Koki,『女神降臨』日本版リメイク映画主演に賛否。韓国版ドラマファンから実写化に批判も
木村拓哉さん(51)と工藤静香さん(54)の次女で、モデル・女優のKoki,さん(21)が、韓国の漫画『女神降臨』が原作の実写映画『女神降臨 Before』と『女神降臨 After』で主演することが正式発表され、ネット上では様々な声が上がっています。
『女神降臨』は、地味でさえない外見によってイジメられていた女子高生が、メイク技術を磨きイメージチェンジして学校の“女神”となり、正反対の魅力を持つイケメン同級生が、主人公を奪い合う三角関係などを描いたラブコメ作品です。
原作の漫画は2018~2023年にWeb連載され、日本に舞台を置き換えた日本版も2018年からLINEマンガで配信がスタートし、4年連続で読者数ランキング1位を獲得するなど大ヒットし、コミックスも発売(全9巻)されました。
韓国では2020年12月~2021年2月に実写ドラマ化(全16話)もされています。
そして、Koki,さんが主演を務める2部作構成の実写映画『女神降臨』では、原作をベースに日本オリジナル要素も追加しているといい、メイクがきっかけで人生を大きく変えた主人公・谷川麗奈が、高校生から大人になるまでの9年間の物語を描くとしています。
前編『女神降臨 Before』は来年3月20日、後編『女神降臨 After』は同5月1日公開予定で、配給は『ソニー・ピクチャーズエンタテインメント』が手掛けます。
<↓の画像が、Koki,さん主演の実写映画『女神降臨』ポスタービジュアル写真>
Koki,さん以外のキャストは、麗奈を奪い合う同級生で、クールで謎多き秀才・神田俊役を『仮面ライダージオウ』(ウォズ/仮面ライダーウォズ)などに出演の渡邊圭祐さん(わたなべ・けいすけ 30歳)、俊と因縁の中で、情熱的な性格で歌手を夢見る五十嵐悠役を『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(メルト/リュウソウブルー役)などに出演の綱啓永さん(つな・けいと 25歳)が演じます。
<↓の画像左が渡邊圭祐さん、右が綱啓永さん>
監督は、木村拓哉さん主演ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)の演出や、伊藤淳史さんと仲村トオルさんがW主演した映画『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』のメガホンをとった星野和成監督が務めます。
脚本は、2019年に南沙良さん、出口夏希さん、永瀬莉子さんのトリプル主演でドラマ化された『ココア』で、史上最年少の14歳で『第30回フジテレビヤングシナリオ大賞』を受賞の現役大学生・鈴木すみれさんが担当します。
『女神降臨』の実写映画化に対して原作者・yaongyiさん(ヤオンイ)は、「撮影現場にお邪魔する機会がありましたが、3人ともとてもスタイルが良くて、お洒落で、漫画のキャラクターそっくりで、完璧すぎるキャスティングでした。」
と絶賛しています。
内容については、「日本オリジナルの面白さが加わりながら、原作を見事に表現したストーリーになっていて、原作をさらに超える面白さになったんじゃないかなと思うほどです(笑)。鈴木すみれさんは20歳という年齢にも関わらず、こんなに素晴らしい脚本が書けることにとても驚きました。原作ファンの皆さんも満足する、すごく素敵な映画になると思うので楽しみにしていてください。」
と、ストーリーも大絶賛しています。
主演に抜擢されたKoki,さんは、「原作が大好きで読んでいたので、谷川麗奈を演じさせていただけるのは、とても緊張感がありましたが、うれしかったです。麗奈はメイクで劇的な大変身を遂げますが、劇中では本来みんなが隠したがるすっぴん姿を全力で披露しました。コミカルなお芝居や変顔など、この映画で、たくさんの新しい自分に挑戦しました。皆さんもぜひ、麗奈のワクワクドキドキを一緒に感じていただきたいです。」
とコメントしています。
そして、日本でもヒットした漫画『女神降臨』が、Koki,さん主演で実写映画化されることに対してネット上では、
- Kokiちゃんは最高すぎる
- すっぴんver.でどれだけ説得力出せるかなので楽しみ
- すごく原作の漫画ビジュに近い感じがする。良いかも
- 今回初めて可愛いと思った。やっぱり似合わないハイブランドを着るより、年齢相応の格好して、今どきのヘアメイクをプロにしてもらうとイイやんってなった。
- 原作の女神降臨は読んでたし、韓国版の女神降臨も見てたけど、韓国版の実写は原作と同じくらい良くて、キャストも合ってて最高だったんよね。
だから女神降臨をリメイクして日本版の女神降臨を製作しなくても…と思ってしまった。ちょっとこれは複雑な気持ちになる。 - 韓国版はチャウヌがイケメンすぎて、ドキドキしたし、ファンイニョプも最高だった。
ムンガヨンもスタイルよくて完璧なドラマなのに、日本人で実写化は厳しい。やめてほしい。 - 女神降臨は韓国ドラマでもすごく可愛い女の子だったのに、この人が演じるなんて絶対おかしい。。親のゴリ押しか、バックの何かだろうけど
- 韓国版はすごくよく出来てた。特に男子!チャ・ウヌは当然完璧、ファン・イニョプも驚くほど漫画のイメージ通りで凄かった。
どうしても比べてしまうから、日本版はちょっと厳しいかな
などの声が上がっており、賛否両論となっています。
韓国ドラマ『女神降臨』は日本でも人気が高く、主演した女優ムン・ガヨンさんのほか、同級生のイ・スホ役を演じた5人組グループ『ASTRO』のチャ・ウヌさん、ハン・ソジュン役を演じた俳優のファン・イニョプさん等のビジュアルが、原作のイメージを崩さないキャスティングとして高評価されています。
<↓の画像は、韓国ドラマ『女神降臨』人物相関図の写真>
それだけに、Koki,さん主演の日本版リメイクを巡っては、原作や韓国版ドラマのファンを中心に否定的な反応が多く見受けられ物議を醸しています。
韓国作品の日本版リメイクは、原作の再現度の低さなどから失敗に終わったケースの方が多く、それによって誰得?との意見が少なくない一方、Koki,さんが元はさえない女子高生が主人公のラブコメ作品に初挑戦するとのことで、これまでとは違った方向性での演技に期待の声も上がっています。
一応、原作者のヤオンイさんは日本版キャストについて「完璧すぎるキャスティング」と絶賛し、さらに原作を超えるぐらい面白いストーリーになっているとのことから、映画公開後のレビューや興行収入に注目していきたいです。
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- https://www.oricon.co.jp/news/2347221/
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