AKB48がCDやDVD等の作品をより多く売るために、握手券や抽選券などを特典として付け、ファンに何枚も同じCDを買わせる方法の”AKB商法”こと特典商法が度々問題視されていますが、AKB48の公式ライバルグループである乃木坂46の特典商法が酷いと今話題になっているようです。
乃木坂46はAKBグループ同様に秋元康さんがプロデュースするグループで2012年のデビューシングル「ぐるぐるカーテン」が20万枚を超えるヒットを記録して以降、リリースを重ねるごとにファンや売上を伸ばして行き、昨年11月に発売された7thシングル「バレッタ」は、51万枚を超える大ヒットを記録しまた。
果たして乃木坂46が行っている特典商法とは、一体どのようなものなのでしょうか…。
話題となっているのは、乃木坂46が2ndシングル「ぐるぐるカーテン」から採用している「握手会参加券兼スペシャルイベント応募券」なるもの。
「気づいたら片想い」にもこの券が封入されており、全国握手会に使用できるほか、メンバーとファンが一つのテーブルでお茶を飲みながら、一緒にトランプで遊べる“お茶会”や、メンバーのスペシャルライブ、サイン入り生写真などが抽選で当たるという。
そして、注目はその応募方法で、握手券と抽選券が兼用されている本応募券は『応募券部分を切り取った全国握手会イベント参加券では、全国握手会イベントには参加できません』という注意書きがあること。
同様のキャンペーンは、ジャニーズや女性アイドルでよく見受けられますが、握手券と抽選券が兼用されているケースは珍しいようで、これに他のアイドルファンからは「新型のドーピング(特典商法の俗称)だ!」「抽選に外れれば、握手券がゴミくずになるのか……」「乃木坂ヲタは大変だな」といった声が上がっている
とはいうものの、最近も、AKB48の『前しか向かねえ』の通常版に『大島優子感謝祭』の応募抽選券が封入されていたほか、別の女性アイドルグループが、CDに握手券か抽選券をランダムで封入したりするケースや、K-POPグループなんかは、握手会自体をを抽選にしたり、それに当選しても握手するメンバーが選べないなど、乃木坂46だけが過剰というわけではないようだ。
これにネットでは、
「金儲けのためにCD売ってんだから、特典付けて売れるなら付けるのは当たり前。クズだと思うけど」
「EXILEとジャニーズとAKB等はは音楽界の癌ですが、買うほうも悪い。売れるからつけあがる。」
「最近こんなのばっかだよ…ファンでもきついと思ったもん。」
「買う人の気持ちがわからないけど、個人の自由」
「早く法で規制しろよ」
などのコメントがありました。
CDが売れなくなってしまったためこのような戦略を採るのも分かりますが、やり方が少しずつエスカレートしているため音楽業界のこれからが心配になります。
果たしていつまでこの売り方が続くのでしょうかね…。