AKB48の“ぱるる”こと島崎遥香さん(22)が、グループ卒業の意思を固めていることが分かったと16日付の『日刊スポーツ』(ニッカン)が報じています。
AKB48グループは15日に、横浜アリーナと神奈川県民ホールの2会場で『AKB48グループ同時開催コンサートin横浜』を同時開催し、島崎さんが出演していた横浜アリーナでのコンサートで、AKB48の46枚目シングル(タイトル未定)を11月16日にリリースすること、センターは島崎さんが務めることが発表されました。
島崎さんがシングルでセンターを務めるのは、2015年5月発売の『僕たちは戦わない』以来6作ぶり4度目のセンターとなるのですが、この曲が最後のセンター曲になる可能性もあるようです。
ニッカンの取材によれば、親しい友人らに「AKB48を卒業する決心がついた」などと明かしているといいます。
島崎さんは12日から全国放映中の「バイトル」の新CM「卒業前」篇に出演しているのですが、このCMが意味深な内容になっていることから島崎さんがAKB48を卒業するのではないかと話題になっていました。
このCMで島崎さんはアルバイトの先輩役、後輩役でHKT48兼AKB48の宮脇咲良さんら8人のメンバーが出演しているのですが、宮脇さんが涙を流しながら島崎さんに「ぱるるさん、辞めちゃうんですか…?」と聞くところから始まり、それに対して島崎さんは清々しい表情を浮かべて「ここで色々経験して、やりたい夢がわかったの。だから辞めるんじゃなくて“卒業”だよ」「次に進むことに決めた!」と力強く宣言するという内容。
<バイトル新CMに出演している島崎遥香さん>
- 【TVCM】バイトル「(バイト)卒業前」篇(YouTube)
これはあくまでもCM内でのセリフではあるのですが、意味深な演出ということからファンは動揺を隠せず、「卒業テーマだったのが気になる」「本気で卒業すると思ってしまった」「…ぱるるAKB卒業したりしないよね??」などといった声が上がっていました。
さらに、46枚目のシングルでセンターに抜擢された島崎さんですが、このタイミングでセンターに抜擢されたことも意味深だといい、2014年以降のAKB48選抜総選挙で島崎さんは7~9位という順位で、安定して高い人気を得てはいるものの、人気が上がっているわけでもなく、AKB48のシングルでは何かしらの意図があってセンターに起用するため、これが卒業を裏付けているのではないかとのこと。
現時点でAKB48の総合プロデューサー・秋元康さんに卒業の報告が済んでいるのかどうかは不明だそうですが、AKB48で恒例となっているサプライズな仕掛けも匂うといい、大島優子さんはNHK紅白歌合戦のステージ上で卒業を電撃発表したほか、篠田麻里子さんや小嶋陽菜さんは選抜総選挙で卒業を宣言するなど、島崎さんも同様の卒業発表プランが進行している可能性もあるといいます。
そして、これに対してネット上では、
- なんかそんな感じだよな・・・ほとんどAKBの活動に参加してないしな。年内卒業発表→来年後半に卒業か。
- 楽しそうだからアイドルになってみたものの、握手会やらファン対応がこれ程面倒だとは思ってもいなかった。女優って肩書きなら握手会とかもないし好きなように芸能活動が出来るからそっちにしよう って感じだろうな。
- AKBやめてもこの人に何ができるの?今度はこの人が世間から塩対応されるだけでは?いや、対応どころか全くの無関心になるかも。
- どうでもいいけど声が小さい、覇気がない、愛想がない。大人数の一人だったら個性ってことになるんだろうけど、外に出て一人になったら何にもならない。
- これ明らかにトバシだと思うけど、外堀を埋められていく感じがするな。気づいたときには卒業へのレールが敷かれてそう。
- 塩対応もグループだからキャラとして成り立ってたけど、卒業したあともそれなら厳しい。卒業後はしばらく映画や舞台とかで起用されるかもだけど、時が経つにつれ…お察しですな
などのコメントが寄せられています。
島崎さんは選抜総選挙に出馬するのは今年が最後だということを宣言しており、ステージ上でのスピーチでは「正直卒業も考えました」などと明かしており、卒業が近いことを匂わせていました。
さらにこうした発言よりも前から、島崎さんはアイドル活動に対する熱が冷めてしまっているかのような様子を見せており、AKB48としての活動よりも自身の女優業を優先したり、男性ファンのことをないがしろにした言動を繰り返したり、雑誌のグラビアで他のメンバーが水着姿を披露している中、島崎さんだけが服を着ているなど、ここ数年は嫌々アイドル活動をやっているかのような感じを漂わせていました。
そのため、島崎さんがAKB48を卒業することに対して驚きは特に無く、やっと卒業するのかというところなのですが、卒業後は女優として活動していくと見られているものの、特に演技が評価されているわけでもないのでソロでは厳しいでしょうね…。