Adoの全米デビューに賛否両論。アメリカのゲフィンレコード会社から世界進出へ。宇多田ヒカルらは厳しい結果も…
2020年10月リリースの『うっせぇわ』で鮮烈なメジャーデビューを飾り、今年4月に初ライブも開催した歌手・Adoさん(アド 本名非公開 20歳)が、本格的に全米進出することが発表され大きな反響を呼んでいます。
発表によると、Adoさんは20歳の誕生日を迎えた24日に、現在所属する『ユニバーサルミュージック』グループ傘下のアメリカのレーベル『ゲフィン・レコード(Geffen Records)』との間で、パートナーシップ契約を結ぶことが決定したとのことです。
Adoさんは本格的な全米進出について、「私自身の限界に挑戦するために、今回アメリカのゲフィンレコードとパートナーシップを結ぶ事となりました。世界的に有名なチームと一緒にJ-POPを、VOCALOIDを世界に発信していきます。10代にカッコいいと思われる20代に、世界にカッコいいと思われる日本人に、自分でカッコいいと思える人間になれるよう、『大人』の皆様、一緒に生きていきましょう」
などとコメントしています。
自身のツイッターでは、ゲフィン・レコードとのパートナーシップ契約を報告した上で、「アメリカを始め、世界での活動に力を入れていきます。これからの活動を楽しみにしていてください!」
と、世界進出を宣言しています。
<↓の画像が、Adoさんのツイート写真>
また、ゲフィン・レコードの社長はAdoさんとのパートナーシップ契約締結に対して、「AdoをGeffenファミリーに迎えられることに興奮しています。『ONE PIECE FILM RED』に収録されている彼女の音楽は世界中で旋風を巻き起こしていて、11月に全米で映画が公開されるタイミングで私たちのパートナーシップをスタートできることを楽しみにしています。」
と、大きな期待を寄せています。
そして、Adoさんがメジャーデビューから2年で全米進出することに対してネット上では、
- まだ若いんだしどんどんやれ がんばれ
- 世界の歌姫になってしまうのか
- BABYMETAL越えれるかなぁ
- 顔出しはせずに活動するのかな
- 実力あるから当然だな 見掛け倒しの歌手とは違うわな
- 宇多田光の後継者かと思っていたら20歳で追い抜いてしまったのか。ここまで来たらどこまで行くのか楽しみだ。これから先はどう進んでも前人未踏
- 無理に英語で歌わなくていいんだぞ。日本語貫いてくれ
- 日本語で歌ってんのに海外からのコメント多いもんなー 英語で歌ってる日本人より売れるかも?
- youtubeで海外でバズってるのならともかく、今の状態じゃ国内でいいだろ
- おいおいw 消えかけてたのにONE PIECEに助けられただけだろ。勘違いするな
- 宇多田ヒカルでためだったのに勝算あるのか?
- 結局キャッチャーな曲集められるかどうかに尽きるわ
- 多分売るだけだろ。作って向こうで売るだけならすでに他のミュージシャンもやってるがな
- 運と実力と縁と全てが必要な世界。挑戦する権利を与えられただけでもすごい
などの声が上がっています。
Adoさんがパートナーシップ契約を結んだゲフィン・レコードは1980年に設立され、
ジョン・レノンさん、エルトン・ジョンさん、スヌープ・ドッグさん、カイリー・ミノーグさん、エアロスミス、ニルヴァーナ、ソニック・ユース、エアロスミス、ガンズ・アンド・ローゼズ等など、世界的人気を誇るアーティストの楽曲をリリースしているアメリカの有名レコードレーベルです。
そんなレーベルとAdoさんは契約を結び、全米進出を果たすとのことで大きな反響を呼び、驚きや今後の活躍に期待する声が上がる一方、海外では売れずに厳しい結果になるのではと予想する声も少なくないですね。
過去には、坂本九さん、ピンク・レディー、矢沢永吉さん、松田聖子さん、DREAMS COME TRUE、YMO、宇多田ヒカルさん、倖田來未さん、PUFFY、元KAT-TUN・赤西仁さん、ピコ太郎さん、きゃりーぱみゅぱみゅさん、BABYMETALなどがアメリカでも楽曲をリリースしています。
ただ、このうち曲がヒットして全米チャートTOP10入りを果たしたのは、坂本九さんの『上を向いて歩こう(英題:SUKIYAKI)』のみで、日本でヒット曲を連発していた宇多田ヒカルさんですらシングル曲はいずれもチャート圏外、2004年リリースの全米デビューアルバム『EXODUS』の最高位は160位、2009年の2枚目アルバム『This Is the One』は69位となっていました。
このように日本のトップアーティストでもアメリカでは曲がヒットせず、ほぼ散々な結果に終わっているだけに、Adoさんも海外進出は失敗に終わるのではないかとの声が上がるのは当然かもしれません。
大失敗に終わる可能性は十分ありますが、Adoさんは歌唱力、表現力が非常に高い評価を受け、11月から北米でも公開のアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』のヒロイン・ウタの歌唱キャスト、主題歌『新時代』などを担当しており、この作品によってどこまで注目を集めることができるのか、今後が楽しみですね。
また、Adoさんは今年4月開催の初ライブで初の顔出しをしたとして話題になりましたが、現在もメディアには顔出しせずに素顔を隠しているものの、海外ではどういった形で活動するのかも非常に気になるところで、引き続き動向を追っていきたいところです。
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- https://natalie.mu/music/news/498804
- https://www.sanspo.com/article/20161020-EUETAOCC3VMR3BU55S5KDYV4XU/
- https://news.livedoor.com/article/detail/11972672/
そんな…に?分からんわぁ…
顔もプロフィールも非公開ながら、世界進出を堂々と宣言したAdo。
誰が何と言おうが、とりあえず運試しですね。
日本的なことを全面にだすのかなんなのか、顔ださずに売れるほど甘くはないとはおもうけど