欅坂46でセンターを務めている“てち”こと平手友梨奈さん(ひらて・ゆりな 17歳)の初主演映画『響 -HIBIKI-』(月川翔監督)が、大コケしていたことを週刊誌『週刊新潮』が報じています。
『響 -HIBIKI-』は、雑誌『ビッグコミックスペリオール』で2014年から連載され、コミックスの累計発行部数が170万部を突破している『響 ~小説家になる方法~』(原作:柳本光晴さん)の実写映画化で、15歳の天才女子高生小説家・鮎喰響(あくい・ひびき)が彗星の如く現れ、その才能が文学界に大きな革命もたらし、響の自分が信じることは決して曲げず、信念を貫き通す行動などによって様々な人に影響を与えていき…といったストーリーとなっています。
キャストは平手友梨奈さんのほか、北川景子さん、アヤカ・ウィルソンさん、高嶋政伸さん、柳楽優弥さん、北村有起哉さん、野間口徹さん、小松和重さん、吉田栄作さん、小栗旬さんなどとなっています。
<↓の画像は、『響 -HIBIKI-』で映画初主演を務めた平手友梨奈さんの写真>
監督は、最終興行収入が35.2億円の大ヒットを記録した昨年公開の『君の膵臓をたべたい』のほか、『となりの怪物くん』『センセイ君主』『君と100回目の恋』『黒崎くんの言いなりになんてならない』などを手掛けている月川翔監督です。
映画公開前後には、平手友梨奈さんら出演者が様々なメディアに登場し、映画の宣伝活動を行っており、プロモーションには相当力を入れている様子だったのですが、公開初週末の映画ランキングで初登場6位という微妙な結果となっています。
興行成績はというと、全国295スクリーンの大規模公開で、公開から4日間の観客動員数は16万8708人、興行収入は2億1517万円(文化通信社調べ)でした。
翌週には9位まで順位を落とし、10月25日までに主要な映画館での上映が終了しており、気になる最終興行収入の正確な数字については発表されていないのですが、『週刊新潮』によると熱心な欅坂46ファンがどこから引っ張ってきた数字によれば、最終興行収入は「5.5億円」程度と見積もっており、映画ランキングの順位に照らし合わせると、恐らくこれに近い数字のはずだとしています。
そのため『響 -HIBIKI-』は、数字としてはまさに大コケ、大爆死と言える結果で、平手友梨奈さんにとっては黒歴史作品になってしまったかと思うのですが、『週刊新潮』の記事で芸能記者は、「普段は感情を表に出さず、突飛な行動で周囲を驚かせる主人公が見事に憑依していました。数字の反面、彼女の演技は悪くなかったんじゃないですかね」
と評価しています。
さらに、「今でいえば橋本環奈(19)なんかが『アイドル女優』の枠でしょうが、平手の場合はちょっと独自の道をひらいているイメージ。あえていうなら昔の中森明菜(53)みたいな感じです」
と語っており、平手友梨奈さんは他のアイドルが持っていないようなオーラがあるようです。
実際に映画の情報・レビューサイト『Yahoo映画』や『映画.com』での評価、感想を見てみると、ユーザーのレビュー点数は【約3.9~4点/5点満点中】と高い点数が付けられており、平手友梨奈さんの演技を評価する感想が多く寄せられています。
興行としては失敗に終わったものの、作品としては良いと感じた人が多いようで、今後の女優としての活躍に期待が持てそうです。
しかし、『週刊新潮』によると『響 -HIBIKI-』の撮影は、完全に平手友梨奈さんに合わせる形で進行していったといい、「撮影は今年の4~5月だったかと思います。早目にリハーサルをしても本番撮影まで日が空くのが嫌らしく、リハ翌日に本番なんてこともありました。異例も異例です。欅のプロデューサーの秋元(康)さんが作品のスーパーバイザーですし、なにより平手の起用は原作者の希望もありましたから」
と関係者が明かしています。
また、前出の芸能記者は連続ドラマでの主演などは難しいのではないかとみており、「ネックになってくるのが平手の体調です。昨年の『紅白』では過呼吸で倒れていましたが、その後も負傷して武道館公演がなくなったり、ステージから転落したり……。この10月も、グループの新曲の握手会ミニライブを体調不良で欠席していました」「ですから、連ドラに使うのはキツイ。短期間で撮り終える映画と違って、ドラマの撮影は長期にわたる。そこで休まれたりしたら、撮影スケジュールがめちゃくちゃになってしまいますからね」
と語っています。
『週刊新潮』はこのように報じているのですが、これに対してネット上では、
- 第二の前田敦子みたい
- 体調がいつも優れない二番煎じの中森明菜
- いや中森明菜と一緒にすんなよ 北川景子まで無駄遣いしやがって
- 何でこんな業界全体でプッシュされてるのかずっと違和感
- 広瀬すずでキャスティングしとけば10倍は行ったんじゃね?
- 単にテンション低いだけで中森明菜とか山口百恵と一緒にしたら本人が恥ずかしい思いすんだろw
- 広告代理店&芸能事務所がゴリ押しするとこうなる
- どれだけカリスマを捏造しても、これが現実 カリスマってのは端からそう思われてナンボだ 運営側から押し売りされるカリスマとかねーから
- 橋本環奈はアイドル女優なんてレベルじゃない。すでにコメディエンヌと呼んでいい。
などのコメントが寄せられています。
ネット上でのレビュー評価点数、感想を見ると、平手友梨奈さんはどういった演技を見せているのか少し気になり、もしそこまで絶賛されるような演技を初主演映画で披露していたというのであれば、今後は映画だけでなくドラマなどにも出演してもらいたいですね。
現時点では、欅坂46での活動でいっぱいいっぱいになっている様子で、頻繁に体調不良などを理由に各イベントを欠席したり、コンサートも出演しないといったことがちょくちょく発生しているため、活動がもう少し落ち着かないと連ドラへの出演は難しそうですが、是非とも今後ドラマにも出演し、活躍の場を広げていってほしいところです。