今年日本テレビに入社した新人アナウンサー4人が、27日放送の『ZIP!』『スッキリ』『PON!』などに出演し、アナウンサーデビューを果たしました。
日本テレビには今年、早稲田大学文学部卒の市來玲奈アナ(いちき・れな 22歳)、慶應義塾大学文学部卒の岩田絵里奈アナ(いわた・えりな 22歳)、慶應義塾大学経済学部卒の弘竜太郎アナ(ひろ・りゅうたろう 22歳)、明治大学政治経済学部卒の篠原光アナ(しのはら・こう 23歳)の男女4名が入社しました。
<↓の画像が、2018年入社の日本テレビ新人アナウンサー4人の写真>
(左から篠原光アナ、市來玲奈アナ、岩田絵里奈アナ、弘竜太郎アナ)
<↓の画像が、テレビデビューを果たした新人アナウンサー4人の写真>
中でも特に注目を集めているのは市來玲奈アナで、市來アナは2011年8月に乃木坂46の第1期生オーディションに合格し、大学進学のため2014年7月にはグループを卒業したものの、2015年4月から芸能活動を再開させました。
<↓の画像が、元乃木坂46の市來玲奈アナの写真>
芸能界復帰後は女優として映画などに出演したほか、バラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の企画で小学校から始めた競技ダンスの腕前を披露しており、TBSの山本匠晃アナとペアを組んで大会に出場し、2種目で優勝も果たしました。
芸能界復帰から2年後の2017年には、日本テレビのアナウンサーに内定したことが一部スポーツ紙によって報じられ、報道通り今年4月に日本テレビ入社となりました。
そして、入社2ヶ月後の6月1日にアナウンス部に正式配属され、27日にテレビデビューを果たした市來玲奈アナは、「私の特技は社交ダンスです。これからはダンスフロアではなく、スタジオで言葉の舞を繰り広げられるよう頑張ります。よろしくお願いします」と意気込みを語っていました。
市來玲奈アナのアナウンサーデビューに乃木坂46のファンからは、応援の声などが多く寄せられているのですが、その他のネットユーザーの反応を見てみると、
- 最近の日テレなんだか方向性おかしくないか?
- 訴訟起こしたアナウンサーや曰く付きが目立つね日テレ
- なんか汐留がお台場化してるな。視聴率トップの座ももう直ぐ明け渡すかもね。
- 元乃木坂って言っても、大して活躍せずに辞めていったし、社交ダンスネタが通用するのも今のうちだろ。
- TBSであれだけ世話になって日テレでアナウンサーですか
- この人は好きになれないな 社交ダンスで再び注目されたのに恩を仇で返す行為は見ていて不快だったし、辞める理由が日テレの内々定だったなんて、凄く自分勝手な人 こんな人がアナウンサーってNEWSの小山をキャスター復帰させたいみたいだし日テレが嫌いになりそうです。
- 相当、上昇志向の強そうな人だとは金スマの降板の仕方を観て感じたな…。金スマのダンスくらいしかタレントと来て仕事のない状況と日テレのアナウンサーを秤にかけて日テレを選んだけど、降板の仕方が後味が悪かった。
- 昔は有名大学のミス~が登竜門だったけど、最近このパターンばっかだな。今後アナウンサーになる為にアイドルを目指す子が増えそう。
- 朝見たけど、若いのにおばさん感が半端ないって思ったのは私だけか。TBS社交ダンスの件で嫌いになってしまった。もっとフレッシュで可愛い子がいただろうに。彼女の出る番組は見ないかも。
などと、冷ややかな反応が多く見受けられ、あまり良い印象は持たれていない様子です。
やはり元乃木坂46という大きな肩書きがあることによって、採用にあたって優遇されたのではないかという疑惑に加えて、学業に専念することを理由に、突然『金スマ』の社交ダンス企画を降板したことにあるようです。
市來玲奈さんは2015年11月から『金スマ』の社交ダンス企画に出演し、ここで高いダンス力などを披露したことによって注目を集めたのですが、昨年2月3日付の『日刊スポーツ』によって日本テレビに内定したことが報じられました。
<↓の画像が、市來玲奈さんの内定報道>
この報道から3週間後、同2月24日放送の番組内で報道について触れ、市來玲奈アナとペアを組んでいたTBSの山本匠晃アナは、「新聞見て初めて知ったので。経過とか全く本人から聞いたことがなかったので。ビックリしましたね。あの記事が本当なら、当然このダンス企画はできなくなるってことですよね」
と、ショックを受けている様子を見せていました。
<↓の画像が、昨年2月24日放送の『金スマ』で市來玲奈さんが番組降板を発表したシーン>
そんな市來玲奈アナに対して山本匠晃アナが、「今後ダンスってどうなるんですか?」と問い掛けると市來アナは、「これからは、ちょっと出来ないかなって思いまして…。学業のほうを優先したいなって思ってます。次4年生になるんですね、私。なので4年間できちっと卒業したいというのと、今回の自分の決断というのはすごく辛い部分もあったんですけど、本当に申し訳ないんですけど、ついていくことが出来なくなってしまったかなって…」
と答え、その場を去るという流れになっており、山本アナは最後まで納得がいかない表情を見せていました。
そのため、番組視聴者からは市來玲奈さんに対しては「裏切り者」「勝手過ぎる」「番組を踏み台にした」などと多くの批判が寄せられ、ネット上ではちょっとした炎上状態になっていたのですが、市來玲奈さんは同日更新した自身のブログで、「正直にいうと寂しいです。卒業したくなかった。もっと踊りたかった。もっと戦いたかった。もっと選手としての時間を過ごしたかった。それくらい金スマ、社交ダンスの存在がとてつもなく大きかったです」
という思いを告白しています。
さらに、「山本さんに学業優先と話したのは その言葉しか今の状況では言えなかったからです。私からは何も答えることができなかったからです。相談もせずに去ったわけではありません。パートナーである山本さんをはじめ 周りの方に相談した上で悩みに悩み抜いた答えです。」
と、実際には山本匠晃アナらにも相談していたことを打ち明けています。
また、「ここに至るまでの長く、悩んだ期間をたった5分程のVTRに収められてしまい 伝えたくても、伝えられないのかもしれません。テレビでは真実が伝えられていなくて とても悲しかったです。本当に辛いです」
と綴っていました。
なお、この投稿の内容は後に修正され、山本匠晃アナらに相談していたことを明かしている部分や、番組の編集に対する不満を綴っている部分は削除されたことで物議を醸し、ネット上では悪意ある番組の編集、ねつ造まがいの演出に対し批判の声も上がる事態になっていました。
市來玲奈さんが事前に番組側へ相談していたのか真相は定かではないのですが、いくら他局に内定しているからと言って、番組関係者やパートナーの山本匠晃アナらに一切報告をしないまま番組を去るというのは信じ難い話ではありますね。
しかし、番組に出演している中で早々に日本テレビのアナウンサーに内定していたことや、番組を途中降板したのは反感を買う原因になり、恐らく今後も批判的な声は寄せられることになるとみられます。
批判を少しでも減らすためには、アナウンサーとしての技術をしっかりと身に付け、単なるアイドルアナウンサーから脱却することが非常に重要になってくるので、これから経験を重ねて1日も早く一人前のアナウンサーに成長してほしいなと思います。