美川憲一が洞不全症候群で緊急手術受け一時休養。症状と原因は…治療は無事終了、今後に心配や応援の声

歌手・タレントの美川憲一さん（本名＝百瀬由一 79歳）が、心臓の病気「洞不全症候群」と診断され、手術を受けたことを発表しました。

美川憲一さんは13日にブログとインスタグラムを更新し、「最近めまい等があり検査しましたら、洞不全症候群（どうふぜんしょうこうぐん）と解りました。9月11日に、ペースメーカーの取り付け手術が無事に終わり、現在入院しております。」と病名や病状を公表し、今後退院して状況が落ち着き次第、改めて報告するとしています。

洞不全症候群とは、心臓を動かすための電気信号を出している部位の動きが悪くなっている状態を指し、この病気を発症する原因として最も多いのが加齢によるもので、他にも心筋梗塞、狭心症、心膜炎、膠原病、甲状腺機能低下症、抗不整脈薬なども発症要因として挙げられています。

症状は、めまい、失神、倦怠感、息切れ、集中力低下などがあり、治療方法としては軽度の場合は投薬治療で経過観察し、すでにめまいや失神などの症状がみられたり、心不全を発症している場合にはペースメーカーの取り付け手術を行うといいます。

そして、美川憲一さんはペースメーカーを入れる手術を受けたとのことですが、心臓の病気公表を受けてネット上では、

• お年もお年なので、無理せずゆっくり治療に専念してください
• 早く手術してもらえて本当に良かったです。まだまだ元気に生きて下さい。退院したら又TVで活躍して下さいね
• 失神に伴う重大なお怪我や徐脈に伴う心不全など起こすことなく、治療につながったようでよかった。
  ペースメーカー留置後数ヶ月は安静度制限ありますが、また近いうちに元気なお姿みれるの楽しみにしています
• 今月末にある秦野たばこ祭に参加される予定なのですが、LUNA SEAの真矢さん共々出ていただけるのか心配ですね…
• 去年リリースされた新曲のPVを観たけど、やはり足腰が弱ってきてるのかな…と印象を受けました。年齢的には致し方ないんだけど…。ご自愛なさって下さい。

などの声が上がっています。

歌手・タレントとして長く活躍を続けている美川憲一さんも、70歳を超えたころから病気や怪我に見舞われており、2017年にはアメリカ・ロサンゼルスでコンサートを開催する直前に体調不良を訴えて緊急入院し、「免疫が弱り、菌が入って白血球が2,600くらいになっていた」といい、脳梗塞を疑われて検査を受けるも脳に異常はなく、強い抗生物質を投与されてすぐ退院できたと語っていました。

翌年には移動中に階段を踏み外して左足首をひねり、病院へ行ったところ踝（くるぶし）骨折で全治約2ヶ月と診断され、緊急入院して手術を受けました。

こうしたトラブルを乗り越えて現在も精力的に活動し、2年前のインタビューでは「生涯現役で100歳まで歌い続けることが私の夢ね」と語っていました。

洞不全症候群は、ペースメーカーを取り付けることで日常生活を送ることができるものの、ペースメーカーを付けた側の腕を上げたり、激しい運動などは控える必要があるそうです。

そのため、今後の活動は多少制限される可能性はありますが、再びステージで元気な姿を見せてほしいですね。