AKB48のチームAで副キャプテンを務めている中村麻里子さん(23)が、3月いっぱいの活動でグループを卒業し、4月より兵庫県神戸市にあるテレビ局『サンテレビジョン』(通称:サンテレビ)に、「契約アナウンサー」として入社することが明らかとなりました。
『デイリースポーツ』によると、「契約は1年」「最大2回の更新が可能」だといい、中村さんは報道キャスターを目指しているとのことです。
中村さんは2009年に行われた9期生オーディションで、横山由依さん、島崎遥香さん、永尾まりやさん、島田晴香さん、大場美奈さんらとともに合格してグループに加入。
2012年12月に『永遠プレッシャー』で初の選抜入りを果たしました。
そんな中村さんは、昨年12月に大学卒業後の進路としてアナウンサーを志望し、これまでアイドル活動と並行して就職活動を行っていたといい、約10局を受けてサンテレビとの契約が決まったそうです。
5日には自身のツイッター上で、明治学院大学の卒業が確定したことを報告し、「15歳からAKB48に加入し、学業との両立は簡単ではなかったけど、理解ある周りの方々、応援してくださる皆さんのおかげで、無事大学卒業を迎えられそうです。小学生以来にちゃんと卒業したかも。笑」
とツイートしていました。
<↓の画像は、中村さんの明治学院大学卒業報告ツイート>
中村さんはAKB48グループ内でもトーク上手として知られていたそうで、2013年11月に行われた『第1回ドラフト会議』では進行役を務めるなどしていました。
メンバーにはほとんど伝えていないものの、同期でグループ総監督、チームAキャプテンの横山さん、昨年12月をもって卒業した島崎さんには相談していたといい、「ぱるる(島崎)は『本当に行っちゃうの?』みたいな感じで、深夜のファミレスで語りました。由依には『みんな、ちゃんと考えてるねんな~。未来に向かって頑張って』って言われました」と明かしています。
<↓の画像は、アナウンサー転身を発表した中村麻里子さんの写真>
今後の目標については「ニュースの原稿を読みたいんです」「将来はフリーになって、全国で活躍できるようになりたいです」と語っています。
また、サンテレビの沼田伸彦社長は、中村さんについて「(面接などで)アナウンサーの経験はないが、しゃべりの方はしっかりしているという報告を受けている」などと話しています。
そして、中村さんのアナウンサー転身に対してネット上では、
- テレビ局ここまで人材不足なのか
- 女子アナの肩書きを欲しくて就職だな
- 確かに声はいい、声は
- 名前は女子アナっぽい
- 確かに地方局が似合う
- おっ、サンテレビにはいいんじゃないかな(適当)
- テンションからして舞台女優とか向いてたのにな
などのコメントが寄せられています。
昨年8月をもってSKE48を卒業した柴田阿弥さん(23)は、同9月よりフリーアナウンサーが多く所属する『セント・フォース』に所属。
現在は、ラジオ番組『ザ・ヒットスタジオ (火)』(MBSラジオ 火曜25時)のメインパーソナリティーを務めているほか、競馬中継番組『ウイニング競馬』(テレビ東京系 土曜15時)のMCを務めるなど、アナウンサーとして活躍しています。
<↓の画像は、柴田阿弥さんの写真>
また、2014年7月に乃木坂46を卒業した市來玲奈さん(いちき・れな 21歳)は、日本テレビのアナウンサー職に内定したことを『日刊スポーツ』が2月に報じており、来年4月に入社予定としています。
<↓の画像は、市來玲奈さんの写真>
2015年3月にNMB48を卒業した村上文香さん(あやか 23歳)は、昨年3月に契約キャスターとしてNHK大津放送局に採用され、ローカル情報番組『おうみ発630』に出演中です。
<↓の画像は、村上文香さんの写真>
このようにAKB48グループからアナウンサーに転身する方が増えているのですが、中村さんはトークが上手いとのことから、地方局でどこまで活躍できるのかに注目したいですね。