今年の『第75回NHK紅白歌合戦』の出場者が19日に発表され、STARTO ENTERTAINMENTのタレントは2年連続で出場しないことや、今年話題になった複数のアーティストの名前が無かったことにより、ネットでは「過去一しょぼい」との声が上がるなど大荒れとなっています。
NHKが今年の出場者として発表したのは計41組で、そのうち10組は初出場となっており、紅組の初出場歌手は『ME:I(ミーアイ)』、『ILLIT(アイリット)』、tuki.さん、白組の初出場歌手は『Omoinotake』、『Creepy Nuts』、『Number_i(ナンバーアイ)』、『TOMORROW X TOGETHER(トゥモロー・バイ・トゥゲザー)』、『Da-iCE(ダイス)』、こっちのけんとさん、新浜レオンさんとなっています。
<↓の画像は、『第75回NHK紅白歌合戦』出場歌手の一覧>
昨年の紅白に出場したものの、現時点でリストに含まれていない歌手は22組で、紅組だとPerfume、JUJUさん、『新しい学校のリーダーズ』、『YOASOBI』、anoさん、Adoさん、miletさん等、白組は『ゆず』、『エレファントカシマシ』、『Official髭男dism』、『10-FEET』、『MAN WITH A MISSION』、『すとぷり』、『Stray Kids』、『SEVENTEEN』、大泉洋さん、キタニタツヤさん等です。
紅白には例年、50組前後が特別枠を含めて出演しているため、今年の目玉候補として噂されている『B’z』や中森明菜さんなど、大きな話題になること必至の出演者が追加発表される可能性はあるのですが、少なくともSTARTO ENTERTAINMENTのタレントに関しては、交渉決裂によって2年連続で出演しないことをNHKが発表しています。
ちなみに、STARTO社のタレントは昨年に引き続き、それぞれYouTubeなどで独自にライブ配信を行うものと見られており、2年ぶりの復活が噂されていたカウントダウンコンサート(略称:カウコン)に関しては、『サンケイスポーツ』の取材によると今年も開催しないとのことですが、各グループが配信を行う方向とのことで、ファンからは歓迎の声が上がっています。
そして、週刊誌『女性自身』や『フラッシュ』のWeb版によると、今年TikTokなどで曲がバズったアイドルグループ『FRUITS ZIPPER』や『超ときめき♡宣伝部』、さらに今年CD出荷枚数が100万枚超えとなった『INI(アイエヌアイ)』が含まれておらず、若者を中心に選考基準に対して疑問の声が噴出し、
- 出場者地味すぎないか
- 紅白過去一しょぼい
- 今年ミリオンも達成したのに紅白出られなかったら、どうやったら出られるのか教えて欲しい
- ファンの地力が直結しやすいCDの売上枚数では大衆性を測りにくいゆえ、ミリオンアーティストなのにINIが出れないのかと思っていたけど、曲がバズった印象のFRUITS ZIPPER、とき宣、星街すいせいも出ていないので何が基準なのか分からない
などの声が上がっているとしています。
なお、紅白の選考基準は「(1)その年の活躍」「(2)世論の支持」「(3)番組の企画・演出に合うか」の3点を軸としながら、NHKが総合的に判断して出場歌手を決めているとしています。
NHKも民放各局と同様に、若い層の視聴者を増やすために少し前から演歌歌手の出演を減らし、SNSなどでバズっている若者に人気の歌手らを積極的に起用しており、そしてK-POPブームを受けて韓国系グループの出演も増やしているのですが、数字には全く繋がっていません。
昨年の紅白には、歴代最多となる7組のK-POP系グループが出場しましたが、関東地区の第1部(19時20分~21時)の平均世帯視聴率は29.0%(2022年は31.2%)、平均個人視聴率は22.0%(同23.0%)、第2部(21時時~23時45分)の世帯視聴率は31.9%(同35.3%)、個人視聴率は23.5%(同26.0%)と、前年から数字を大きく落としており、紅白史上初めて世帯視聴率が30%を下回り、歴代ワースト記録を更新しました。
第2部の世帯視聴率が40%を下回ったのは3年連続で、紅白も深刻な視聴者離れが起きています。
そして、今年もK-POP系グループが6組出場し、これに対してネット上では疑問や批判の声などが噴出しているほか、目玉アーティストも不在で全く魅力を感じないといった声が多く見受けられ、2年連続でのワースト視聴率更新は濃厚とも予想されていますが、果たしてどういった結果になるでしょうかね。
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言ったらなんだが、もうずっと選考基準は謎のままじゃないか? 事務所持ち回りで受賞が決まってるレコ大の方が分かりやすいくらい。