今年の新語・流行語大賞決定。高市早苗首相の「働いて」5連発が年間大賞、授賞式にも出席。動画あり

今年の『T&D保険グループ 新語・流行語大賞2025』の年間大賞とトップテンが1日に発表され、高市早苗首相の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」が年間大賞に選ばれました。
今年の新語・流行語大賞の選考委員は、漫画家・やくみつるさん、辛酸なめ子さん、講談師・神田伯山さん、お笑いコンビ『パックンマックン』のパトリック・ハーランさん、女優・エッセイストの室井滋さん、『現代用語の基礎知識』の編集長・大塚陽子さんが務めました。
6人の選考委員によって選ばれた『新語・流行語大賞』の年間大賞は、高市早苗首相が自民党総裁に選出された際に発した「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」でした。
選考委員はこの言葉を年間大賞に選んだ理由について、「ここのところとんと聞かなくなった気合の入った物言いに、働き方改革推進に取り組む経済界はド肝を抜かれた。午前3時の公邸入りはさらなる物議をかもし、議員宿舎のファックス紙詰まりという報道もあったが、一方で共感した昭和世代も実は多かったのではないか。『仕事ってそういうものだったな』と。多様性を尊重する働き方を実現しているところもあれば、道半ばのところもあるのが現実だ。初の女性総理、働いて働いて働いて働いて今があるのは間違いない。国内・外交、問題は山積み。どれも油断は許されない。働いて働いて働いて働いて働きながらも、人を活かし自分を伸ばす、高市流『シン・ワークライフバランス』で、強靭で幸福な日本をつくっていこうではありませんか。」
とコメントしています。
大賞のほか今年のトップテンとして、「エッホエッホ」、「オールドメディア」、「緊急銃猟/クマ被害」、「国宝(観た)」、「古古古米」、「戦後80年/昭和100年」、「トランプ関税」、「二季」、「ミャクミャク」が選ばれました。
また、「選考委員特別賞」には、今年6月に肺炎で亡くなった長嶋茂雄さんの異名「ミスタープロ野球」が選ばれました。
高市早苗首相は授賞式にも出席し、「働いて」を5連発した意図については「その場の雰囲気」「国家経営者としての覚悟を示した言葉」「決して国民に長時間労働を推奨する意図はない」
などと語っていました。
そして、今年の『新語・流行語大賞』の発表を受けてネット上では、
- いつ流行ったよ……
- 流行語と新語を分けろよ
- 流行語なのに国民が置いてけぼり
- すげーなこのゴリ押しぶりwwww むしろこれ高市の裸の王様みたく笑いものにしてないか? 高市もノコノココメントすんなよ
- 流行語としては納得してないけど、みんなが高市さんに注目してる面では良いと思う ミャクミャクが1番使われた言葉かなーと個人的に思う
- 授賞式を生放送してたけど高市が来れたから授賞させたのバレバレだったな 進行を無視したヤラセ授賞式
- こんなものまで利用して洗脳かよ
- オールドメディアじゃない時点でヤラセでしかない
- 流行語大賞は一発屋 それなら高市は来年で終わりだな
- 選評がまさに「オールドメディア」ならでは
- インパクトはあったけど全然流行ってないよね 時代錯誤なこと言ってるなくらいの認識しかないわ
オールドメディア総出で高市政権持ち上げてるけどメディアが政権に気遣ってどうすんだよ - 新語・流行語大賞が始まって約40年。スポンサーもT&D保険グループに変更になったので、そろそろやめ時かと
昔は「じぇじぇじぇ」「倍返しだ」「ワイルドだろぉ」とか、納得できたんだけどなぁ…
などの声が上がっています。
過去には、1984・1985年に第72代首相・中曽根康弘さんの「鈴虫発言」「100ドルショッピング」が銀賞と特別賞をそれぞれ受賞、1999年に第84代首相・小渕恵三さんの「ブッチホン」が年間大賞、2001年に第86代首相・小泉純一郎さんの「小泉語録」が年間大賞、2009年に「政権交代」で第93代・鳩山由紀夫さんが年間大賞を受賞しており、首相の言動が大賞に選ばれたのは16年ぶり4度目となります。
お笑い芸人のギャグが年間大賞を受賞すると、一発屋になって翌年以降に消えるというジンクスがありますが、小渕恵三さんは2000年に脳梗塞で急死、鳩山由紀夫さんは2010年に政治と金の問題などが表面化して支持率が低迷した末に退任、小泉純一郎さんは唯一、大賞受賞後も2006年まで首相を務めました。
<↓の画像は、『新語・流行語大賞』過去の年間大賞>

そして、高市早苗首相は今後どうなるのか見ものですが、今年流行したとは言い難い「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」が年間大賞に選ばれ、今年も例年同様に物議を醸しています。
先月に発表された候補30語の中で、今年よく見聞きした言葉として挙がっていたのは「オールドメディア」で、また日本で20年ぶりに万博が開催され、大盛況だったことから「ミャクミャク」も今年を代表する言葉として推す声が多かった印象です。
<↓の画像は、今年の新語・流行語大賞ノミネート30語>

それだけに、候補30語が発表後に全く話題になっていなかった「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」を選考委員が選んだことを巡っては、様々な憶測が飛び交っています。
また、世間に浸透していない言葉が大賞を受賞することも珍しくなくなっているため、そろそろ潮時なのではという声もありますが、批判の声も多く上がる中で、来年はどういった言葉が選ばれるのかに注目したいです。
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姓名判断の結果が的確過ぎてヤバイww
政治に興味がない人々には解りづらい😟