国仲涼子が独立3ヶ月で事務所に出戻り交渉か。ライジングと業務提携契約し再出発へ?
1998年のデビュー以来所属していた芸能事務所『ライジングプロ・ホールディングス(ライジングプロダクション)』を退所し、独立した女優・国仲涼子さん(45)が、異例の“出戻り交渉”を行っていることを週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』が伝えています。
SmartFLASHは、昨年末に女優・比嘉愛未さん、今年1月に国仲涼子さんがライジングから独立するとの情報を伝え、実際にそれぞれライジングを退所し、比嘉さんは退所から約2ヶ月後の3月に、今田美桜さんや山下リオさん等が所属する『コンテンツ・スリー』に移籍しました。
一方、国仲涼子さんは3月末にライジングの公式サイトで独立を発表し、「これまでの経験を活かし、もっと多くのことに挑戦し、成長していきたいと思っています。これからも変わらず応援していただけるよう精一杯頑張ります」
としていました。
夫で俳優・向井理さんも、長年所属していた『ホリプロ』系列の『ホリ・エージェンシー』の解散に伴って今年4月に独立していることから、夫婦揃ってのリスタートに注目が集まりました。
しかし、SmartFLASHが国仲涼子さんのその後を取材したところ、独立からたった3ヶ月でライジングに出戻り交渉をしていることが分かったとのことです。
そもそも国仲涼子さんが独立した理由についてテレビ局関係者は、「夫の姿勢に刺激を受けて、国仲さんも“そういう選択肢があるんだ”と考えたそうです。ライジングと致命的に関係が悪化していたというわけではないのですが、一部の現場スタッフとの“コミュニケーションの齟齬(そご)”が生まれていたり、コロナ禍が明けても仕事が思うように入らないなど悩む中で、“新たな選択肢”を考えたようです。夫の個人事務所に合流するという方法もありましたが、自ら新しい挑戦をしようと考えていたようです」
と明かしています。
それにも関わらず、出戻り交渉を始めた理由について芸能ジャーナリストは、「いざ独立したものの、営業をしてくれるスタッフなど、信頼できる人員の確保に苦労したそうです。そしてひょんなことから、6月中旬ごろに“古巣”と深く話し合う機会があり、そこで徐々に“出戻り”という選択肢が生まれてきたようです」
と説明しています。
国仲涼子さんはライジングとの再契約にあたって、個人事務所は残したまま“業務提携”の形で話し合いを進めているといい、協議を進める中で意見の食い違いも解消されたそうで、ライジングとしても国仲さんは知名度が高く功労者の1人であるため、業務提携の形でも大歓迎なのではないかと、前出のテレビ局関係者が推測しています。
この報道を受けてネット上では、
- 独立して事務所の有り難みが分かった感じかな
- 待っていても仕事がやってくるのは、ほんの一部の人。営業が苦手な人は、独立は厳しい。
- ライジングを敵に回したら怖いもんね
- 事務所の看板ってデカイからね あそこの事務所にいるからって信用もあるし 独立したら面倒な事が色々と出てくるしそれにも対処していかないといけないし
- みんな独立するけど大手にいた時のように周りがしてくれる訳じゃないし、一から自分でやんなきゃならないから大変なんだよな。
事務所に属してるとギャラが全て自分のものになる訳じゃないけど、仕事の営業とかスキャンダルから守ってくれるとか、色々やってくれるからまぁメリットはあるんだよな。
などの声が上がっています。
国仲涼子さんが事務所独立後に『週刊文春』が報じた記事によれば、ライジングは音楽部門が強く、安室奈美恵さんをはじめ、『SPEED』、『DA PUMP』、『w-inds.』、三浦大知さん等が活躍していましたが、コロナ禍の煽りで近年は経営状況が悪化し、近年は社員が何度も入れ替わり、人手不足によってマネージメント体制にほころびが出始めていたそうです。
これによって国仲涼子さんや比嘉愛未さんは思うように仕事ができず、徐々に不信感を募らせていき独立を決断したとのことでした。
さらに週刊文春の取材によって、国仲涼子さんが契約満了前にライジングを辞めていたことも明らかになっており、同誌の取材に事務所は「契約期間中ではありましたが、本人からの申し出により契約を終了することになりました」と回答していました。
ライジングとしても国仲涼子さんの独立には多少不満があったようなので、出戻りに対して歓迎ムードなのかもしれません。
ちなみに、『ダンシング・ヒーロー (Eat You Up)』などのヒット曲で知られる歌手・女優の荻野目洋子さんは先月に、ライジングからの独立と業務提携契約を発表しています。
コロナ禍以降、芸能人が事務所から独立するケースが激増し、自由に仕事ができるようになったり、収入が増えるなどのメリットがある一方で、事務所の看板が無くなることで仕事が減ったり、仕事のスケジュール管理や事務所の運営なども行わなければならないなど負担が大きく、トラブル発生時の対応なども大変であるため、デメリットも少なくありません。
最近では、女優・広末涼子さんがW不倫スキャンダルの末に、長年所属していた『フラーム』から独立しましたが、それから1年後に少しずつ仕事を増やしていた中で、主演映画の撮影中に交通事故を起こした末に傷害容疑で逮捕され、後ろ盾が無かったこともあり様々な報道も飛び交い、結果的に全ての仕事を失うことになりました。
今年1月に芸能界を引退した中居正広さんも、旧ジャニーズ事務所から独立後に苦労を明かしており、コロナ禍に入るタイミングで独立した中居さんは一時仕事も激減したといい、事務所に戻ることも考えたと明かしていました。
国仲涼子さんは事務所独立後に、マネージャーが公式X(旧ツイッター)やインスタグラムのアカウントを開設して新たな仕事の報告をしたり、公式サイトを開設するなどして再出発を図っていた中で、実際のところどのような理由でライジングへの出戻り交渉をしているのかは不明ですが、今後また事務所のサポートを受けながら、ドラマや映画で活躍する姿を見せてほしいです。
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