俳優の松山ケンイチさん(30)が主演の実写ドラマ『ど根性ガエル』(日本テレビ系)が11日よりスタートし、関東地区での初回平均視聴率が13.1%を記録したことが明らかとなりました。
放送開始前は多くの批判が寄せられ、大コケしてしまうのではないかと心配されていたものの、現時点で『デスノート』の初回平均視聴率16.9%、『花咲舞が黙ってない』の14.7%に次いで3位に位置しています。
『ど根性ガエル』は、1970年7月~1976年6月にかけて漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』で連載された漫画が原作となっており、1970年、1980年代にアニメも放送されている人気作品ですが、実写化にあたり16年後の世界をドラマオリジナルのストーリーで描いています。
そして、松山さん演じる主人公のひろしはニートの30歳という設定で、ヒロシのTシャツの胸に張り付いていた「平面ガエル」のピョン吉はCGで再現され、声優は演技派女優の満島ひかりさん(29)が担当しています。
実写ドラマ化が発表された当初からネット上では「原作のイメージを壊すな」「大コケ確定」などと批判されていましたが、初回放送後視聴者からは「思ったよりも面白かった」「松山のクズ男ぶりが良い」「神ドラマの予感がする」などと絶賛の声が多数寄せられています。
また、ピョン吉の声を担当している満島さんが原作のイメージを壊すことなく、完全にピョン吉を再現していることから「ピョン吉が上手すぎる!」「満島ひかりが予想以上にハマってた」「ピョン吉が出てるシーンは無条件で面白いな」「満島ひかりを選んだ奴は偉い」「泣ける展開になりそうだけど満島の演技なら期待できる」などと、称賛する声が多数上がっています。
ちなみに、満島さんの声は別撮りではなく、満島さんも撮影現場に参加して松山さんと掛け合いをしており、そうしたことが自然な演技に繋がっているようです。
しかし、こうした絶賛の声が寄せられている一方で、ヒロインの京子ちゃんを演じている元AKB48の前田敦子さん(24)に対しては、「演技が素人で見るに堪えない」「一人だけ学芸会レベルだな。明らかに力不足」「演技派俳優の中で一人だけ浮いている」「大根女優」などと酷評され、満島さんとの演技を比較して「天才と凡人の差」とまで言われてしまうことに。
前田さんは今年5月より公開された映画『イニシエーション・ラブ』でヒロインを演じ、演技が高く評価されていたのですが、今回演技派の俳優陣に囲まれ演技力の低さが際立つことになり、役柄も合っていないことから、このような声が寄せられることになってしまったようです。
これにネット上では、
- ど根性ガエルは周りがうまい人多いからあっちゃんの粗が余計浮いてしまうよね。ヒロインだし
- 満島ひかりの声にすら負けた自称女優前田敦子さん(笑)
- 前田の演技が上手いって言ってる人なんて周りに1人もいないんだけど、一体誰が言ってるんだろう…。彼女の大根演技で他のキャストの素晴らしさが帳消しになるそれくらい下手…
- ぴょん吉と京子ちゃん満島さんが1人2役でやればよかったのに。満島さんならできると思うし、前田さんはいらない
- 早くこんな大根の女優(自称)消えてくれないかね?せっかく他にいい女優さんいるのに、こんな顔面センターをヒロインにするなんて勿体ない
などのコメントが寄せられていました。
徐々に女優としての評価が高まり、昨年公演された舞台『太陽2068』に前田さんを起用した演出家の蜷川幸雄さんは「もう前田さんをアイドルという目線で見ないでほしい、ちゃんとした女優さんとして見てほしいなと思いますね」などと語るなどしていますが、まだまだ女優としての経験が浅いことから幅広い役柄を演じるのは難しいのでしょうね…。
そんな前田さんは6月よりファン感謝イベント『Atsuko Maeda 10th Anniversary Event~AM&YOU~』を開催しているものの、7月18日に大阪で開催される同イベントのチケットが現在でも販売されており、ファン離れが深刻だと話題になっています。
また、6月に放送された『水曜歌謡祭』(フジテレビ系)に出演し、「木綿のハンカチーフ」を歌手の太田裕美さんと共に披露したのですが、あまりにも酷い歌唱ぶりだったことから「放送事故」などと酷評されることになりました。
このように女優、歌手としての活動が中途半端でファン離れが加速している一方、ドラマ・映画でヒロインや主演を務めていることから批判が寄せられている前田さんですが、このまま成長が無ければ消えるのは確実であるため、今のうちに演技力を付けて息の長い女優になってほしいものですね。