前田敦子、新井浩文出演のTBS深夜ドラマ『毒島(ぶすじま)ゆり子のせきらら日記』第1話のあらすじと感想は?

元AKB48で女優・歌手の前田敦子さん(24)が主演を務め、大胆なセクシーシーンに挑戦しているということで注目を集めていた深夜ドラマ『毒島(ぶすじま)ゆり子のせきらら日記』(TBS系 木曜0時10分～同40分)が21日(20日深夜)よりスタートし、初回の平均視聴率(関東地区)が2.1％だったことが明らかとなりました。

また、占拠率(各局の視聴率の合計を100として、そのうち特定の局が占める割合)に関しても発表されており、8.8％と残念な結果になっていたことが明らかとなっています。

このドラマで前田さんは、あけぼの新聞文化芸能部から政治部に異動となり、大物政治家の番記者としてがむしゃらに働いている主人公・毒島ゆり子を演じ、ゆり子は超恋愛体質のあまりプライベートでは常に恋人がいないと耐えられず、さらに「彼氏を必ず二人つくる」という恋愛ルールを定め、二股がやめられないという恋愛に対して奔放な役柄。

そんなゆり子が、既婚者の男性と出会い恋をしてしまい、壮絶な最後を迎えるドロドロの恋愛劇を描いた内容で、“深夜の昼ドラ”をテーマにしているといいます。

前田さんが演じるゆり子と恋に落ちる既婚者の記者・小津翔太役を新井浩文さん、二股を容認するゆり子の恋人・幅美登里役をロックバンド『黒猫チェルシー』のボーカル・渡辺大知さん、ゆり子が番記者を務める政治家・黒田田助役を片岡鶴太郎さん、黒田の側近・上神田役を山崎銀之丞さんが演じています。

第1話では、ある朝に彼氏から別れを告げられたゆり子は、突然の話に落ち込んでしまうものの、すぐに別の彼氏である幅美登里(渡辺さん)に連絡を取り、会うなり激しいキスをするラブシーンに。

そんなゆり子は念願だった政治部への異動が告げられ、しかも、与党・誠心党の幹事長・黒田田助（片岡さん）の番記者に異例の大抜擢。

政治部記者としての初日、スクープを連発し政治家たちからも一目置かれる存在のライバル社「共和新聞」の敏腕記者・小津翔太(新井さん)と出会い、ゆり子は恋愛において「二股、三股を掛ける時は必ず相手に伝える。そして不倫はしない。」というルールを課しているのですが、次第に小津に惹かれていってしまい…という展開となっていました。

そして、初回の内容に対してファンからは、「あっちゃん大胆！最高」「不倫展開くる！ドロドロだ…でももっと見たい」「あっちゃんセクシー」「エロすぎ」などといったコメントが寄せられていたのですが、その一方では「男性陣はカッコよかったけど、やっぱりあっちゃんは演技ヘタだなぁ」といった厳しい声も。

前田さんが主演の『毒島ゆり子のせきらら日記』が放送されているTBS系の『水ドラ!!』枠は、昨年10月に新設された枠となっており、1発目に放送されたのはオダギリジョーさんが主演の『おかしの家』、今年1月期に放送されたのはムロツヨシさん主演の『悪党たちは千里を走る』。

『おかしの家』の初回平均視聴率は2.8％、『悪党たちは千里を走る』は2.3％を獲得し、『毒島ゆり子のせきらら日記』の初回は2.1％とわずか0.2％であるものの、ワースト記録を更新しています。

深夜ドラマということもあり、大胆なセクシーシーンに挑戦した前田さんは、クランクイン前に「初めて台本を読んだ時『ドラマでここまで描いちゃっていいのかな？』と思った反面、『ここまでやっていいんだ。おもしろいな！』と感じました。ゆり子は自分とはまったく違うキャラクターですし、開き直って“せきらら”なゆり子の恋愛や働きぶりを演じて、この役を楽しめたらいいなと思ってます」と意気込みを語っていたのですが、前田さんはR15指定の映画『さよなら歌舞伎町』でヒロインを務めていたほか、映画『イニシエーション・ラブ』で松田翔太さんとの濃厚なカラミに挑戦。

さらに『毒島ゆり子のせきらら日記』でもセクシーシーンに挑戦していることから、一部メディアでは「エロの大安売り」と揶揄され、セリフに感情がこもっておらず棒読みで、セクシーシーンに挑戦することでしか話題を作れない前田さんに対して厳しい声が上がっています。

これまでに様々なドラマや映画、舞台に出演し、プライベートでは映画や舞台を見て演技の勉強をしているとのことから、AKB48在籍時、卒業したばかりの頃と比べると演技力は多少なりとも上がっているようで、演技を評価する声も上がってはきているのですが、前田さんと同級生の波瑠さん、夏帆さん、真野恵里菜さん等と比べるとまだまだなので、高い数字を望む声は出来ないでしょうね…。