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あなたの番です最終回のあらすじ内容と視聴者の反応は? 西野七瀬の演技に酷評の嵐で…

『あなたの番です』最終回視聴率が自己最高記録も…事件の真犯人、内容に不満の声が噴出。

田中圭さん主演ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系 日曜22時30分)の最終回(第20話)が8日に放送され、最終回の平均視聴率が自己最高の19.4%(関東地区)を記録したことが分かりました。

『あなたの番です』は、音楽プロデューサーで作詞家・放送作家の秋元康さんが企画・原案を担当し、4月から9月までの2クールにわたって放送され、初回平均視聴率は8.3%、第1章の最終回(第10話)までは平均視聴率は6~8%台で推移していました。

その後、6月30日からスタートした後編の第2章は、第1章を上回る好視聴率を記録し、初回の第11話は9.2%、第13話は10.9%で初の2ケタを記録、その後も数字は上がり続け、第17話は11.0%、第18話は13.0%、第19話は12.3%、最終回の第20話は19.4%と前回から7%以上の上昇となっていました。

<↓の画像は、『あなたの番です』の写真>

『あなたの番です』は、田中圭さんと原田知世さん演じる年の差新婚夫婦が、引っ越してきたばかりのマンションで「交換殺人ゲーム」に巻き込まれるミステリードラマで、冗談半分で行われた「交換殺人ゲーム」に参加した住人たちが、それぞれ紙に記した殺したい人物が何者かによって次々に殺害されていき、第1章のラストでは原田さん演じる手塚菜奈の死体が発見されました。

第2章は反撃編として、「交換殺人ゲーム」には参加していない田中圭さん演じる原田知世さんの夫・手塚翔太が、愛する妻を殺害したのは一体誰なのかを暴くため、同じマンションに引っ越してきた横浜流星さん演じる頭脳明晰な大学生・二階堂忍の協力のもと、事件の真相に迫っていくストーリーが描かれていました。

8日放送の最終回のあらすじ(ネタバレあり)は、前回のラストで二階堂によって絞め落とされた翔太が目を覚ますと、横のベッドには元乃木坂46・西野七瀬さん演じるマンションの住人で大学生の黒島沙和が同じように寝ており、それぞれの腕には点滴の針が刺さっていて両手足も拘束された状態でした。

翔太は黒島が犯人だと以前から疑い、確信を持っていたことからこの状況に困惑し、さらに2人の腕に刺さっている点滴の中身は菜奈の殺害に使用された塩化カリウムで、2人のもとに現れた二階堂は、翔太にキリンかゾウを選ぶよう指示し、ゾウを選ぶと翔太、キリンを選ぶと黒島に塩化カリウムが流れる中で、翔太はゾウを選択しました。

二階堂が点滴のレバーを動かそうとした瞬間、翔太は点滴スタンドを持ち上げて黒島に投げつけましたが、黒島はそれをすかさず避けた後、連続殺人事件の黒幕は自身であることを自白しました。

黒島は、「好きなの!人を殺すことが!止められないの!誰かを殺すことを考えると身体の奥底から力がわいてくるの!」「私は人を殺すことを愛しているの、やめられないよ」などと、人を殺す衝動が抑えられずに、これまで殺人を繰り返してきた猟奇的殺人鬼であることを明かし、マンション住人の赤池夫婦、菜奈、児嶋佳世、浮田啓輔らを殺害したこと、自ら死を望んでいることも告白しました。

そんな黒島のことを以前から真犯人と疑い、本人から真相を聞いた二階堂は、自殺を止めて自首させることを目的に黒島の作戦に協力、翔太を拘束しましたが、黒島は土壇場になって「私のこと好きなら同じ種類の人間になってよ」と、二階堂に翔太を殺すよう指示するのですが、最終的には翔太が反撃して黒島を拘束、警察に連れていきました。

しかし、これで事件は終わらず、警察の調べで黒島は赤池幸子の孫であることが判明し、幸子は黒島が猟奇的な殺人鬼であることを知りながら同じマンションに呼び寄せていたことが明らかにされたほか、その幸子もラストで手を拘束された状態で病院の屋上から転落するシーンがあり、翔太と二階堂のもとに「あなたの番です」と書かれた紙が来るという意味深な内容で本編は終了となりました。

そして、『あなたの番です』のスピンオフドラマ『扉の向こう』を配信している『Hulu』では、最終回後に黒島の過去に迫る番外編「過去の扉」前編の配信がスタートしたのですが、『あなたの番です』最終回を終えてネット上では、

などのコメントが寄せられています。

最終回前まではネット上でも大きな盛り上がりを見せており、これまで味方だったはずの二階堂がなぜ翔太を絞め落としたのか、真犯人は黒島ではないのかなど、視聴者等の間で様々な推理が展開されていたほか、最終回だけでこれまでの謎全てを解き明かせるのかと心配の声も上がっていました。

そして、最終回では大方の予想通り黒島が真犯人だったことが明らかにされ、様々な事件の裏側なども解き明かされていったのですが、謎のままになっている部分も多々あることから多くの視聴者はモヤモヤを抱えたままの状態で、予想を裏切るような大ドンデン返しも無かったこともあり、最終回の内容に対しては不満の声が噴出しています。

また、猟奇的な殺人鬼の黒島を演じた西野七瀬さんの演技も不評を買っており、真犯人だっただけにもっと演技力のある女優を起用してほしかったという声が多く、最終回前までの盛り上がりとは打って変わり、否定的な声が多く上がる事態となっています。

最終回前までに様々なストーリーを描きながらも、全ての伏線を回収せず、謎を残したまま幕を閉じてしまったのは残念で、第2章からより大きな反響を呼んでいただけに、最終回は2時間スペシャルなどにして、もっと丁寧に描いた方が良かったのではないかと思いますし、できれば今後スペシャルドラマなどで残された謎などを明らかにしてもらいたいですね。

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