乃木坂46の元メンバーで女優の市來玲奈さん(いちき・れな 21歳)が、日本テレビのアナウンサーに内定したことを3日付の『日刊スポーツ』が報じています。
複数の関係者によれば、2日までに日本テレビのアナウンサー職に内定したといい、市來さんは早稲田大学3年生で、来年4月に入社予定とのことです。
市來さんは2011年8月に、乃木坂46の第1期メンバーオーディションに合格し、2012年1月にデビューシングルの選抜メンバーに選出されました。
その後も活動を継続していましたが、2013年頃から大学進学を目指し、受験勉強のために活動をセーブ。
早稲田大学本庄高等学院に通学していた市來さんは、内部推薦で第1志望の文学部に進学。
そして、学業に専念する事を理由に2014年7月に乃木坂46を卒業し、2015年4月からは芸能事務所『ミライプロダクション』に所属し、女優として活動しています。
そんな市來さんは競技ダンス(社交ダンス)の実力も高く、幼少期からダンスやバレエに親しみ、小学校6年生からは競技ダンスを始め、世界大会にも出場した実力の持ち主で、乃木坂46に加入する前まで様々なダンス大会に出場、好成績を残しており、日本ダンススポーツ連盟・2010年強化選手リストに選出されています。
また、乃木坂46卒業後もダンスを続けており、2015年にはバラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の企画で、同局の山本匠晃アナウンサーとペアを組み、『NBDAダンススポーツ競技会』に出場。
競技会初出場ながら、ワルツとスローフォックストロットいう競技種目で優勝を果たすなどしています。
<↓の画像が、競技ダンスで優勝した山本匠晃アナと市來玲奈さんの写真>
このような経歴を持つ市來さんが来年4月に、日本テレビにアナウンサーとして入社することが内定したわけですが、乃木坂46のメンバーがテレビ局正社員のアナウンサーになるのは初、AKB48グループでも前例がありません。
そして、これに対してネット上では、
- 3年なのに内定ですか 日テレもなりふり構ってらんない感じやね
- ホステスはいけないけど、アイドルはいいんだね。
- 来年の新卒内定ってもうだしても協定違反ではないの?
- 来年の4月?今はそんな青田買いはOKなんだ。
- 内定って、いまだして良いんだ??なんだか、ものすごい目立ちたがりに思えるから、アナウンサーとしてより、タレントキャスターになりたいんじゃないかな?アナウンサーとして、真実を伝えるために、ちゃんと現場取材とかできるのかね?日テレも、ホステスアナウンサーとかこりないよね。
- アイドル→女子アナ→プロ野球選手と結婚→フリー女子アナ
- ちゃんとアナウンサー目指してる人からすると納得いかないだろうな
などのコメントが寄せられています。
来年4月入社で、すでに内定が出るというのは早過ぎるという声も多く上がっているのですが、元モーニング娘。で卒業後にテレビ東京へ入社した紺野あさ美アナ(今年3月末に退社)についても、入社2年前の2009年に、アナウンサー試験に合格し内々定を得たと一部メディアが報道。
その後2010年2月に、2011年春の入社内定を得たことが報じられ、同10月に入社内定が正式発表されました。
日本テレビも加盟している「日本経済団体連合会」(通称:経団連)が中心となり、就職協定に代わり定めたガイドライン「倫理憲章」(採用選考に関する指針)では、広報活動は「卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降」、選考活動は「卒業・修了年度の6月1日以降」、正式な内定日は「卒業・修了年度の10月1日以降」としているものの、違反に対して罰則を定めているわけでもないため、守られていないというのが実状です。
市來さんのこれまでの経歴から話題性は十分で、実力もあると判断されて内定が決まったものだと思われますが、果たしてアナウンサーとして活躍する事は出来るのでしょうかね。