ハーフモデルでタレントのIVANさん(アイヴァン 本名=笠原明 34歳)が、7日放送の『良かれと思って!』(フジテレビ系 水曜22時)に出演し、性別適合手術をしていたことを初告白しました。
この日の番組にはIVANさんの他に、“おぐねぇー”こと小椋ケンイチさん、鈴木ゆまさん、たけうち亜美さん、肉乃小路ニクヨさん、はるな愛さん、ピカ子さん、ブルボンヌさん、ぺえさん、ベルさん、MEIさん、ミッツ・マングローブさん、ゆしんさんといったオネエタレントたちが出演し、「あなたの暴露買い取ります!オネエタレント裏側暴露オークション」と題して様々な暴露が行われました。
その中で、1995年に性別適合手術を受けているはるな愛さんが、「最近、この中で“女の子の手術”を受けた人がいるんですよ。まだ言ってないので、手を挙げてほしいな」と切り出すと、IVANさんが「私、公言はしてなかったんですけど、KABA.ちゃんとベルと最近ではGENKINGかな。同じ病院で、実は誰よりも先に(手術)やったんですよ」と、世界的にも有名なタイの病院で手術を受けたことをテレビで初告白しました。
<↓の画像は、『良かれと思って!』出演のIVANさん、はるな愛さんの写真>
IVANさんによると、タイでは性別適合手術を国でバックアップしているため、病院もキレイだといい、13時間近く手術をした末に女性の姿へと変わったとのことです。
術後の姿を見たというはるな愛さんは、「本当にきれいに女性に変身していた」と語り、これに対してIVANさんは「今の(技術は)すごい。本当に気づかれないんですよ」と明かしています。
このように性別適合手術を受けていたことを初告白したIVANさんは、父親が日本とスペインのハーフ、母親がメキシコ人のクォーターで、メキシコで生まれ2歳の時に奈良へ移住し、中学生の時に『沖縄アクターズスクール』の東京地区第1期生として約1年間、歌やダンスのレッスンを受け、1999年に渡米してアメリカ・カリフォルニアの高校へ進学しました。
そして、高校卒業後の2002年から日本でモデル活動を始め、国内の様々なメンズファッション誌やファッションショーに男性モデルとして出演し、2004年にパリコレのモデルに選ばれ世界のファッションシーンでトップモデルとして活躍し、ヴィジュアル系バンド『PENICILLIN(ペニシリン)』のボーカル・HAKUEIさんの全面プロデュースで2007年7月に歌手デビューしました。
<↓の画像は、音楽活動していた頃のIVANさんの写真>
音楽性の違いや金銭トラブルなどによって音楽活動を辞めて以降はホームレス経験もして、2013年9月放送の『有吉反省会』(日本テレビ系)に初出演した際に、オネエであることをカミングアウトし現在に至ります。
<↓の画像は、『有吉反省会』でオネエをカミングアウトしたIVANさんの写真>
性別適合手術を受けていたとテレビ初告白したことに対してネット上では、
- 戸籍上の性別は変わったのかな?
- 手術してもやっぱり男だよね?
- こういう人たちが、社会において差別されることなく暮らしていけることは大切。
- 高額でかなりリスクの高い手術。でも本人がそれによって心が満たされるなら、いいのではないでしょうか…
- この術後の壮絶な管理方法を読んで、感染症とかで死んだり、強烈な鎮痛剤服用で肝機能悪化したりとかした人沢山いるんだろうなと思った。身体は傷と判断するから塞がる方向に行こうとするから無理があるんだよね。
- この手術、して終わり!じゃないからな…後々メンテが必要だし、使わなかったら塞がってくるからな。ホルモン剤もずっと必要だし。本人がそれでもっていうならいいけど、なんかなぁ
などのコメントが寄せられています。
IVANさんは2016年12月にネットテレビ局『AbemaTV』で放送された『芸能(秘)チャンネル』に出演した際に、「“突起物”がなくなったので、戦闘モードにならなくなっちゃった。」と性別適合手術を受けていることを明かしています。
IVANさんによれば、手術を受けたことなどによって男性ホルモンの分泌が減少したからなのか定かではないものの、「イラッとしたことがあっても、どうしてこうなったのかなって、怒る前に分析して、解決法を先に考える。怒るというよりも、『なんで今ムカッてしているのかな』って。性格はガラッと変わった。でも悪い面でいうとケンカしなくなっちゃったから、ものごとを言いづらくなっちゃったりとか、すぐ泣いちゃったりするようになっちゃった」「メンズのときは(ケンカっ早くて)すごかった!」
と、性格が大きく変わったことを明かしています。
<↓の画像は、現在のIVANさんの写真>
今年1月には、GENKINGさんが昨年5月に性別適合手術を受けていたことを告白するとともに、戸籍上でも女性と認められたことから、本名を「元輝(げんき)」から「沙奈(さな)」に変更したことを明かしているのですが、見た目がより女性っぽくなった印象がありますね。
<↓の画像は、性別適合手術を受けた現在のGENKINGさんの写真>
また、KABA.ちゃんは2016年3月に手術し、女性になったことで本名を「永次(えいじ)」から「一華(いちか)」に変更したほか、声帯手術や顔面の整形手術を繰り返し受けており、2月放送の番組に出演した際には現在、噛み合わせの手術を受けていることを明かし、2018年中には完成予定としています。
<↓の画像が、現在顔面工事中のKABA.ちゃんの写真>
<↓の画像は、性別適合手術を受ける前のKABA.ちゃん(2015年)の写真>
ここ最近、芸能界でも様々な方が性別適合手術を受けて女性になったことをカミングアウトしていますが、一昔前と比べて同性愛者、両性愛者、性同一性障害などといった方々への理解などが深まり、そうしたLGBTの方たちも声を上げやすい環境になってきていることが大きく影響しているのでしょうか。
現在もオネエタレントとして活動している方は多くいますが、今後も芸能界から性別適合手術を受ける方が続々と出てくるのかもしれないですね。
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