アジカン後藤正文がエセタイマーズで安倍晋三批判、安倍死ねと歌う過去の映像が波紋。東京五輪を非難、フジロック出演巡っても騒動に

4人組ロックバンドの“アジカン”こと『ASIAN KUNG-FU GENERATION』のボーカル＆ギター・後藤正文さん（ごとう・まさふみ 別名＝Gotch 45歳）が8日、安倍晋三元首相が銃撃された事件後にツイッターを更新し、「こんなことは許せない。安倍晋三さんの回復を祈ります。」などと綴っていたものの、過去のライブで「安倍死ね～」などと歌っていたことからネット上で炎上状態になっています。

後藤正文さんは、安倍晋三元首相の銃撃事件発生から約2時間半後にツイッターを更新し、「最悪のニュースに動揺してほとんど動けずにいました。ここに言葉を綴るかどうかについても逡巡しました。こんなことは許せない。安倍晋三さんの回復を祈ります。」とツイートしました。

＜↓の画像が、アジカン後藤正文さんのツイート写真＞

しかし、安倍晋三元首相は失血死によって67歳で亡くなり、国内外から追悼の声が上がっていますが、そうした中で後藤正文さんが過去のライブで、「安倍死ね」と連呼している動画がネット上で拡散され、波紋を広げています。

• アジカン後藤正文さん等が「安倍死ね」と連呼しているライブ動画（Twitter）

このライブ映像は、2014年9月23日に開催された『川内原発再稼働するな！フクシマを忘れない！9.23さようなら原発全国大集会』（東京・亀戸中央公園）で撮影されたもので、ミュージシャン・忌野清志郎さんが組んでいた覆面バンド『ザ・タイマーズ』をオマージュしたバンド『エセタイマーズ』として、パフォーマンスを披露していました。

なお、エセタイマーズのメンバーは、ボーカル＆ギターが後藤正文さん、女優・りょうさん(49)の夫でパンク・ロックバンド『BRAHMAN（ブラフマン）』のボーカル・TOSHI-LOWさん(47)がベース、『ELLEGARDEN（エルレガーデン）』のボーカル＆ギター・細美武士さん(49)がギター、『Hi-STANDARD』のドラム・恒岡章さん(51)がドラムを担当し、過去に『フジロックフェスティバル』などでもパフォーマンスを披露しています。

＜↓の画像が、エセタイマーズのメンバー写真＞

(左から）TOSHI-LOWさん、後藤正文さん、細美武士さん、恒岡章さん

ザ・タイマーズと同様にエセタイマーズも反原発、反体制を掲げ、約8年前のライブで「安倍死ね」などと歌っていたようですが、安倍晋三元首相の銃撃事件後に「こんなことは許せない。安倍晋三さんの回復を祈ります。」などと綴っていたことで、この過去のライブ映像が波紋を広げており、ネット上では、

• ドン引き…
• 手のひら返しすぎんか！？
• 安倍死ね言ってた奴等が亡くなった後に聖人になろうとしてる
• 態度コロコロ変えるやつが一番信用できないわ
• パヨクはやり方を間違えている
• ほんと無責任な連中、反吐が出る
• タイマーズの真似だろうけど、清志郎は特定の個人を口撃する事なんてしなかっただろ 穢らわしすぎるわ
• 手のひら返しというか豹変というか 人間ここまで態度を変えられるという見本みたいな人だね
• 結局こう言う、安倍には何言ってもいいって事が招いた結果よね。誹謗中傷も政治家には適用しないなんてバカなこと言ってるし
• 典型的ないじめの構図だよな 集団で「こいつには何してもいい」という空気を醸成して行き過ぎた馬鹿がやらかして最悪の結果を招くという
• 同じ事言ってた奴ら全員に反省してほしい 誰が憎悪を育てたのか お前らが育てた お前らが安倍元総理を殺させた
• 左翼はすごい過激だな 平和憲法とか言ってるくせに平和とはかけ離れた奴多すぎ
• 安倍の件といい原発再稼働の件といい、その場の雰囲気で適当なこと行ってるから後で困るんだよ

などの声が上がっています。

後藤正文さんはかねてから過激な言動や、一貫性の無い言動を巡って物議を醸しており、昨年にはツイッター上で「オリンピック地獄だな」と、コロナ禍での東京五輪開催に対して否定的な発言をしつつ、フジロックなどの音楽イベントに出演していたことにより、“ダブスタ”だとして多くの批判が寄せられ、その後ネット上で長々と言い訳を綴っていたことでも猛バッシングを浴びていました。

また、フジロックではエセタイマーズとしてもステージに立ちましたが、そこで「ガースーもうやめてくれ、棒読み答弁聞きたくない」と、菅義偉前首相を批判しており、かねてから政治的言動を巡って物議を醸していました。

そして、批判の対象としていた安倍晋三元首相が銃撃される事件が発生し、人として「こんなことは許せない。安倍晋三さんの回復を祈ります」とツイートしながら、過去に「死ね」などの暴言を吐いていたことが蒸し返され、8日のツイート以降、ツイッターの更新を停止していますが、今回の炎上を受けて今後どいった対応をするのか見ものですね。