山本由伸の豪邸で窃盗グループが犯行もケガや盗まれた物なし。大谷翔平の自宅特定トラブル後の事件巡り物議

『ロサンゼルス・ドジャース』の山本由伸投手（やまもと・よしのぶ 26歳）の自宅で、強盗未遂事件が発生していたことが分かりました。

現地メディアやロサンゼルス市警によると、山本由伸投手が遠征中の30日午前5時ごろ（現地時間）、ロサンゼルス近郊の自宅に白人の3人組が敷地内に侵入し、ガラス製のドアや複数の窓ガラスを割りましたが、自宅にいたスタッフが異変に気付いて照明をつけたところ犯人は中に入らず逃走し、盗まれたものは無かったそうです。

スタッフがすぐに民間の警備会社へ通報し、その後警察も現場に駆けつけましたが、犯人はすでに逃走していたとのことで、現在も犯人は逮捕されていません。

山本由伸投手は約1週間前から遠征しており、現地時間28日に行われた『シンシナティ・レッズ』戦で先発し、今シーズン9勝目を挙げていました。

その2日後に強盗未遂事件が発生していたことが明らかとなりネット上では、

• 独身だから狙われたのかな
• カメラに映る度にハイブランド着てればそりゃ目付けられる
• スポーツ選手は日程が素人でも簡単に調べられるから、家にいない日とか　本当にやる気になったら襲えてしまうのだろうな
• アメリカこういうのが怖すぎる　銃も野放しだし
• 運悪く居合わせた場合殺されてもおかしくないよな　マンションにしとけよ
• もし家族とかいたら殺されかねないな　そりゃ自宅晒された大谷も怒るはずよ

などの声が上がっています。

欧米ではプロアスリートを狙った強盗事件が頻繁に発生しており、7月中旬には『アリゾナ・ダイヤモンドバックス』のケーテル・マルテ選手が、オールスターゲームに出場している間に空き巣被害に遭い、40万ドル（約6,000万円）相当の宝石や私物を盗まれたと報じられています。

3月下旬には、本拠地開幕戦で先発したドジャースのブレイク・スネル投手が、家を空けていた試合直前に空き巣被害に遭っています。

その直後には、元アメリカンフットボール選手の自宅に、銃と見られるものを所持した複数人が自宅に侵入する事件が発生しています。

プロアスリートは特に自宅不在のタイミングを特定しやすいため、こうした事件が頻発しており、FBI（米連邦捜査局）はスポーツ団体に対して警備対策の強化を呼び掛けています。

日本でも現役スポーツ選手やOBを狙った事件が数年前から発生しており、2022年にはプロボクサーの2階級4団体統一王者・井上尚弥選手が世界戦で家を空けている間に、顔を隠した2人組が自宅に侵入して高級腕時計や貴金属など数十点（数百万円相当）を盗まれる被害に遭いました。

昨年には、『日本中央競馬会（JRA）』のトップジョッキー・武豊騎手の自宅で窃盗事件が発生し、高級腕時計や貴金属類などを盗まれ、被害総額は数千万円に上る可能性があると報じられました。

犯人は複数人の窃盗グループで、犯行時に武豊騎手はレース出場のため不在だったものの、元歌手・タレントの妻・佐野量子さんは自宅に居たため、精神的に大きなショックを受けているとのことでした。

• 武豊騎手の自宅で窃盗事件。被害総額は数千万円、犯人は複数人のグループか。妻・佐野量子は精神的ショック受け…

こうした事件が発生していることもあり、ドジャースの大谷翔平選手は昨年に、フジテレビや日本テレビが報道番組で購入したばかりの豪邸周辺で取材を行い、自宅の外観や周辺の風景などを公開したことに激怒していることや、一連の報道を受けて豪邸を売却する意向を示しているとも報じられ、大きな騒動に発展しました。

• 大谷翔平選手が12億円豪邸を売却か。理由はフジテレビ＆日本テレビの新居報道、家族の身の安全を危惧し決断か…

この騒動から1年経って山本由伸投手の自宅が強盗に狙われたものの、スタッフにケガや盗まれたものが無かったというのは不幸中の幸いでした。

ちなみに、今年2月にはプロゴルファー・丸山茂樹選手が山本由伸投手の自宅を訪れ、家の中でバーベキューをしたことをインスタグラムで報告していましたが、山本投手は2023年末にドジャースと12年契約を結び、契約金は総額3.25億ドル（当時のレートで約463億円）で、これは投手としてメジャー最高金額となっているだけに、かなりの豪邸に住んでいるものとみられます。

＜↓の画像は、丸山茂樹選手が山本由伸投手の自宅を訪れた際の写真＞

すでに相応の対策をしているとは思いますが、今回の事件を受けてさらに警備対策の強化を図ってほしいです。