3日放送の音楽特番『2022 FNS歌謡祭』（フジテレビ系）の直前スペシャルで、『乃木坂46』のエース・齋藤飛鳥さん（さいとう・あすか 24歳）の卒業時期について、「来年3月」とテロップで表記して伝えていたものの、事実確認が取れていなかったとしてフジテレビが番組の公式ツイッター上で謝罪しました。
3日14時30分から放送された『FNS歌謡祭直前SP』では、番組出演者のインタビュー映像などを放送し、乃木坂46のメンバーが登場したシーンでは、11月に卒業を発表した齋藤飛鳥さんが参加するラストシングル『ここにはないもの』を披露することを告知しました。
また、「来年3月で卒業ですが印象に残っているFNS歌謡祭は？」という質問をテロップを表示し、齋藤飛鳥さんがこの質問に答える場面がありました。
＜↓の画像が、来年3月卒業とテロップ表記していたシーンの写真＞
しかし、11月に卒業を発表した齋藤飛鳥さんはブログで「厳密には活動は年内いっぱいになります」と伝えていましたが、卒業コンサートの日程など詳細については未発表でした。
そのため、このシーンを巡って乃木坂46ファン等の間で物議を醸しており、ネット上では「飛鳥ちゃんの卒コン3月なん？インタビューでおもくそネタバレしとるがな」などの声が上がっていました。
そして、4日に番組の公式ツイッターが更新され、「『FNS歌謡祭直前SP』において、乃木坂46 齋藤飛鳥さんのコメント時の卒業時期に関するテロップ表記に、事実確認が取れていない内容が含まれておりました。訂正してお詫び申し上げます。」
と謝罪しました。
＜↓の画像が、フジテレビの謝罪コメント写真＞
フジテレビの謝罪コメントを受けてネット上では、
- 『解禁前情報を漏らしました。申し訳ありません。』って正直に言ったらどうよ？あまりに苦しい言い訳やわ．．．。
- フジは未確認情報を平気で流すテレビってことで、信用出来ないテレビと思われても仕方ないかな
- 未確認というより情報公開時期の申し合わせに違反したということかな
- 卒業コンサートをするなら当然会場を押さえているだろうし、マスコミにも取材スケジュールを切る際に「斎藤はここで卒業ですので」くらいの話はしているだろう。単にフライングということでしょ
- あまりにも話題にならないから、あえての話題作りでは？と思ってしまう
- 卒業自体は公表済みだから大してダメージないよね。発売前の雑誌に卒業をお漏らしされた方よりマシだと思う
などの声が上がっています。
事実確認が取れていないにも関わらず、なぜ具体的に「来年3月で卒業」と表記したのか理由は不明ですが、すでに乃木坂46の運営サイドが関係各所に対して、卒業コンサートの日時など詳細を伝えている可能性は十分あり、事前に確認せず解禁前の情報を誤ってフライング発表してしまったとも考えられます。
最近も、広瀬すずさんとKing & Prince・永瀬廉さんが共演のドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』（TBS系）について、脚本を手掛ける北川悦吏子さんが自身のツイッターのプロフィール欄で、「2023年1月17日よりTBS火曜22時～『夕暮れに、手をつなぐ』オンエア」と告知していたものの、放送開始日はまだ正式発表されていなかったため物議を醸し、後に「2023年1月より」と修正していました。
キンプリ繋がりでは9月に、所属レコード会社が情報解禁前のニューシングルの情報を伝え、ファン等の間で波紋を広げ、8月には日本テレビがドラマの未解禁情報をツイッター上で伝え、物議を醸していました。
ニュースサイト『サイゾーウーマン』によると、情報解禁前のフライング発表は当然ながら「業界のタブー」とされているとし、こうした問題を起こした際には関係各所に謝罪行脚を行うことになるそうです。
今回の件は果たしてフライング発表だったのか否か、齋藤飛鳥さんの卒業コンサートの日時発表に注目したいところですね。