6月18日にハードオフ・エコスタジアム新潟にて、AKB48の45枚目のシングル(8月発売)の選抜メンバー16名などが決定する『第8回AKB48選抜総選挙』の開票イベントが開催されますが、今年もフジテレビ系でこのイベントの模様を生中継すると『東京スポーツ』(東スポ)が報じています。
同紙によれば、司会を務めるのは今年4月末に同局を退社し、フリーアナウンサーに転身した“カトパン”こと加藤綾子アナ(31)で、、早くもスタッフの不手際が発覚してしまい不穏なムードが漂っているといいます。
開票イベントまで20日を切った1日に、東京・秋葉原のAKB48劇場にて速報順位が発表され、昨年は速報と最終得票数ともに3位だったAKB48の“まゆゆ”こと渡辺麻友さんが、昨年女王に返り咲いたHKT48の指原莉乃さんを上回る票を獲得し、速報で1位となりました。
<6月18日、新潟・HARD OFF ECOスタジアム新潟で開催の『第8回AKB48選抜総選挙』>
渡辺さんは今年が最後の総選挙だとファンには伝えていると言われ、自身のツイッターでは「今年こそ、1位奪還! 返り咲き! 油断せずに、最後まで駆け抜けて行きましょう。頑張るぞー!!」とツイートするなど、1位奪還に燃えており、速報で1位だと知った渡辺さんは目に涙を浮かべながら「ビックリした。速報で1位になったの初めてなの。本当にファンのみんなが頑張ってくれたんだ、と。ありがとうございます」と感謝。
ちなみに、昨年まで3年連続で速報で1位を獲得し、2013年と2015年に女王に輝いている指原さんとの得票差はわずか907票となっており、最終的にどのような結果になるのかまだまだ分からず、渡辺さんは「さっしーと1000票差。さっしーが怖い、怖い」と恐れています。
また、速報が発表する前に行われた『AKB48 選抜総選挙ミュージアム』のオープニングセレモニーに登場した渡辺さんは、「さっしーは全メンバーの敵というか…」「敵というか、ライバル!」と指原さんのことをライバル視していることを明かし、「今年はリベンジに返り咲こうと。1位しか見えてないので、1位になる気満々です!」などと意気込みを語り、指原さんには無い自身のアイドル性をアピールしていました。
こうした渡辺さんの発言などを受け、今年フジテレビ系で放送される3時間半の大型特番は、他のメンバーが「打倒さっしー」を合言葉に、指原さんに立ち向かっていく姿を特番PR用の映像として現在制作している段階だといい、特番の構成については、昨年の女王で総選挙史上初の2連覇に燃える指原さんを意識にした作りになると見られるとのこと。
昨年同局で18時半から約3時間半にわたって放送された特番の平均視聴率は、第1部(18時30分~19時)が7.5%、第2部(19時~20時55分)が10.3%、第3部(20時55分~21時54分)が18.8%、瞬間最高視聴率は23.4%を記録し、大コケが懸念されていたものの、まずまずの結果を残しました。
フジテレビでは2012年開催の第4回から生中継を行っており、翌2013年より加藤さんが番組の司会を担当し、今年も引き続き番組の司会を担当するそうなのですが、局内からは「退社したのに」「カトパンに頼り過ぎ」といった不満の声も上がっているそうなのですが、今年はそれだけでなく、番組制作陣の危機感のなさに対して厳しい声が噴出しているそうです。
昨年が自身最後の選抜総選挙となった初代総監督・高橋みなみさんが号泣しながらスピーチをしている場面で、スタジオからはスタッフと思われる男性の「ははは」「へっへ」という笑い声が漏れており、これに対してバッシングの嵐となりましたが、今年は中継担当が現地のホテルの予約をしっかり取っておらず、何十室も足りないというトラブルがあったといい、その後部屋を確保することが出来たものの、先が思いやられるとフジテレビの社員が語っています。
そして、これに対してネット上では、
- 生中継は嬉しいけど去年みたいな放送はやめてください。
- 24時間テレビと同じくらい電波の無駄遣い
- 視聴率を稼ぐのが安定だというなら、そりゃ不安でしょ。もう、そんなに稼げないと思う。一生懸命に活動してる人には、申し訳ないけど世間はそんなに気にしてないからね。
- 今はニコ生とかでやった方が見る人多いだろうし、テレビで生中継なんてやめた方がいい
- 黄金時代を過ぎたAKBでは視聴率なんか取れないのに。特番として放送するメリットは無い。ダイジェストで十分。
などのコメントが寄せられています。
今年は、開票イベント終了後の18日23時15分より、テレビ朝日系で生放送特番『緊急生放送!AKB48 総選挙延長戦〜僕たちは彼女について行く〜(仮) 』が放送されると2日発表されたものの、開票イベントの生中継についての発表がないことから今年は中継をしないのかと思っていましたが、今年もやはり中継を行うようですね…。
昨年放送された番組に対してはスタッフの笑い声の他に、CM量が非常に多く、それによってスピーチ途中で突然CMに入ることに対して視聴者からは批判が殺到しており、この点が今年は改善されているのかに注目したいところです。
昨年は大コケが心配されながらもそこそこの数字を獲得しており、それによって特番の継続が決定したものとみられますが、この1年で主要メンバーがかなりグループを離れており、人気も更に低下していることから、今年はかなり厳しい数字になるのではないかとみられるのですが、果たしてどれほどの数字を獲得できるのかにも注目ですね。