昨年末をもってAKB48を卒業し、その後は女優・歌手として活動している“まゆゆ”こと渡辺麻友さん(わたなべ・まゆ 24歳)が、AKB48卒業後初めて主演を務めている連続ドラマ『いつかこの雨がやむ日まで』(フジテレビ系 土曜23時40分 全8話予定)の第1話が4日に放送され、初回平均視聴率が2.9%(関東地区)だったことが明らかになりました。
この結果を受けてネット上では、「爆死」「打ち切り」などのワードが飛び交っています。
『いつかこの雨がやむ日まで』は、15年前の11歳の時に、兄の恋人だったミュージカル女優が殺害される事件が発生し、犯人として兄が逮捕されたことで人生が一変し、現在はキャバクラ嬢をしながら、ミュージカル女優になることを目指している主人公・森村ひかりが、兄から「俺は殺していない」という告白を受けたことがきっかけで、事件の真相を追求していく姿を描いたラブサスペンスドラマとなっています。
<↓の画像は、『いつかこの雨がやむ日まで』第1話のワンシーン>
(右は桐山漣さん)
渡辺麻友さんの母親役を斉藤由貴さん、兄役を桐山漣さん、幼なじみ役を堀井新太さん、兄の恋人だったミュージカル女優役を三倉茉奈さんが演じ、その他に筧美和子さん、吹越満さん、宮澤エマさん、星野真里さん、木村祐一さん、紺野まひるさん、ジャングルポケット・斉藤慎二さん、ミスターちんさんらが出演しています。
<↓の画像は、『いつかこの雨がやむ日まで』出演者の写真>
渡辺麻友さんは2012年1月期放送の深夜ドラマ『さばドル』(テレビ東京系 金曜24時53分)で連ドラ初主演し、2015年4月期には『戦う!書店ガール』(フジテレビ系 火曜22時)でゴールデン・プライム帯(19~23時)のドラマで初主演しました。
<↓の画像は、『戦う!書店ガール』で主演当時の渡辺麻友さんの写真>
その後も、2016年1月放送の沢尻エリカさん主演スペシャルドラマ『大奥 第一部〜最凶の女〜』(フジテレビ系)などに出演し、AKB48を卒業する前の昨年5月には、深夜ドラマ『サヨナラ、えなりくん』(テレビ朝日系 日曜24時40分)で2年ぶりに連ドラ主演しました。
また、AKB48卒業後の今年は、ブロードウェイミュージカル『アメリ』の日本初演の舞台で主演に抜擢され、ミュージカルに初挑戦するなど、女優としての活動の幅を拡げています。
<↓の画像は、ミュージカル『メアリ』で主演した渡辺麻友さんの写真>
しかし、渡辺麻友さんはアイドルとしては非常に高い評価を受けている一方で、女優としてはまだまだと言われており、『いつかこの雨がやむ日まで』の平均視聴率は2.9%と、2016年4月に新設された「オトナの土ドラ」枠(東海テレビ制作)で放送された作品の中で、過去2番目に低い初回視聴率となっています。
ちなみに、これまでオトナの土ドラ枠で放送された作品の初回平均視聴率、期間平均視聴率は以下のようになっています。
- ユースケ・サンタマリアさん主演『火の粉』(2016年4月~5月放送・全9話):初回5.8%、期間平均4.36%
- 安田成美さん主演『朝が来る』(同6月~7月・全8話):初回3.3%、期間平均3.58%
- 鈴木保奈美さん主演『ノンママ白書』(同8月~9月・全7話):初回3.6%、期間平均3.23%
- 田辺誠一さん主演『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』(同10月~11月・全8話):初回3.6%、期間平均3.18%
- 筒井道隆さん主演『リテイク 時をかける想い』(同12月~2017年1月・全8話):初回2.8%、期間平均3.04%
- 田中麗奈さん主演『真昼の悪魔』(同2月~3月・全8話):初回3.1%、期間平均3.44%
- 玉山鉄二さん主演『犯罪症候群 Season1』(同4月~5月・全8話):初回5.8%、期間平均3.73%
- 石田ひかりさん主演『屋根裏の恋人』(同6月~7月):初回3.2%、期間平均3.58%
- 志田未来さん主演『ウツボカズラの夢』(同8月~9月・全8話):初回4.0%、期間平均3.39%
- 真矢ミキさん主演『さくらの親子丼』(同10月~11月・全8話):初回4.2%、期間平均3.26%
- 元KARA・知英さん主演『オーファン・ブラック〜七つの遺伝子〜』(同12月~2018年1月・全8話):初回3.9%、期間平均2.83%
- 滝沢秀明さん主演『家族の旅路 家族を殺された男と殺した男』(同2月~3月):初回4.0%、期間平均3.04%
- 新川優愛さん主演『いつまでも白い羽根』(同4月~5月・全8話):初回4.0%、期間平均3.0%
- 佐野史郎さん主演『限界団地』(同6月~7月・全8話):初回3.8%、期間平均3.0%
そのため、『いつかこの雨がやむ日まで』の初回平均視聴率発表を受けてネット上では、
- 書店ガールの悲劇ふたたび
- 初回の評判も良くないしミステリーだから確実に次回も下げる
- 打ちきり濃厚だな
- 残念だけどもう脱ぐしかないね
- また爆死させてしまったのか
- 低視聴率の女王
- 初回が低いってもうキャストが魅力ないってことだからな
- 脇は強いし主演で避けられてる 主演やる器じゃない
- お試し期間で結果が出せないと一気に仕事来なくなる 川栄みたいに脇役にしとけ
- ドラマなら裏の『ヒモメン』のほうが面白い
- 所詮まゆゆはこんなもんだよ 期待するだけ無駄
- AKBの看板おろしたらそこらの一般人と変わらない オタクもそっぽ向くわな
- 渡辺のドラマは回が進むごとに下がっていくからたぶん1%台でるな
- 主役とか無理だから、脇役専門に。でも脇役は、もっと個性キャラがはっきりしないと使われなくなるか。どっちみち、無理か。地味な刑事鑑識ものに出てる脇役位ならできそう。
などのコメントが寄せられています。
渡辺麻友さんが主演した『戦う!書店ガール』も記録的な大コケをしており、第6話から8話にかけて平均視聴率は3%台にまで下がり、当初は全10話を予定していたものの、1話分少ない9話で打ち切り終了となりました。
これによって渡辺麻友さんは数字を持っていない、女優としては微妙というイメージが付くことになり、その後出演した作品でも評価を上げられないままの状態が続いています。
そのため、『いつかこの雨がやむ日まで』に関しても前半である程度の視聴者を付けられなければ、2%を切る可能性は十分ありそうで、もしそうなった場合には主演でのオファーは減ってしまうかもしれないですね…。