俳優・中村靖日が51歳で急死、死因の病名は急性心不全。心臓の病気で亡くなり、事務所もショック隠せず
数多くのドラマ・映画に出演し、バイプレーヤーとして活躍していた俳優・中村靖日さん(なかむら・やすひ)が、10日に急死していたことが明らかになりました。51歳でした。
中村靖日さんの訃報は所属事務所『zazous(ザズウ)』がX(旧ツイッター)で伝え、死因となった病名は「急性心不全」で、あまりにも突然の訃報に、親族や事務所スタッフも現実を受け止められていない状況としています。
通夜・葬儀は、親族の意向で近親者のみで執り行ったと報告し、「中村靖日は、年を重ねても清く透明感がある稀有な存在の役者でした。役者として多くの作品に恵まれましたこと、故人にかわり御礼申し上げます。生前に皆様から賜りました多大なる応援とご厚情に深く感謝し、哀悼の意を表するとともに謹んでお知らせ申し上げます」
とコメントしています。
<↓の画像が、所属事務所のコメント全文の写真>
中村靖日さんは武蔵野美術大学大学院造型研究科出身で、大学時代から自主映画制作に携わり、大学院進学後も複数の映画に出演し、役者としての活動を本格的にスタートさせ、2005年公開の『運命じゃない人』で映画初主演を務めました。
その後も、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『芋たこなんきん』『ゲゲゲの女房』『ごちそうさん』『エール』『舞いあがれ!』、『サラリーマンNEO』シリーズ、NHK大河ドラマ『青天を衝け』、『謎解きはディナーのあとで』シリーズ、『医龍』シリーズ、『リッチマン、プアウーマン』、『闇金ウシジマくん』など、数多くの作品に出演しています。
<↓の画像は、『青天を衝け』で永井尚志役を演じた中村靖日さんの写真>
今年に入っても、『不適切にもほどがある!』や『おいハンサム!!2』などの作品に出演していました。
<↓の画像は、『おいハンサム!!2』出演時の中村靖日さんの写真>
中村靖日さんの死因となった心不全は、心臓の動きが弱まることで十分に血液を送れなくなった状態を指し、急性心不全を引き起こす最も多い心臓の病気は急性心筋梗塞で、この他に急性心筋炎、心臓弁膜症なども原因となります。
急性心不全は高齢者だけでなく若い人も発症するケースも多く、『あさイチ』などにも出演していた俳優・滝口幸広さんは5年前に、「突発性虚血心不全」により34歳の若さで急死、また大杉漣さんや西城秀樹さんも急性心不全により60代で亡くなりました。
急性心不全の主な原因となる心筋梗塞は、高血圧や糖尿病、喫煙、肥満、ストレスなどが発症の要因となるのですが、中村靖日さんは何か持病などがあったのかどうかは不明です。
中村靖日さんは少し前まで変わらず元気な姿を見せていただけに、急性心不全により51歳の若さで急死してしまったというのは非常に驚きましたし、ただただ残念な気持ちでいっぱいです。
中村靖日さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。
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