元モーニング娘。の田中れいなさん(本名=田中麗奈 31歳)が、ゲームが原作の主演舞台『剣が君-残桜の舞-』を急遽降板したことが発表され、降板の理由を巡って様々な憶測が飛び交っています。
『剣が君-残桜の舞-』は昨年7月に上演され、今年6月2~6日にかけて再演することが3月に発表されたのですが、主演の田中れいなさんが降板することが9日に発表されました。
舞台制作を手掛ける『amipro(アミプロ)』は公式サイト上で、「この度、香夜役の田中れいなさんは諸事情により、やむを得ず降板することとなりました。降板にあたり、公演を楽しみにされていたお客様にはご心配、ご迷惑おかけ致します事を、 心よりお詫び申し上げます。香夜役には、新たに浜浦彩乃さんにご出演いただく事となりました。出演者・スタッフ一同、初日に向けて全力で稽古に邁進致します。皆様には どうか変わらぬご声援を賜りますよう心よりお願い申し上げます」
とのコメントを発表しています。
<↓の画像が、舞台制作サイドのコメント写真>
一方で、田中れいなさんの所属事務所『アップフロントクリエイト』は、「このたび、公演を健全かつ円滑に進めるにあたって、舞台制作側との考え方の相違が生じた為、両社協議の結果、大変遺憾ではございますが、事務所の判断で降板することといたしました。」
とのコメントを発表しています。
<↓の画像が、事務所発表のコメント写真>
田中れいなさん本人はツイッターにコメントを投稿し、「私は大好きな『剣が君-残桜の舞-』の再演が決まりとても嬉しかったです。ファンの皆様からの『チケット買ったよ!』『楽しみにしてるね』等の温かい声援を目にする度に、私自身も絶対成功させるぞ!という気持ちでいました。公演間近となったこの時期に、このような結果となってしまったことが非常に残念でなりませんが、新しいキャストのみなさんで演じる『剣が君』公演が無事に千秋楽まで成功することを願っています」
と綴っています。
<↓の画像が、田中れいなさんのコメント写真>
このように、何らかのトラブルが発生したことを思わせるコメントを発表しているのですが、突然の舞台降板発表を受けてネット上では、
- 田中みたいに相当長い間ミュージカルやり続けてる人が降板って相当だよな
- 前回も降板者がいたから、主催が問題ありと思ってしまうよね。
- 前回は俳優さんが、運営のやり方に納得が行かないって理由でギリギリの降板だったと思うんだけど。
- アップフロントからの発表コメント見ると、コロナ対策に関しての対応が緩すぎると判断したっぽいな
- 派手なルックスだから誤解する人もいるが、れいなは非常に仕事にまじめな人なので何かやむを得ない事情があったのだろうと思う。
- 代役に他事務所に移った元ハロプロメンバーを立てる所に運営の悪意を感じる。アップフロントに対する当て付けのつもりか?
- アップフロントの田中れいなの代役で、アップフロントから離れた浜浦を当てつけのように代役にするあたりに、主催者側の問題を感じるな
などの声が上がっています。
『剣が君-残桜の舞-』では、昨年6月にも出演を予定していた俳優・山本一慶さん(31)が突如降板を発表するトラブルが発生しており、山本さんは自身のツイッター上で降板理由について、「出演の予定で進めて参りましたが、ここにきて運営方針に賛同できなくなりました為、今回は出演を見送らせて頂くことに致しました。」
と発表しました。
山本一慶さんが降板を発表する前には、政府や東京都の要請に従って公演の席数を半分以下に減らすことを理由に、再販チケットの価格を5,000円値上げすることが発表され物議を醸していました。
それから1年が経ち、再演されることが発表されたのですが、スケジュールの都合なのかは不明ながら、再演では半数以上のキャストが交代となっています。
そして、主演の田中れいなさんの降板を巡っては、前回の公演時にキャストの降板トラブルが発生していたことや、『アップフロントクリエイト』や田中さんが出したコメントの内容などから、舞台制作サイドに問題があったのではないかとの憶測が飛び交っています。
また、田中れいなさんの代役に起用された浜浦彩乃さんは、昨年3月まで『アップフロントプロモーション』に所属し、アイドルグループ『こぶしファクトリー』(昨年3月末に解散)で活動していたものの、グループ解散と共に事務所を退所し、今年1月から『ワーナーミュージック・ジャパン』に所属しています。
そのため、『アップフロントグループ』に所属していた浜浦彩乃さんをあえて起用したのは、事務所への当てつけなのではないかとの憶測も飛び交っており、物議を醸しています。
真相は不明ながら、田中れいなさんの降板は本人に問題があったのではなく、事務所が舞台制作サイドとの間で考え方の相違があり、降板を決定したとのことから、主演降板という残念な結果にはなってしまったものの、田中さんには今後また別の舞台で活躍する姿を見せてほしいですね。