2012年7月から放送のトークバラエティ番組『今夜くらべてみました』(日本テレビ系 火曜23時59分)が、4月の改編で水曜21時枠に移動することが31日放送の番組内でサプライズ発表されました。
MCを務めている『フットボールアワー』の後藤輝基さん(42)、『チュートリアル』の徳井義実さん(41)、ハーフタレントのSHELLYさん(32)、HKT48の指原莉乃さん(24)の4人は、ゴールデン昇格後もMCを続投することも決定しています。
昨年2月から番組に出演している指原さんは現在、数多くのバラエティ番組に出演し活躍しているものの、ゴールデン帯(19時~22時)の番組でMCを務めるのは初めてとのことなのですが、そんな指原さんについて『東京スポーツ』(東スポ)は、「AKBグループの“女王”は“女版・中居正広”への道をばく進している。」と伝えています。
水曜21時枠では現在、中居正広さん(44)と笑福亭鶴瓶さん(65)がMCの『ザ!世界仰天ニュース』を放送しているのですが、4月の改編で火曜21時枠に移動することが決定しており、空いた枠に『今夜くらべてみました』が移動します。
同番組は放送開始以来、後藤さん、徳井さん、SHELLYさんの3人がMCを務めていたのですが、SHELLYさんが昨年2月に産休のため休演し、代役として指原さんが出演。
<『今夜くらべてみました』のMC4人>
同11月にSHELLYさんがMCとして復帰しましたが、指原さんはその後もMCを続投しており、ゴールデン昇格後もMCを務めるのですが、活動の幅を着実に拡げている指原さんに対して、複数の芸能関係者が「MCを担当する水曜21時枠を引き継いだのは偶然だが、まるで中居の後を追いかけているようだ」と口々に指摘しているといいます。
テレビ局関係者は、「中居はSMAPのリーダーだったが、指原はHKT48の“柱”で劇場支配人。また中居は『Kis-My-Ft2』から派生した4人組ユニット『舞祭組』をプロデュースしているが、指原も声優アイドルグループのプロデュースに乗り出した」と語っています。
1月28日に開催された会見では、指原さんが声優アイドルグループをプロデュースすることが発表され、指原さんは「ズバリ、秋元康超えが目標。AKB48のライバルといわれるアイドルグループを作ります」などと宣言し話題になりましたが、アイドルとしての活動だけでなく、様々なバラエティ番組で活躍、さらにプロデュース業も開始するなど、確かに中居さんとの共通点がいくつかあります
そんな指原さんは、中居さんがMCの音楽バラエティ番組『Momm!!』(TBS系 月曜深夜24時10分)にレギュラー出演するなど、これまで中居さんと度々共演しており、東スポは「司会者としての“帝王学”を間近で学んでいるとも言える。」としています。
2007年にAKB48の5期生オーディションに合格し、2008年にデビューを果たした指原さんは、自身のスキャンダルを上手く利用してAKB48グループの中でトップの支持を集め、『AKB48選抜総選挙』では歴代最多となる3回(2013年、2015年、2016年)1位を獲得し、現在はレギュラーと準レギュラー番組を合計10本も持つほどとなっています。
そして、デビュー10年目に突入しゴールデン帯の番組で初のMCを務めることになり、芸能プロダクション関係者は「AKBグループメンバーのテレビ露出は、レギュラー出演やゲスト出演が多いが、MCはほとんどない。MCを担当したとしても深夜帯がほとんどだから、指原がゴールデンのMCを務めるのは価値が高い」と語っています。
このように業界関係者から注目を集めている指原さんは、「女版・中居正広」としての道を進んでいるというのですが、これに対してネット上では、
- アイドルなのにトーク内容にNGが少ないので使いやすいのはあるだろうね。
- 指原は中居君と違って国民的な人気はないよ。
- 中居と全然違う。トークの内容も無いし、下品な事ばかり。
- 今くら予告で涙してたから番組卒業かと思っていたら…女版・中居? 本人が言ってることではないのは承知の上だけど、何だかイラッとするな…
- 業界内での人気が高いんだろうな。ダウンタウンの松本もテレビで言ってたけど、オッサンの懐に入るのが抜群に上手いって。
- 『今くら』の指原はMCというより、アシスタントというかガヤみたいなもんだよ
- コメントを差し込めるけど、まわすのは無理
- 指原はAKBグループの中ではトークが上手いかもしれないけど、中居は芸能界の中で上手い人。比べものにならない
などのコメントが寄せられています。
指原さんはアイドルではあるものの下ネタを披露したり、過去のスキャンダルをネタにしたりして高い人気を得ており、女性アイドルの中でもトップクラスのトーク力があることは間違いなく、グループ卒業後もタレントとして活躍できるのではないかとみられています。
大物タレントとも度々共演しており、物怖じしない性格から芸能界でも評価が高いのは確かなのですが、経験が少ないことから「女版・中居正広」と呼べるようなレベルに達するには、まだまだ時間が掛かるでしょうね。