4月25日にリリースされる乃木坂46の最新シングル『シンクロニシティ』の選抜メンバーが発表され、人気メンバーの白石麻衣さんがセンターを務めることが明らかになったのですが、このシングルを最後にグループを卒業する“いこまちゃん”こと生駒里奈さん(いこま・りな 22歳)が、センターの打診を断っていたことが明らかとなり話題になっています。
通算20枚目となるシングル『シンクロニシティ』の選抜メンバーは、冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系 日曜24時)で発表され、選抜メンバーの人数はグループ史上最多タイとなる21人(フォーメーション:7-7-7)で、白石麻衣さんがセンター、両脇は生駒里奈さんと西野七瀬さんが固め、1列目には他に齋藤飛鳥さん、堀未央奈さん、山下美月さん(初選抜)、与田祐希さんが選出されています。
なお、白石麻衣さんは西野七瀬さんと17枚目シングル『インフルエンサー』などでWセンターを務めたものの、単独のセンターは2013年7月リリースの6枚目『ガールズルール』以来14作ぶりです。
<1列目>
与田祐希・齋藤飛鳥・西野七瀬・白石麻衣・生田絵梨花・堀未央奈・山下美月
<2列目>
秋元真夏・衛藤美彩・大園桃子・生駒里奈・久保史緒里・松村沙友理・桜井玲香
<3列目>
寺田蘭世・樋口日奈・若月佑美・星野みなみ・高山一実・新内眞衣・井上小百合
<↓の画像は、『シンクロニシティ』選抜メンバー21人の写真>
生駒里奈さんは2列目の中央に位置しているのですが、番組では「個人的には最後のシングルになるんですけど、卒業シングルには絶対にしたくなかった。さらに乃木坂46をよくするために頑張りたい」と意気込みを語っていました。
また、『日刊スポーツ』のインタビュー取材ではセンターポジションを断っていたことを告白し、総合プロデューサー・秋元康さんから「生駒センターの卒業シングルを作りたい」と言われたそうなのですが、生駒里奈さんは「ありがたいお話なんですけど、私はそれを望まないです」と答えたといいます。
<↓の画像は、『日刊スポーツ』の紙面>
その理由については、「6回もセンターをやらせていただきましたし、これ以上やったらぜいたくですよ。グループ全体を考えた時、こういうパターンがあってもいいと思う。自分を貫かせていただきました」「卒業を具体的に考えていた時から、卒業だからといってセンターはしたくないと思っていました。曲が私の『卒業シングル』になってほしくなかった。レコード大賞をいただいた後の大事なシングルだし、長く歌い継がれてほしいと思ったんです」
と説明しています。
そして、同じく1期生としてこれまで活動を共にしてきた白石麻衣さんがセンターに選ばれたことについては、「私は後輩がセンターに来るかも、と思っていたんです。でも、ファンの方やスタッフさんも、私の卒業を結構大きなことだととらえてくれているみたいだし、そういう状況でセンターを担えるのは、まいやん(白石)含め、同期なのかなと思いました」
と話し、自身は2列目中央を務めることについては「2列目の真ん中は、一番好きなポジション。冷静に、最後まで自分らしく頑張りたいです」と意気込んでいます。
このような真相が明らかにされネット上では、
- また白石かよって思ったらそういうことなんやね。奥ゆかしい人柄で今後も頑張ってほしいね
- それでも、やっぱり、センターを見たかった
- 生駒ちゃんのそういう所、大好き。やっぱ男前だわ
- 卒業シングルにしたくない よく言ってくれたわ そんでこういう話は表に出さんでええよ…
- 橋本の実は貧乏でした話と一緒。美談にしたがるね。
- ええ話や いい子やないか生駒は おじさん感動したで 3期生のみんなも頑張るんやで
- 卒業=センターの流れを断ち切ってくれ
- 生駒も運営もアンチを気にしすぎなんだよ そりゃあんだけ叩かれたら仕方ないけどさ 最後ぐらいは生駒センターでいいのに
- 卒業後に聞きたかったけど、運営のまいやん擁護なんだろう!
- 生駒らしい選択で良いと思う。誰かの卒業曲になると良曲でもその後の扱いが難しくなるからね。
- 恐らく運営の当初の構想は生駒の位置に生田で生田の位置に白石、センターを生駒で白石と西野のシンメ、縦に生生星を揃える陣容にしたかったんだと思う。まあそれは星野が3列目真ん中にきた時点でなんとなく予想してたから考えてることは一緒だったんだなと今思えばだけどね。
- 日刊の記事によって、奇妙なフォーメーションを組んだ運営への批判、まいやんへの批判が弱まる。卒業センターの縛りもなくなる。盾になって全部引き受けるのは、いつも生駒ちゃんなんだよな。
などのコメントが寄せられています。
人気メンバーが卒業する際には、AKB48グループと同様に乃木坂46でも卒業メンバーがセンターを務めることが多く、2016年6月に卒業した深川麻衣さんは卒業シングル『ハルジオンが咲く頃』で自身2度目のセンターを務め、昨年2月卒業の橋本奈々未さんは卒業シングル『サヨナラの意味』で初のセンターに抜擢されています。
そのため、『シンクロニシティ』では生駒里奈さんがセンターを務めるのではないかと予想する声が上がっていたのですが、グループのことを考えて卒業センターを断り、あえて2列目というのは生駒さんらしいなと感じますね。
その一方で、生駒里奈さんの代わりに白石麻衣さんがセンターを務めることに対する批判なども上がっているのですが、生駒さん本人が語っているように、生駒さんの卒業シングルということで相当なプレッシャーが掛かるのは確実であるため、中心メンバーの白石さんを選んだという事情があるのだろうと思います。
生駒里奈さんはデビューから5枚目シングルまで続けてセンターを務め、これまで様々な活動をしてグループに大きく貢献したメンバーであるため、最後にセンターを務める姿が見たかったという思いもありますが、2列目の中央でどのような姿を見せるのか楽しみにしたいですね。