人気アイドルグループ『欅坂46』の“ずーみん”こと今泉佑唯さん(いまいずみ・ゆい 19歳)が7日夜に公式ブログを更新し、欅坂46から卒業することを電撃発表しました。
現時点では、卒業する日にちについては明らかにはされていませんが、11日からスタートする欅坂46の全国アリーナツアーには出演せず、15日発売のニューシングル『アンビバレント』の活動を最後にグループを脱退するといい、詳しい卒業の日にちは後日発表されるそうです。
今泉佑唯さんは昨年4月に、体調不良を理由に活動を一時休止することを発表し、同8月に約4ヶ月ぶりに復帰を果たしたものの、同12月28日には年内の活動を休止することを発表しました。
今年に入ってから活動を再開させ、4月に開催された欅坂46のデビュー2周年公演『2nd YEAR ANNIVERSARY LIVE』に出演するなどしていましたが、完全復帰とはならず、その後も握手会などのイベントやライブを欠席する状態が続いていました。
<↓の画像は、今年復帰後の今泉佑唯さんの写真>
7日夜に更新したブログでは、そうした状態が続いていたことについて謝罪し、「握手会やイベントなどで大好きなファンの皆様に会いたい。その気持ちがあるのにできない、もどかしい気持ちでした。この状態が続いてしまっていることはファンの皆様、グループ、スタッフの皆様にとって良いことではないという思いをずっと抱いていました。こんな私でも応援してくださるファンの皆様、いつもそばにいてくれる家族のためにまだまだ頑張りたい。前を向きたい。前を向かなきゃ…そう思っていました。」
と、葛藤の日々を送っていたことを明かしています。
そして、悩んだ末に欅坂46から卒業することを決意したことを発表し、「迷っていたとき、この決断をするきっかけを作ってくれた数名のメンバーの子達には感謝の気持ちでいっぱいです!!!」
と、一部のメンバーに対して感謝の言葉を綴っています。
今泉佑唯さんは、15日発売のニューシングル『アンビバレント』の表題曲には参加していないものの、同シングルにはソロ曲『日が昇るまで』が収録されているのですが、表題曲には参加することが出来なかったため、ソロ曲だけでもとスタッフから話をもらったと明かし、『日が昇るまで』については自身の気持ちが詰まっているそうで、「一語一句、心を込めて大切に歌わせていただきました。どこか胸が締め付けられるようなそんな曲です。」と紹介しています。
気になる今後については、「まだ欅坂46として活動したい気持ちはありましたが、これからはグループを卒業して、タレントとして活動を続けていきたいと思っています。そこでも大好きなファンの皆様と触れ合える場所を今後も絶対に作っていきたいです。作っていきます!!!約束です!!」
と、今後はソロで活動を続けていくことを誓った上で、今後の具体的な活動についてはスタッフと相談し、改めて報告するとしています。
この発表を受けて欅坂46のファン等からは、
- ずみこ卒業…結局21人揃わずか…ツアーでこれからってときになんでや
- 21人の絆()このまま志田愛佳も卒業しそう
- やっぱりそうだったか。最後はお疲れ様といいたい。
- 色々限界だったんだろうな、お疲れ様
- 数人に感謝笑笑 闇深くね
- 数名のメンバーにいじめられた事がきっかけで卒業するって解釈でおk?
- 入るグループ間違えたね。乃木坂だったら笑顔で活動できたのに
- っぱり欅ってメンバー内で色々あるんだろうな。志田より早いとは思わなかったけど、これで志田も楽に卒業できるんじゃないのか、出すもん出して2期生か。
- これで志田がしれっと戻って来たら凄い嫌なんだけど…
- よい決断だと思うよ。欅には向いてなかった。その分、歌の上手い子追加すればOK!がんばれずーみん
- 初期の乃木坂のアンダーが辞めるのと違って、デビュー時から全員選抜の好待遇なのに3年もたないって余程居心地が悪かったんだろうなあ。一度誰かが辞めるとドミノ倒しで卒業者が出るぞ。
- 数名のメンバーってとこがなんか怖いんだけど…これで志田も近いうちに卒業発表しそうだね
- ソロ歌手だったら無理だろうな。秋元系で卒業してからソロ歌手で成功した人なんか皆無。唯一女優として成功したと言えるのは川栄くらい
などのコメントが寄せられています。
欅坂46からの卒業を発表した今泉佑唯さんは、欅坂46のメンバーになる前の11歳ごろから芸能活動しており、当時は「柏木佑井(かしわぎ・ゆい)」という名でアイドルグループ『スマイル学園』に所属し、イメージDVDのリリースも行い、2012年3月までグループに在籍していました。
<↓の画像が、柏木佑井として活動していた『スマイル学園』時代の今泉佑唯さんの写真>
『スマイル学園』卒業後はソロ歌手として活動を続けており、ソニー・ミュージック主催のライブイベントに出演したり、モデルオーディション『TOKYO GIRLS CHALLENGE vol.3』へ参加し、ファイナリストに選出されています。
こうした活動を経て、2015年8月に欅坂46の第1期生オーディションに合格し、メンバーの小林由依さん(18)とは『ゆいちゃんず』というフォークデュオでも活動し、これまで欅坂46がリリースした複数のシングルには、2人の楽曲が収録されており、ファンらの間で高い人気を得ていました。
<↓の画像は、『ゆいちゃんず』として活動していた今泉佑唯さん、小林由依さんの写真>
<↓の画像は、今年4月の2周年記念公演でパフォーマンスを披露した小林由依さん、今泉佑唯さんの写真>
また、今年7月からは徳永えりさん主演ドラマ『恋のツキ』(テレビ東京系 水曜25時)で、初めてドラマに単独出演するなど、女優としての活動もスタートさせていました。
そうした中で、欅坂46からの卒業を発表し、なぜこのタイミングで辞めてしまうのかという声のほか、これまで体調不良を理由に活動休止を繰り返し、完全復帰とはならずに1年が経過していることから、やっぱりこのような結果になったかと納得する声など様々な反応が見られます。
今年2月には、今泉佑唯さんと繋がりがあるというファンや、内部の情報を知っている関係者らしき人物がツイッター上で、今泉さんが欅坂46のメンバーである上村莉菜さん(21)、佐藤詩織さん(21)からイジメを受けているという真偽不明の情報を流していました。
<↓の画像は、イジメ疑惑が浮上していた上村莉菜さん(左)、佐藤詩織さん(右)の写真>
そのため、グループ内でのイジメが体調不良の原因なのではないかという説も浮上し、今泉佑唯さんも今回ブログで、「迷っていたとき、この決断をするきっかけを作ってくれた数名のメンバーの子達には感謝の気持ちでいっぱい」
と綴っているため、あの真偽不明のリークは事実だったのではないかと物議を醸しています。
しかし、今泉佑唯さんが脱退を決意した背景には、グループ内でのイジメがあったのかどうかは定かではなく、歌うことが大好きだという今泉さんは元々ソロ志向が強かった可能性があり、欅坂46でセンターを務めたいという思いを雑誌のインタビューなどで明かしていたので、そうした思いが日に日に強くなっていったため、最終的に卒業することを決意したとも考えられます。
ちなみに、昨年12月発売の雑誌『BRODY』(2018年2月号)では、「今もセンターになりたい気持ちはあります。きっと私がセンターになっても誰も喜ばないだろうなって思ったりもします。でも、なりたいです。」「(欅坂46でデビュー以来センターを務めている)平手がいなきゃ欅坂46は成り立たないって言われるのが、すごく悔しいし悲しいんです。他にも個性的なメンバーがたくさんいるよって思いながらずっとパフォーマンスしてきたので」
と語っています。
今泉佑唯さんは高い歌唱力を持っているものの、ソロで成功するのはかなり難しく、これまでのようにメディアに取り上げられることも減ることが予想されますが、これまで以上に活躍する姿をファンに見せられるよう、これからさらに頑張ってほしいなと思います。