女優・中山麻理が死去、死因の病名は非公表。『サインはV』椿麻理役を熱演、三田村邦彦と結婚し離婚の過去も
俳優・タレントの三田村邦彦さん(71)の元妻で、女優の中山麻理さんが12日に亡くなられていたことが分かりました。77歳でした。
中山麻理さんの訃報は、三男で俳優・中山麻聖さん(なかやま・せい 36歳)が自身のX(旧ツイッター)で伝え、「母・中山麻理が7月12日に闘病の末に永眠いたしましたことをご報告申し上げます。最期は家族に見守られながら、穏やかに旅立ちました。葬儀は故人の遺志および家族の希望により、近親者のみで静かに執り行わさせていただきました。」
と報告し、死因となった病名は明らかにしていません。
『日刊スポーツ』が関係者に取材したところ、中山麻理さんは昨年末に体調を崩して入院し、これまで闘病を続けていたそうですが、12日に3人の子供たちに見守られて息を引き取ったとのことです。
そして、中山麻理さんの訃報を受けてネット上では、
- 和泉雅子さんも亡くなったよね 素敵な女優さんたちがどんどんいなくなって悲しい
- エキゾチックなお顔、スタイルバツグンでまだまだご活躍されて欲しかった。ご冥福お祈りします。
- サインはVで岡田可愛さん演じる主人公のライバル役で出てましたね。
ジュン・サンダース役の范文雀さんと共に印象に残った演技でした。半世紀経った今でも記憶に残っています。ご冥福を。 - 美人で素敵な方だった。三田村邦彦は何で離婚したんだと思ったよ。こんな素敵な女性はそうそういないのに
- 若かりし頃は、輝く瞳が印象的な美人女優さんでした。クオーターだけどそこまでクオーターっぽくもなく、時代劇に出ても町娘役を違和感なくこなされていた記憶があります。
昭和に活躍された俳優さんたちの訃報を聞くたびに、昭和は遠くになりにけり、を染み染みと感じますね。合掌 - サインはVは当時すごい人気だった、岡田可愛さんは健在ですが、范文雀さん、中山仁さんも既に亡くなられ寂しい限り。楽しい時代を過ごさせて頂きありがとうございました、安らかにお眠り下さい。
など、死を悼む声が上がっています。
中山麻理さんはイギリス系マルタ人の祖父を持つクォーターで、タレントの中山エミリさん(46)は姪にあたり、順心女子学園高校(現・広尾学園高校)を卒業後に『東宝』に入り、2年後の1968年に加山雄三さん(88)が主演の『兄貴の恋人』でヒロインを演じ映画デビューました。
<↓の画像は、中山麻理さんが21歳の頃の写真>
1969年10月~1970年8月放送のドラマ『サインはV』(TBS系)では、岡田可愛さん(76)演じる主人公・朝丘ユミのライバル・椿麻理役を熱演し脚光を浴び、その後も映画『華麗なる一族』、『炎の肖像』、『限りなく透明に近いブルー』、ドラマ『白い影』、『傷だらけの天使』、『女たちの家』などに出演しました。
<↓の画像は、『サインはV』出演当時の写真>
プライベートでは、『限りなく透明に近いブルー』で初共演した三田村邦彦さんと1979年12月に結婚、同時に芸能界を引退し、1981年1月に長男で元俳優・三田村瞬さん(44)、1982年に一般人の次男・優さん、1988年12月に中山麻聖さんを出産しました。
<↓の画像は、元夫・三田村邦彦さんと結婚当時の写真>
しかし、1996年11月に週刊誌『FOCUS』によって、三田村邦彦さんと女優・高橋かおりさん(49)の不倫スキャンダルが報じられました。
それぞれ不倫を否定しましたが、中山麻理さんは証拠を抑えるためにホテルで密会していた2人を尾行し、電話での会話も録音するなどして高橋かおりさんに慰謝料2,000万円を請求しました。
<↓の画像は、女優・高橋かおりさん>
<↓の画像は、フォーカスが撮影の三田村邦彦さんと高橋かおりさんの密会現場写真>
1997年10月には中山麻理さんがワイドショーの取材に応じ、「三田村は6月に家を出たまま、連絡もない。私と子供たちに生活費も渡さない。餓死しろということでしょう。人間失格ですよ」
と三田村邦彦さんを痛烈批判し、これに対して三田村さんが反論するなど泥沼の争いを繰り広げた末に、中山さんが子供3人の親権を持つ形で、1999年11月に離婚が成立しました。
中山麻理さんは離婚後に独身を貫いた一方で、三田村邦彦さんは2010年5月に約5年の交際を経て、テレビ番組制作会社で働いていた26歳年下の一般女性と再婚、2015年3月に長女が誕生しました。
中山麻理さんは三田村邦彦さんと離婚成立直前の1998年から、子育てをしながら女優業を再開し、2018年にミュージカル『アルプスの少女ハイジ』に出演当時受けたインタビューでは、身体が丈夫で体調不良には鈍感なタイプと明かしつつ、年齢を重ねて老化も感じ始めていると明かしていました。
ただ、相変わらず元気な様子で、少し前からテニスにハマって1人で全米オープンを観戦に行ったことを明かし、「亭主がいないおかげで好きに暮らせているの」などと語っていました。
その後、2020年には一緒に暮らしていた三男・中山麻聖さんと『徹子の部屋』で共演し、この時点でも元気そうな様子でした。
<↓の画像は、2020年に『徹子の部屋』で親子共演時の写真>
日刊スポーツによれば、中山麻理さんは昨年暮れから体調を崩して闘病していたといい、死因となった病名は不明ながら、昔からよほど体調が悪くならない限り病院には行かなかったと明かしていたので、病院に行った時点で病気の症状がかなり進行していたのかもしれないですね。
少し前まで元気な様子だったので突然の訃報には驚きましたし、昭和を彩ったスターたちが相次いでこの世を去る中で、中山麻理さんも77歳で亡くなってしまったのは寂しい限りです。
中山麻理さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。
関連記事
俳優・赤塚真人が死去、死因の病名は食道ガン。妻が家出し離婚&子供が非行に走り、子育てでの苦労話明かした過去も…(2024年7月5日)
旧ドラえもん のび太の声優・小原乃梨子が死去、死因の病名は非公表。病気療養中に88歳で亡くなる。(2024年7月23日)
中山エミリが妊娠発表! 10月末に出産予定! ライフセーバー・飯沼誠司と結婚から5年で待望の第1子!(2015年5月21日)
中山エミリが子供を出産! 夫・飯沼誠司と結婚から6年目で待望の女の子が誕生!(2015年10月24日)
元日テレ女子アナ・脊山麻理子が不倫し離婚!!結婚からわずか4年!!過去に『Oha!4』出演の人気アナ!(2013年12月8日)
- https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202507210001280.html
- https://www.jprime.jp/articles/13111
- https://www.jprime.jp/articles/5114
- https://www.asagei.com/excerpt/243300
- https://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20100517/enn1005171227000-n1.htm
3人の息子たちを残して静かに旅立ちましたか🥺