昨年10月期放送の大ヒットドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の後枠番組として、今年1月からスタートした三浦友和さん主演の『就活家族~きっと、うまくいく~』(テレビ朝日系 木曜21時)が微妙な視聴率を記録しています。
初回平均視聴率は11.0%と2ケタの数字を記録したものの、第2話は9.4%、第3話は9.5%、第4話は9.6%と1ケタ台で推移しています。
このドラマは、三浦さん演じる大手企業の人事部長・富川洋輔が主人公で、私立中学の国語教師で妻の水希役を黒木瞳さん、宝飾メーカーに勤める栞役を元AKB48の前田敦子さん、三流大学の学生で就職活動中の長男・光を工藤阿須加さんが演じています。
<テレビ朝日ドラマ『就活家族~きっと、うまくいく~』出演の4人>
ドラマには当初、昨年12月に芸能界引退を電撃発表した成宮寛貴さんがキャスティングされていたことから、キャスティングを急遽変更するというドタバタがあり話題にはなったものの、視聴率は伸び悩んでいるのですが、ネット上では前田さんの演技に対して批判の声が相次いでいます。
そんな前田さんについてニュースサイト『サイゾーウーマン』は、ドラマでの演技以上に「現場での勘違いぶり」が問題視されていると報じています。
前田さんは2012年8月にAKB48を卒業し、女優としての活動を本格的にスタートさせ、『幽かな彼女』(フジテレビ系)、『あさきゆめみし 〜八百屋お七異聞』(NHK)、『ど根性ガエル』(日本テレビ系)、『毒島ゆり子のせきらら日記』(TBS系)といったドラマのほか、映画『クロユリ団地』、『もらとりあむタマ子』、『さよなら歌舞伎町』、『イニシエーション・ラブ』、『モヒカン故郷に帰る』など、数多くの作品に出演しています。
また、舞台にも出演するなどし、AKB48在籍時代から比べると演技は上手くなってきてはいるのですが、現在でも演技に対して厳しい評価をされており、卒業からすでに4年が経つものの、女優としては微妙なポジションにいるのですが、以前撮影に関わったことのあるスタッフからは、「彼女は何をやっても“前田敦子”にしかならない」という声が上がっているといいます。
スポーツ紙の記者はその原因について、「制作側が『これなら前田でも演じられる』といった役を作って、彼女に与えているだけなので、前田には“役作りをする”という意識がなく、いつまでたっても成長しないのでしょう」と語っています。
また、前田さんは周囲の意見に耳を傾ける気がない様子で、1月23日放送のバラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!! 3時間SP』(テレビ朝日系)に出演した際、ファッションデザイナーでタレントのドン小西さんから、「演技を知らない人に『そんな演技ダメじゃん』『センスゼロだね』って言われたら、ムカつきますよね?」と話を振られた時に、前田さんは「嫌ですよね~。自分が胸張ってる仕事ですからね、そこには言われたくないですよね~」というコメントをしていたとしています。
実際に、前田さんの勘違いぶりは現場で問題視されているそうで、制作会社スタッフは、「あるスタジオ内で立ち話をしていたスタッフが、気付かずに通路をふさいでしまっていたことがありました。そこへやって来た前田は、一声かければ済む話なのに、ものすごく嫌そうな顔で『どけよ』とばかりにスタッフを睨み付けたんだとか。すぐにスタッフが気付いて謝り、通路を空けたものの、前田は一言も発しないまま奥の部屋に入って行ったそうです。」というエピソードを明かしています。
また、1月16日放送の特番『中居正広VS芸能人50人!世代別クイズバトル ジェネレーションチャンプ』(テレビ朝日系)に出演した際、番組で行われた「2016年カラオケ世代別人気曲ランキング」という企画で、AKB48の『365日の紙飛行機』が正解だったものの、これを答えることができず「ど忘れしちゃいました」と笑いながらごまかすシーンがありました。
この時のことについて『日刊サイゾー』は、前田さんは番組収録後も周囲に「卒業したの、だいぶ前だし!」と不満を漏らしていたとし、芸能事務所関係者は「本人はAKBと完全に決別したいようですが、実際、“女優”としての評価は、大島優子や川栄李奈さんのほうが上。」と指摘しています。
前田さんが実際に、現場で大物女優ぶった勘違い行動を取っているのかどうか定かではありませんが、前田さんは昨年4月に『スポーツ報知』の取材を受けた際に、「将来の夢は、ずっと映画に出続けて『前田敦子映画祭』のように名前が残る女優になることです」と語っており、これに対しても「勘違い」だと、ネット上では多くの批判が寄せられていました。
こうした話はいくつもあり、以前から前田さんの態度に対しては批判的な声が多く寄せられていたのですが、AKB48時代にはトップに立ち、周囲からはチヤホヤされてきた事から、自身の勘違いぶりに気付けていないのかもしれないですね。
現場での評判が悪いとすると、今後の仕事に悪影響を及ぼす可能性大なため、今後も芸能界で活動していきたいと考えているならば、早く自身の勘違いぶりに気付き態度を改めてほしいものです。