2015年結成のアイドルグループ『わーすた』(The World Standardの略)のイベントに殺害予告があり、開催中止とすることを所属事務所『エイベックス・マネジメント』が公式サイト上で発表しました。
わーすたは6月26日にニューアルバム『The Legend of WASUTA』をリリースし、7月13日に東京・青山3丁目の「エイベックスビル」にて『mu-mo(ミューモ)ショップ スペシャルイベント』を開催予定だったのですが、メンバーや客に危害を加えるという内容の殺害予告があったため、イベント開催を中止することにしたとしています。
<↓の画像は、『わーすた』メンバー写真>
(左から松田美里さん、三品瑠香さん、廣川奈々聖さん、小玉梨々華さん、坂元葉月さん)
公式サイト上では、「過日、インターネットのサイトにて7月13日に開催予定しておりましたmu-moイベントに集まったわーすたのメンバーとお客様へ危害を加える内容の殺害予告が投稿されておりました。(現在は削除されております)弊社は警察署へ被害届を提出し、相談させていただいた結果、安全を最優先に考え指定されている7月13日のmu-moイベントを中止させていただきますことを決定いたしました。」
と発表し、イベントの振替や返金などについては改めて後日お知らせするとしています。
また、その他のイベント出演は警備をさらに強化して出演予定ではあるものの、「危険の可能性を確認できた場合には予定を変更することもございます。」
と伝えています。
このような被害に遭ったわーすたは、『SUPER☆GiRLS』、『Cheeky Parade』(昨年7月末に解散)、『GEM』(昨年3月末に解散)に続くエイベックスの5人組アイドルグループで、グループ名は「The World Standard (世界標準)」の略称で、世界照準に合わせているデジタルネイティブ世代のアイドルグループを謳っています。
他の国内のアイドルグループとは違いライブ中の撮影がOKで、SNSへの画像・動画投稿によって拡散してもらうという施策をしています。
2015年に結成、インディーズからCDデビューを果たし、2016年5月にメジャーデビューをしており、2017年にフランス・パリで開催のイベント『JAPAN EXPO』に出演し、今年は5月に開催された北米最大規模のアニメ、ジャパンカルチャー見本市『Anime North 2019』にゲストアーティストとして出演し、パフォーマンスを披露しています。
また、世界規模での活動のためにメンバーそれぞれが外国語の勉強をしており、廣川奈々聖さん(ひろかわ・ななせ 20歳)、小玉梨々華(こだま・りりか 18歳)、三品瑠香さん(みしな・るか 18歳)の3人は英語、松田美里さん(まつだ・みり 19歳)は中国語、坂元葉月さん(さかもと・はづき 20歳)はスペイン語を勉強中といいます。
そんな『わーすた』のイベント開催前に殺害予告があり、急遽中止が決定したことが発表されネット上では、
- メンバーと観客って…爆破?
- 売名目的の自作自演乙
- ファミスタのメジャー版?
- テロには屈しないが世界標準じゃないの?
- こいつらにそんな熱心なファンもアンチもおらんやろ
- 随分と強気なグループ名だな 名前と見た目があってないだろこれ
- 行こうと思ってた人は楽しみにしていただろうに。こんな輩は一刻も早く捕まえて欲しい。
- きっちり追い込んで晒し上げとけ
- イベントの度に脅迫が来たらどうするつもりなんだ?
- こういうの真似する奴出てくると影響がデカイから、さっさと犯人捕まえて欲しいわ
- 難しいよな。無視して何かおきれば叩かれて、こんな風に中止すれば頭おかしいやつの思うがまま。じゃあ俺もってやつが増える
- こんなグループ知らんのはいいとして、、、こんな営業妨害して損害賠償とか相当な金額になるでしょに・・・
このご時世海外のネットワークを使う様なアドレス偽装とかしても逮捕されるてのに・・・
などのコメントが寄せられています。
アイドルなど特に女性アーティストに対する殺害予告などは度々発生していますが、今回のように殺害予告を受けてイベントを中止としてしまうと、再び同様の予告が行われる可能性もあるので、中止とすればいいものではないとは思います。
しかし、もし何かあったらでは遅いですし、アイドルだけでなくお客に対しても殺害予告をしていたとのことから、今回の場合は安全第一でイベントを一旦中止として、今後どうするか対応するというのは正解なのかもしれないですね。
すでに警察には被害届を提出しているそうで、今後の活動のためにも1日も早く犯人が逮捕され、今後また安心して活動できる状態に戻ってほしいです。