所『Mama＆Son』を退所した本田仁美さん（ほんだ・ひとみ 22歳）が、韓国での活動に再挑戦するとの情報を『東京スポーツ』（東スポ）が伝えています。
本田仁美さんは2014年に、栃木県代表としてAKB48・チーム8のオーディションに合格し、2018年に日韓合同オーディション番組『PRODUCE 48』に参加、最終順位は9位で12人組の期間限定K-POPグループ『IZ*ONE（アイズワン）』のメンバーに選出され、2021年4月まで活動していました。
その後は再びAKB48でアイドル活動を再開し、グループの中心メンバーとして活躍、2022年7月に小嶋陽菜さん、峯岸みなみさん、高橋みなみさん、向井地美音さん等が所属する『Mama＆Son』に移籍しました。
それ以降はソロ活動がより活発になり、バラエティ番組『ラヴィット！』や『オオカミ少年 年の差ヒットバトル ハマダ歌謡祭』（共にTBS系）に準レギュラー出演したり、同10月放送の連続ドラマ『北欧こじらせ日記』（テレビ東京系）で初主演するなど活動の幅を広げ、昨年8月にAKB48からの卒業を発表、今年1月をもってグループを卒業しました。
そして、1日に『Mama＆Son』の公式サイトで4月末をもって退所したことが発表され、退所の理由については、「新たなる道で活動していきたいという本田仁美の意思を尊重し契約終了という形になりました。」
と報告していました。
このタイミングで事務所を辞めた裏側について東スポは、K-POP界への再挑戦があるとし、「本田は女優の面白さを感じながらも『若い今は歌ったり踊ったりしたい。世界に向けて発信する夢をかなえたい』と訴えた。困難の道を覚悟で、K-POP界への挑戦を選んだと言われています」
と事情を知る関係者が語っています。
1月発売のフォトブック『明日の向こう側』は韓国で撮影が行われ、本人の希望でロングインタビューも日本語と韓国語で併記されるなど、韓国ファンを意識した内容になっていたといい、「取材によれば、そう遠くない未来に、本田は渡韓もしくは日本に拠点を持つ韓国系事務所への所属が発表される見込み」
としています。
そんな本田仁美さんが目標にしているのは、IZ*ONEの元メンバーで、現在は5人組K-POPグループ『LE SSERAFIM（ル・セラフィム）』で活動中の宮脇咲良さん（みやわき・さくら 26歳）とし、「プロ意識の高さで知られる本田ですが、それはIZ＊ONE時代で活動をともにした宮脇の姿に衝撃を受けたからで、憧れの存在。IZ＊ONEの活動が終了したときも『韓国に残って活動していきたい』という意志を持っていた」
と前出の関係者が明かしています。
＜↓の画像は、宮脇咲良さんと本田仁美さんの写真＞
東スポはこのように報じているものの、実際のところどうなのかは定かではありませんが、2年前の時点で週刊誌『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』は、本田仁美さんが韓国での活動を希望し、AKB48の運営に「卒業したい」と直訴していたと報じ、「今後は日本ではなく韓国で芸能活動をしていきたい」という気持ちが強いとしていました。
また、本田仁美さんが韓国での活動を希望する背景には、宮脇咲良さんの存在があるとしていたのですが、本田さんはIZ*ONE時代も宮脇さんほどの人気はなく、歌・ダンスに関してもそれほど高い評価を受けていたわけでもないことから、ネット上では韓国への再進出に対して厳しい声が少なくありません。
そのため、このまま日本で活動していた方が…との声もありますが、本田仁美さんが1月に出した1stフォトブックは、発売初週の推定売上部数が2,000部で、オリコンの週間ランキングで初登場9位という厳しい結果になっていたので、日本で活動を続けるのではなく韓国へ渡り、自分が今本当にやりたいことに挑戦するのはありだと感じますし、悔いが残らないように精一杯頑張ってほしいと思います。