26日に5時間生放送された音楽特番『テレ東音楽祭2019』(テレ東京系 17時55分~22時54分)の視聴率が発表され、番組歴代最高と並ぶ9.7%(関東地区)を記録していたことが明らかになりました。
17時55分から19時までの平均視聴率は3.4%、19時から22時54分までは9.7%、瞬間最高視聴率は21時9分、同10分の2回で記録した12.6%で、バブルガム・ブラザーズが代表曲『WON’T BE LON』を披露しているシーンでした。
『テレ東音楽祭』は2014年から毎年6月下旬に放送されており、2014年の平均視聴率は9.7%、2015年は5.8%、2016年は7.9%、2017年は8.4%、2018年は8.8%となっており、今年は第1回に並ぶ番組最高の視聴率となっています。
今年の『テレ東音楽祭2019』には、『Do As Infinity』が10年ぶりにテレビ出演したほか、元モーニング娘。の辻希美さんと加護亜依さんによるユニット『W(ダブルユー)』が13年ぶりに歌番組に出演、さらに5月に自殺未遂騒動を起こしたK-POPグループ『KARA(カラ)』元メンバーのク・ハラさんが騒動後テレビ初出演しました。
ク・ハラさんは番組でKARAの日本デビュー曲『ミスター』を披露し、パフォーマンス中には衣装がズリ落ち、下着のヌーブラがポロリしてしまうハプニングもありましたが、パフォーマンスを続けながら衣装を直し、最後までキレのあるダンスや笑顔を見せていました。
<↓の画像が、『テレ東音楽祭2019』で復帰した元KARAク・ハラさんの写真>
ク・ハラさんは歌唱前のトークで、「ちょっと緊張しているんですけど、皆さんご無沙汰しております。」と日本語であいさつし、自殺未遂騒動で心配の声が上がっているものの、「ご覧の通り、ハラはものすごく元気です」と復調をアピール、視聴者に向けては「ハラらしい歌手として、一生懸命活動していきたいと思います。応援よろしくお願いいたします」と呼び掛けていました。
- 『テレ東音楽祭2019』出演のク・ハラさんの動画(Twitter)
そして、パフォーマンス終了後に司会のTOKIO・国分太一さんから、「今日はハラハラするハプニングがありましたね?」と話を振られると、「あ、ちょっと、ハラハラしました。あの、ちょっと頑張りすぎちゃって、あの、皆さんごめんなさい」と苦笑いしながら頭を下げていました。
また、番組出演後には所属事務所『プロダクション尾木』を通じて、「生放送でハプニングもありハラハラしましたが、最後まで頑張って歌いきりました」とコメントを寄せています。
こうしたハプニングがあったものの、ク・ハラさんのファン等からは、
- ハラちゃんおかえり~!!かわいかった!!
- ハラちゃんプロ魂見せてもらったよ
- 歌ってる姿がみれて嬉しかった。ホントよかった!
- ハラちゃんかっこよかったし可愛かった頑張って!!!!!
- プロ意識が高い。日本で頑張れ。
- ハラちゃん謝らないで 最後まで笑顔で踊ってくれた、それだけで充分だよ!
- ハプニングもあったけど、元気なパフォーマンスに見てるこちら側も元気をもらいました。
これからの、日本での活躍に期待したいですね。 - ハラちゃんーコメント聞けてホッとした。なんも触れんままもなんかモヤモヤしたし太一くんのMCの安心感
- ハラさんだけに、ハラハラってか~!かわいかったし、一生懸命さが伝わってきましたよ。頑張ってますね。活躍楽しみです。
- まずは無事に元気になってくれたこと,よかったです。それから日本での活動ということで,これからが楽しみです。応援しています。
- ハラちゃんを見る為だけにこの番組見てました。政治的に今の韓国には怒りしかありませんが、ハラちゃんには日本で頑張って欲しい。応援してます。
- ハラが悪い訳ではないから謝らなくても大丈夫ですよ~。久しぶりミスターの振り付けを観れたのが嬉しい。
もっと休養を取って体調が100%になったら、ジヨンとのミスターも観たいなぁ♪
などと温かい応援コメントが殺到しています。
その一方で、自殺未遂騒動からわずか1ヶ月での仕事復帰ということから心配の声や、顔の変化を指摘する声も少なくありませんでしたが、今後の日本での活躍に期待している方が多い様子です。
この他に番組全体の印象として、「ちょっと物足りなさを感じた」という反応があったり、KinKi Kidsのパフォーマンス中にはハウリングを起こしてキーンという不快な高音が鳴り響くシーンがあり、堂本剛さんは突発性難聴を患っているだけに批判の声も上がっています。
- 『テレ東音楽祭2019』KinKi Kidsのパフォーマンス映像(Twitter)
様々なハプニングが発生しましたが、『テレ東音楽祭』は他の音楽番組に出演することが少ないアーティストも登場し、番組視聴率も9.7%とテレ東としてはまずまずの好視聴率を獲得しており、来年はまたどのようなラインアップとなるのか楽しみですね。