M-1グランプリ2024審査員発表、松本人志の出演なし。かまいたち山内健司、オードリー若林正恭ら中堅芸人起用で物議
22日18時半から生放送される『M-1グランプリ2024』(テレビ朝日系)の審査員9人が発表され、『ダウンタウン』の松本人志さんが審査員から外れたことが明らかになりました。
昨年のM-1の審査員は松本人志さんのほか、『海原やすよ・ともこ』の海原ともこさん、『中川家』の中川礼二さん、『サンドウィッチマン』の富澤たけしさん、『博多華丸・大吉』の博多大吉さん、『ナイツ』の塙宣之さん、山田邦子さんの7人でした。
<↓の画像は、昨年のM-1グランプリ審査員7人の写真>
今年は昨年から引き続き、海原ともこさん、中川礼二さん、博多大吉さん、塙宣之さんが審査員を務めるほか、2004年のM-1王者『アンタッチャブル』の柴田英嗣さん、2008年のM-1王者『NON STYLE』の石田明さん、2010年のM-1王者『笑い飯』の哲夫さん、2008年のM-1準優勝の『オードリー』の若林正恭さん、2019年のM-1準優勝の『かまいたち』の山内健司さんが加入しています。
<↓の画像が、『M-1グランプリ2024』審査員9人の写真>
審査員が9人体制となるのは、大会実行委員長と審査委員長を務めていた島田紳助さんの芸能界引退を経て、5年ぶりに復活した2015年大会以来9年ぶり2度目です。
ちなみに、2015年のM-1で審査員を務めたのは、中川礼二さん、哲夫さん、石田明さん、富澤たけしさん、『チュートリアル』の徳井義実さん、『ブラックマヨネーズ』の吉田敬さん、『フットボールアワー』の岩尾望さん、『ますだおかだ』の増田英彦さん、『パンクブーブー』の佐藤哲夫さんと、歴代のM-1王者が審査員を務め、『トレンディエンジェル』が優勝しました。
そして、9年ぶりに松本人志さんが審査員を務めないことが判明しネット上では、
- 中堅率上がったなぁ
- 審査員の基準を教えて欲しいわ 吉本興業から何人入るんだよ
- 松本いないなら爆笑問題太田入れればいいのにな
- しょぼいメンツよの 他人を評価出来るレベルかよ
- 山内いらねーだろ…なんならかもめんたるのアイツ呼んだほうが全うな審査できるぞ
- 山内のゴリ押し感 キングオブコントと間違えてない?
- 山内、哲夫、柴田は評価出来るようなレベルじゃないと思う
- 山田邦子いないのが悲しい。彼女の存在は多様な価値観のうちの一つだと私は思っていた。いずれにしても、存在感のある審査員だったと感じる。
- 審査員はもっとベテランを呼んだ方が権威感が高まるのに ウンナン、とんねるず、ナイナイ、爆笑問題、くりぃむしちゅー、ネプチューン、さまぁ~ずとか
- もうM-1終わった方がいいよね 10回もやったら盛り下がるだけって理由で一度終わったんだし
- 松本さんが居なくても影響なしとほざく正義マン達には、M-1というコンテンツを誰がこのレベルまで押し上げたか考えてほしい
- 世代交代は必要だけど、M-1の格を保つためには審査委員の格も重要だと思う
などの声が上がっています。
松本人志さんはM-1の審査員を務めるために、性加害疑惑報道を巡る週刊誌『週刊文春』との裁判を終結させたと囁かれており、『NEWSポストセブン(小学館)』が15日に報じた記事でも、水面下では松本さんのM-1出演について、主催の吉本興業とABC朝日放送テレビが協議を重ねていたと伝えています。
<↓の画像は、昨年まで審査員を務めていた松本人志さんの写真>
ABC朝日放送テレビ側も松本人志さんの復帰に期待していたそうですが、現在の状況を考慮したうえで見送りが決定し、さらに過去7回審査員を務めている富澤たけしさんも、出演を見送ったとしていました。
ある芸能事務所関係者によれば、M-1の審査員は芸人の人生を大きく左右するため、審査員の候補者からは毎年「できることなら審査員はしたくない」との声が上がっているといい、そうした中で運営は今年で20回目という節目もあり、M-1審査員について「中堅芸人の審査員を増やし、審査員総数を増やす」という方針に切り替えたとのことです。
これによって、吉本興業の養成所『吉本総合芸能学院(NSC)』で講師も務めているノンスタの石田明さんのほか、オードリー若林正恭さん、かまいたち山内健司さん等が、初めてM-1の審査員を務める形になったようです。
『集英社オンライン』が先日報じた記事でも、松本人志さんが出演する可能性は低いとしたうえで、M-1は数多くあるお笑い賞レースの中で最も大きな影響力を持つため、審査員の格も重要かつ「(出場者が)この人になら何を言われても納得できる」ような大物が審査員に求められるとして、候補として浜田雅功さん、『爆笑問題』の太田光さん、『くりぃむしちゅー』の有田哲平さん、『オール阪神・巨人』のオール巨人さん、上沼恵美子さんの名前を挙げていました。
しかし、実際には2015年と同様に、M-1王者ら中堅芸人9人が審査員に抜擢され、ネット上ではすでに大荒れとなっています。
松本人志さん不在で開催された今年の『キングオブコント2024』に関しても、松本さんに代わり、2014年のキングオブコント王者『シソンヌ』のじろうさんが加わり、山内健司さん、『東京03』の飯塚悟志さん、『ロバート』の秋山竜次さん、『バイきんぐ』の小峠英二さんと、大会史上初めて歴代王者5人が審査員を務めました。
<↓の画像が、『キングオブコント2024』審査員5人の写真>
そして、審査員5人が大きな差を付けない審査をしたこと等で、今年のキングオブコントを巡っては物議を醸しましたが、果たしてM-1では審査員9人がどういった審査をするのかにも注目したいですね。
松本人志不要論は続く。
「松本さんが居なくても影響なしってほざく正義マンたちには」って記事コメにあるけど、もうそこが間違ってるんだよね。たかがM-1と、権力を利用した性加害のどっちが重いかっていう倫理と道徳の問題なんだけど、それが解ってない。なるほど、こんなのが周りを固めてたら松本が己の立場を理解できん訳だわ。
限定するなら2010までに出てた人たちが審査員かな。山内は個人的に違う気がする。後は別の目線の人は必要だと思う