今年1月21日開催のライブをもって『ももいろクローバーZ』(通称:ももクロ)を卒業した有安杏果さん(ありやす・ももか 23歳)が、自身の誕生日である3月15日にツイッターとインスタグラムのアカウントを開設し話題になっています。
有安杏果さんは今年1月15日に、約8年半所属したももクロからの卒業を電撃発表し、公式サイト掲載の直筆メッセージでは今後について、「今までの22年間で出来なかった普通のことを、少しずついろいろやってみたい」「落ち着いたら、普通の日常の生活を送りながら、22歳の女の子としての教養や知識をしっかりと身につけられるように励みたい」
などと綴っていました。
しかし、芸能界からの引退は正式には発表しておらず、卒業発表から3日後に放送されたラジオ番組で有安杏果さんは、芸能活動から一度距離を置かせていただこうと思っていると言いつつも、「自分の中では引退っていうよりは、あくまで卒業っていう風に思ってる」と話し、今後また芸能関係の仕事をする可能性があることを感じさせるような発言をしています。
そんな有安杏果さんがグループを卒業してから間もなく2ヶ月となるのですが、事前発表どおり3月15日に公式ブログは閉鎖となった一方、それから数時間後に公式ツイッター(ID:ariyasu0315)&インスタグラム(ID:ariyasu_momoka_official)のアカウントが開設されました。
それぞれの初投稿では、有安杏果さんがアコースティックギターを抱えて撮影した写真と共に、「有安杏果です。Twitter、Instagramはじめましたっ(・Θ・)この子と一緒に一つ歳を重ねました(*˘︶˘*).。.:* #有安杏果 #ありがとう #誕生日」
と綴っています。
<↓の画像は、初ツイートの写真>
このツイートに有安杏果さんの日本武道館公演などでサポートを務めたギタリスト・福原将宜さんが反応し、初ツイートを引用した上で「去年、武道館&仙台ライブをサポートさせて頂いた 有安杏果さんがTwitterを始めました 今月28日にはライブDVD &Blu-rayが発売されます しかも本日15日は誕生日 ダブルでおめでとうございます」とツイートしています。
有安杏果さんは卒業発表時、自身のブログでは卒業の理由について「子役時代から22年間やってきた世界から一度距離を置いて、普通の女の子の生活を送りたいという想いが強くなり、わがままを受け入れてもらいました。」と説明しており、公式ブログを閉鎖と同時に、公式ツイッターとインスタグラムの更新を行ったことに対して驚きの声が上がっています。
ネット上の反応を見てみると、
- 普通の女の子になるんじゃなかったの
- やる気満々やんけ
- 普通にももクロが嫌だっただけなんだろうなw
- もっと言うとスターダストとか川上が嫌いだったんだろうw
- 何がしたいの?結局ももクロがイヤで辞めたかっただけか。だったら普通の女の子とか言わなきゃいいのに
- 芸能界引退するわけじゃないのか?
- プライベートでやるんじゃなくて宣伝リツイートしてるし普通じゃないなw
- チームプレイは嫌いなワガママってことね。ソロライブ作品の宣伝してるし
- 一番の努力家でその努力をカタチにしてたし20代で隠居させちゃうには惜しい才能。発表即卒コンとかマネとソリが合わなかったのがにじみ出てたからノビノビやったらいい
- 普通の女の子に戻りたい子がこんなに有安関係の情報リツイートしますかね
などのコメントが寄せられており、公式SNSの開設に対しては賛否両論となっています。
有安杏果さんの卒業をめぐっては不可解な点(卒業発表から1週間後にラストコンサート開催など)がいくつもあることから、所属事務所『スターダストプロモーション』や、ももクロの運営との間で溝が生じていたのではないか、かねてから噂されているメンバーとの不仲が関係しているのではないかという憶測があります。
そのため、公式SNSを速攻で開始したことに対して、実際にはももクロが嫌で辞めたのではないかという声も多く上がっているのですが、ニュースサイト『サイゾーウーマン』などが報じている記事によれば、有安杏果さんの卒業はメンバーとの不仲というよりも事務所との関係悪化が大きな原因とのことです。
記事ではテレビ局関係者が、有安杏果さんの卒業決定までの経緯について、「有安が、他メンバーやスタッフとの関係に悩み、事務所幹部に相談したところ、言い合いのようになってしまったそうなんです。有安の『このまま続けるのは難しいので、どうにかしたい』という主張を、事務所側は『嫌なら辞めろ』と突っぱね、続けて有安が『それなら辞めます』と言うと、『じゃあ今すぐだ』と……。その結果、発表から1週間足らずでの引退劇になってしまったんだとか」
と説明しています。
このような形で有安杏果さんの卒業が決定したとされ、メディア関係者に卒業が伝えられたのも発表当日だったといい、有安杏果さんが卒業コンサートのステージ上で「(ももクロの)10周年をここにいて迎えられると思っていた。でも、4人のこれからのために、こうするしかなかった」と語っていたことに関しても、5月に東京ドームで10周年コンサートを開催するにも関わらず、有安さんを卒業させたのはやはり事務所側との関係悪化が背景にあるようです。
こうした噂などから有安杏果さんは、決して円満にももクロやスターダストを離れたわけではなく、裏側で色々とトラブルが起きていた可能性が高いと感じることから、これからSNSでどのような投稿をしていくのか楽しみでもあります。
なお、大手メディアはスターダストに忖度しているのかは不明ではあるものの、主要スポーツ紙は有安杏果さんが公式SNSを開設したことを完全スルーしており、唯一『スポーツ報知』のWeb版が記事にしたものの、公開から数時間後に削除されていることが確認されています。
<↓の画像は、『スポーツ報知』WEB版が削除した記事の写真>
この対応から大手のメディアはしばらく有安杏果さんの活動をスルーするのではないかと思いますが、有安さんはももクロ時代からソロ活動を積極的に行っていただけに、今後また音楽活動を再開させるといった発表もありそうなので引き続き注目したいですね。