今年4月にAKB48を卒業し、ソロ活動を本格的にスタートさせた“たかみな”こと高橋みなみさん(25)が10月12日に、ソロ初アルバム『愛してもいいですか?』をリリースします。
15日にはジャケット写真が公開され、プロデューサーの秋元康さんの「高橋みなみとつながりのあるアーティスト、本人の才能をより引き出していただけるアーティストに楽曲を提供していただく」というコンセプトのもと集まった収録楽曲(全12曲 ボーナストラック含む)も正式発表されました。
このアルバムには人気アーティストが高橋さんに楽曲提供をしており、槇原敬之さん、玉置浩二さん、カーリー・レイ・ジェプセンさん、『PRINCESS PRINCESS』の元ボーカルでシンガーソングライターの岸谷香さん、『THE ALFEE』のギタリスト・高見沢俊彦さん、『OKAMOTO’S』のボーカル・オカモトショウさん、ギタリスト・オカモトコウキさん、『THE BLUE HEARTS』、『ザ・クロマニヨンズ』などのギタリスト・真島昌利さん、“ヒャダイン”こと前山田健一さん、『HY』のドラマー・名嘉俊さんなど、豪華アーティストが手がけた楽曲を高橋さんが歌唱しています。
<1stソロアルバム『愛してもいいですか?』通常盤ジャケット>
また、このアルバムに収録されている楽曲の中には、スマホ向けゲームのテレビCM、高橋さんがMCを務めているミニ番組『いじめをノックアウト』(NHK Eテレ)のキャンペーンソングといったタイアップも付くなど、1stアルバムということもあってかなり気合が入っています。
しかし、このアムバムに対して世間からは、「このアルバムは一体誰が買うんだ?」「人気アーティストの曲がもったいないわ」などと厳しい声が上がっています。
高橋さんはAKB48時代には、歌が上手いとメンバーやファンから評価されていた1人で、2013年8月に公開されたアメリカの3Dコメディ映画『スマーフ2 アイドル救出大作戦!』の日本語版で声優を担当するとともに、主題歌も担当していたものの、ファン以外の方にはほとんど知られていない様子です。
AKB48卒業から約半年後にソロ初アルバムをリリースする高橋さんは、卒業前から中森明菜さんを目標とするアーティストとして掲げ、ソロ歌手として音楽活動していくことを明言していたのですが、5月に生放送の音楽番組『うたコン』(NHK総合 火曜19時30分~20時15分)に出演した際、中森さんの代表曲『北ウイング』を歌唱したところ、あまりにも酷い出来だったことから批判が殺到しました。
さらに、高橋さんは番組終了後に自身のツイッターを更新し、「もう本当課題しかないけど、ちゃんと歌えるようになりたいな。自分次第だから、お恥ずかしい所も見せちゃうけど頑張ります」とツイートしていたのですが、これに対しても「うまくなるまで、テレビに出るな」「出たくても出られない歌手がごまんといるのに」などといった批判が寄せられることに。
そんなことがありつつも、ソロ初アルバムが約1ヶ月後にリリースされるのですが、AKB48卒業後にソロ歌手として活動している板野友美さんや河西智美さんなど、誰一人成功している方はおらず皆が迷走気味です。
高橋さんもこれらのメンバー同様に迷走していくのか、ソロ歌手として成功をおさめることが出来るのか、今後に注目していきたいと思いますが、恐らくソロでは厳しいのでこれがラストアルバムになるかもしれませんね…。