数年前からAKB48の人気、勢いなどを超えたと言われ、現在は様々なCMなどのメディアに露出している乃木坂46が、8月9日リリースの18thシングル『逃げ水』の選抜メンバー18名を先日発表しました。
今シングルでは初めて昨年加入した3期生の大園桃子さん、与田祐希さんが選抜入りするとともに、Wセンターを務めるという異例の抜擢で大きな注目を集めているのですが、ファンだけでなくメンバーの間でも物議を醸しているようです。
<↓の画像は、乃木坂46の3期生・山下美月さん、大園桃子さん、与田祐希さんの写真>
乃木坂46のシングル楽曲は、7thシングル『バレッタ』(2013年11月リリース)で2期生の堀未央奈さんがセンターに抜擢されたのを除き、全て1期生がセンターを務めてきました。
- 乃木坂46『バレッタ』Short Ver.(YouTube)
それほど1期生は高い実力と人気を持っているということで、1期生の力でここまでの人気グループに成長したと言っても過言ではありません。
そんな乃木坂46で現在、大きな世代交代の波が襲ってきていると言われており、ニュースサイト『日刊サイゾー』によれば、18thシングルの選抜メンバーについては、「サプライズ+世代交代」という意味を持っているそうです。
<8月9日リリースの18thシングル『逃げ水』ジャケット(Type-A)写真>
- 乃木坂46 18thシングル『逃げ水』公式MV(YouTube)
3期生がいきなりセンターに抜擢されたということは、「選抜入りできない1・2期生はいつ辞めてもらっても結構、ということでしょう。メンバーも、そのことは重々承知しているはず」とアイドル誌の編集者が語っています。
1期生の中田花奈さん(なかだ・かな 22歳)については、ブログでグループ卒業を匂わすかのような発言をしているようで、まだ確定というわけではないものの、今後卒業を発表する可能性は十分あるようです。
また、中田花奈さんと同様に選抜落ちした1期生の川村真洋さん、中元日芽香さんについては、選抜落ちしたものの悔しさを表には出さず、半ば諦めているかのような発言をしているのですが、今回の選抜メンバーを見てモチベーションが落ちているメンバーは多くいるのではないかとのことです。
<↓の画像左から中田花奈さん、川村真洋さん、中元日芽香さん>
乃木坂46は2011年に、AKB48の公式ライバルとして誕生し、2012年2月にシングル『ぐるぐるカーテン』でメジャーデビューし、2ndシングル『おいでシャンプー』以降、シングルの売上枚数がオリコンCDランキングで初週1位を獲得しています。
今年3月に出した17thシングル『インフルエンサー』は、白石麻衣さんと西野七瀬さんがWセンターを務め、初週売上枚数は87.5万枚を記録し、これは橋本奈々未さんのラストシングルとなった同2月リリース『サヨナラの意味』が記録した82.8万枚を大きく超えて、最高初週売り上げ枚数となっています。
- 乃木坂46 『サヨナラの意味』(YouTube)
グループ内でトップクラスの人気があった橋本奈々未さんが抜けてしまったものの、その後のシングルでそれを上回る数字を記録し、乃木坂46はまだまだ高い人気があり、勢いも維持していることを証明していました。
その一方では、1期生の年齢が上がってきたことで世代交代に関する話がよく出てくるようになっています。
8月9日リリースのシングル『逃げ水』の選抜メンバーに選出された1・2期生の年齢を見てみると、秋元真夏さん(23)、生田絵梨花さん(20)、生駒里奈さん(21)、伊藤万理華さん(21)、井上小百合さん(22)、衛藤美彩さん(24)、齋藤飛鳥さん(18)、桜井玲香さん(23)、白石麻衣さん(24)、高山一実さん(23)、西野七瀬さん(23)、星野みなみさん(19)、松村沙友理さん(24)、若月佑美さん(23)、新内眞衣さん(25)、堀未央奈さん(20)となっています。
今年で25歳になるメンバーも多く、いつ卒業してもおかしくはないことから、世代交代は必要不可欠なのですが、初期メンバーを応援しているファンも多いことから、今後の世代交代次第ではファン離れが進む可能性はあるとみられています。
AKB48も同様に、初期の「神7(かみセブン)」などと呼ばれた前田敦子さん、大島優子さん、篠田麻里子さん、渡辺麻友さん、高橋みなみさん、小嶋陽菜さん、板野友美さんら初期の中心メンバーが脱退していくに連れて人気が低迷し、世代交代に失敗したなどと指摘されていました。
その結果、現在は乃木坂46に人気も勢いも負けているのですが、もしかすると乃木坂46もAKB48と同じ道を辿ることになるかもしれません。
欅坂46などのグループが少しずつ追い上げを狙っている中で、今後の世代交代は上手くいくのか、人気を落とさずに上げ続けることは出来るのか、引き続きグループの動向を見守っていきたいですね。