モデル・女優の本田翼さん主演で昨年10月期放送のドラマ『君の花になる』(TBS系)が、映画化されることが決定したと8日発売の週刊誌『週刊女性』が報じています。
『君の花になる』は、本田翼さん演じる元高校教師の主人公がひょんなことで、崖っぷちのボーイズグループ『8LOOM(ブルーム)』の寮母となり、メンバーたちと共に「トップアーティストになる夢」に向かっていき、成長していく姿などを描いています。
8LOOMのメンバーは、高橋文哉さん、宮世琉弥さん、綱啓永さん、八村倫太郎さん、森愁斗さん、NOAさん、山下幸輝さんが演じ、ドラマ放送に先駆けて期間限定グループとして実際に音楽活動を行い、配信限定で楽曲をリリースしたほか、音楽番組『CDTVライブ!ライブ!』でパフォーマンスを披露したほか、昨年11~12月にかけては東京・大阪・福岡でライブを開催するなど、ドラマから飛び出して本物のアイドルのように様々な活動を展開し、最終回放送後にはファンミーティングも開催していました。
これによって8LOOMは多くのファンを獲得した一方で、ドラマの視聴率は伸び悩み、初回の平均世帯視聴率は6.5%、個人視聴率は3.6%、第2話以降は世帯視聴率が4~6%台、個人視聴率とコア層(13~49歳)の視聴率は2~3%台で推移と、残念な結果に終わっていました。
しかし、週刊女性の取材で『君の花になる』の映画化決定が判明したといい、映画は再来年の2025年末公開予定とのことです。
ドラマは低視聴率ながら映画化が決まった背景について音楽ライターは、「ドラマと連動しつつ、実際にデビューして期間限定の活動をしていた。『8LOOM』の人気が根強いんです。ドラマに合わせて楽曲をリリースし、ライブも行いました。グッズや写真集、ライブDVDなども発売。ドラマ内のグループという設定ですが、実際にも相当な人気と売上を見せています」
と語っています。
<↓の画像は、8LOOMのメンバー写真>
気になる続編映画の内容について芸能プロダクション関係者は、「映画では『きみ花』を経て、それぞれの分野で活躍しているメンバーの再集結が見どころ。映画は2024年末にクランクイン予定で、映画公開と同時に8LOOMの全国5大ドームツアーも行うようです」と明かしています。
『君の花になる』の最終回では、8LOOMがトップアーティストに成長し、メンバーそれぞれが新たな挑戦に専念するためにグループは一旦活動休止となり、ラストシーンでは3年後にグループ活動を再開させ、メンバーたちが新曲を披露しました。
こうしたストーリー展開に合わせて、映画の公開時期はドラマ放送から3年後となるそうです。
スペシャルドラマではなくあえて映画というのは制作サイドの自信を感じさせ、ドラマでは本田翼さんの演技が酷評され、視聴率は伸びずに残念な結果に終わりましたが、8LOOMは高い人気を獲得していたので、これから映画公開に向けて新曲リリースなどの活動も展開し、映画公開と共に5大ドームツアーもスタート予定とのことで、今後のプロモーション次第で大ヒットとなる可能性はありそうです。
ドラマは微妙な結果に終わりましたが、それから間を空けて公開の映画ではどれほどの興行成績を稼ぐのかに注目したいですね。