『KAT-TUN(カトゥーン)』の元メンバー・田口淳之介容疑者と女優・小嶺麗奈容疑者が22日、自宅で大麻を所持していたとして厚生労働省麻薬取締部(略称:マトリ)に逮捕されましたが、マトリはこの他にも芸能人の薬物使用を疑いマークしているといいます。
ニュースサイト『日刊大衆』によると、薬物事犯を扱うマトリはここ数年、警視庁で薬物捜査などを行う組織犯罪対策5課(略称:組対5課)に比べて存在感が無いといい、組織の存続が危ぶまれているとも囁かれていたそうです。
そのため、逮捕すれば大きく報じられ、社会的にも大きな影響を与える芸能人の薬物使用者の摘発に力を入れているようで、今年3月に電気グルーヴ・ピエール瀧被告を逮捕したのもマトリでした。
民放局の社会部記者によれば、「昨年、ドラマやバラエティ番組などで幅広く活躍したベテラン俳優のA、そして大物スポーツ指導者の息子で六本木での目撃談が絶えないB」
は、マトリがガサ入れを行ったものの空振りに終わったといい、そうした中で逮捕したのがピエール瀧被告だったそうなのですが、捜査で入手した取材メモには、他にも複数の芸能人の名前があったそうです。
マトリがマークしている芸能人は「人気アイドルグループメンバーX」といい、「Xは大規模コンサートの開催やCM出演、今後控える国際的なイベントなどにも参加するといわれており、万が一逮捕されるとなるとその影響は計りしれません。そのためXについては、仕事がある程度落ち着いてから逮捕する、という流れにもっていくことになるとか。」
と明かしています。
一方、組対5課も「若手俳優Y」をマークしているという情報があるといい、全国紙の社会部記者はその芸能人について、「最近、映画やドラマで主役を演じることも珍しくない若手俳優Yをマークしていて、内偵捜査を進めているそうです。Yの逮捕は時間の問題とも言われ、もし逮捕となれば、日本エンターテイメント界に与える影響はあまりにも甚大ですよ……」
と語っています。
このように『日刊大衆』は新たに、2人の芸能人がマトリや組対5課にマークされていると報じているのですが、2月にも『日刊大衆』は子役上がりで現在20代の若手俳優Aに大麻使用の噂があるとしており、その人物の特徴については、「ここ2~3年の間に話題の映画やドラマ、CMにも出演し、注目を集める俳優で、権威ある映画賞の新人賞も受賞。今後の活躍を期待されるイケメン俳優」
だと伝えていました。
これらの報道を受けてネット上では、様々な芸能人の名前が挙げられていますが、当てはまる人物が多いことから、特定するのはなかなか難しいものがあり、実際に逮捕されるかどうかも分かりません。
各スポーツ紙の報道によれば、マトリは東京・六本木のルートで小嶺麗奈容疑者を10年以上前からマークしていたとし、この周辺の人物と繋がっている人物は戦々恐々としているだろうとしています。
ピエール瀧被告に続いて田口淳之介容疑者、小嶺麗奈容疑者がマトリによって逮捕されているため、もし芸能界に他にも薬物使用者がいたとしてもしばらくは警戒し、尻尾を掴ませない可能性は高いとみられます。
しかし、薬物は一度手を出すと止めるのは非常に難しいと言われているだけに、この勢いで芋づる式での逮捕となることに期待したいですね。