NMB48とAKB48を兼任している“みるきー”こと渡辺美優紀さん(22)が13日、大阪・なんばのNMB48劇場で行われたチームBⅡ劇場公演に出演し、グループから卒業することを発表しました。
具体的な卒業時期については現時点では未定となっており、卒業後の活動については明言しなかったものの、芸能活動は続けていくものと見られているとのことです。
渡辺さんは、22日にリリースされるNMB48の最新シングル『甘噛み姫』を披露後に、「今日はそれだけじゃないんですよ」と切り出し、「私は、NMB48を卒業します」と発表。
そして、「本当にNMBに入るときよりも、卒業することを決めることの方が、本当に大決心でした。」と語り、、5年半、このステージに立たせて下さった皆さん、ありがとうございました。私にとって、とっても素敵な日々でした。そしてすごく幸せでした。」と感謝。
昨年12月の時点で卒業する決断をしていたそうで、「やっぱり同期のメンバーが、たくさん卒業していって、見渡すと、本当に後輩たちがキラキラ輝いていて、次世代と呼ばれているNMBのメンバーに、もう今を任せたいなと心から思いました。」と卒業の理由を説明。
この日の公演には、グループ発足以来2枚看板として共にグループを牽引し、ライバル関係にあった“さや姉”こと山本彩さんも出演しており、渡辺さんは「同い年で、身長も同じくらいで、血液型も一緒で、私は最後まで、友達のように仲良くなれない、仲良かったか? いや、友達のような関係にはなれなかったけど、今までの私の人生で一番の運命を感じた人でした。」と告白。
＜↓の画像は、渡辺さんと山本さんのツーショット写真＞
さらに「たくさん悔しいこともあって、誰よりも素直になれなかったけど、私が一番、誰よりもすごい人だとわかってるし、本当に尊敬しています。ずっと伝えられなかったけど、この場をお借りしたら、言える気がしたので、言えました」と語りかけると、お互いに涙を流し、山本さんは「NMB48にいることだけが正解でも成功でもない。みるきーが信じる道を私たちも信じたい」と話しました。
そんな山本さんは「NMBをこのまま終わらせたくない。みるきーの卒業でセカンドステージに入ると思います」と切り出し、今後はNMB48の活動に全精力を注ぐために、総合プロデューサーの秋元康さんにAKB48との兼任解除を申し入れ、了承されたことを明かしており、「一緒にやってきたメンバーが卒業していくのを見て、私もNMB48のために何かしたいという気持ちが強くなった」と話しています。
そして、渡辺さんの卒業に対してネット上では、
- 結局、藤田富との文春スクープが全て。アイドルとしてはあの時に終わってた。
- 最近はやる気が全然なかったという話を聞くし、卒業は当然だろう。惜しいとか寂しいとかいう感情はもうない。
- これでますますさや姉1強時代になるな…
- これでファンやアンチの声を気にすることなく、心置きなく藤田富さんとちゃぷちゃぷ出来ますね。卒業おめでとう！
- 辞めるタイミングが違うだろうに。遅すぎ。
- 山本彩との差が誰が見ても開いたしね。卒業して結婚でもしたら良いかと。
などのコメントが寄せられています。
渡辺さんは3月の時点でトークライブアプリ『755』上で、ファンからの「NMBの新しいシングルの握手会日程がでたね 明日から申し込みみたいだけど迷ってる 美優紀ちゃんに会いたいなー」という内容のメッセージに対し、「申し込まないでください そこまでここにはいないと思うので」と、卒業を示唆するような返信をしており、それよりも前から卒業を匂わせる発言をしていたことから、今回の発表に対しても驚きの声はありませんね。
そんな渡辺さんは、山本さんとの2枚看板でグループの顔とも言える存在で高い人気を得ていたものの、2014年3月に週刊誌『週刊文春』によってモデル・俳優の藤田富さん(ふじた・とむ 23歳)とのお泊りスキャンダルをスクープされ、さらにその後もLINE上でのやり取りなどが流出。
この一連のスキャンダルに対して完全スルーという強引な方法で乗り切ろうとしたものの、その不誠実な対応に対してバッシングの嵐となり、これといった処分も受けることが無かったため人気は一気に低下し、完全に勢いはなくなっていましたし、本人もヤル気がなくなっていたようなので、卒業するのが正解かと思います。
卒業後も芸能活動を続けていくとのことですが、特に突出したものがない渡辺さんがどのような活動をしていくのかに注目したいですね。