『R-1ぐらんぷり2016』でハリウッドザコシショウが優勝決定も批判殺到! 審査員と視聴者の感覚のズレに不満の声

ピン芸人の日本一を決定するお笑いコンテスト『R-1ぐらんぷり2016』の決勝戦が6日、東京・お台場のフジテレビで行われ、SMA NEET Projectに所属する芸歴24年目のハリウッドザコシショウさん(本名=中澤滋紀 42歳)が初優勝を果たし、14代目のR-1王者に輝きました。
今年は過去最多の3786人がエントリーし、その中の頂点に立ち、優勝賞金500万円を手にしたハリウッドザコシショウさんは「よっしゃー!」と雄叫びを上げ、両手を高々に上げて喜びを爆発させていました。
『R-1ぐらんぷり』は2002年から行われ今年で14回目を迎えたのですが、1~3回戦と準決勝を勝ち抜いた芸人9人と敗者復活の3人を加えた12人が、A~Cの3ブロックに分かれ、各ブロックを勝ち抜いた3人が優勝を目指すトーナメント方式。
決勝戦では雨上がり決死隊の宮迫博之さん、蛍原徹さん、フジテレビの加藤綾子アナウンサーが司会を務め、審査は関根勤さん、ヒロミさん、清水ミチコさん、板尾創路さん、間寛平さんの5人、さらに視聴者による投票で行われ、審査員5人の持ち点は各3点、視聴者投票は6点で、1位は3点、2位は2点、3位は1点、4位は0点が振り分けられます。
優勝者には賞金500万円だけでなく、副賞としてニューカレドニア旅行と関西テレビ・フジテレビ系の冠番組が与えられます。
Aブロックは、
 エハラマサヒロさん(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 33歳)
 小島よしおさん(サンミュージックプロダクション 35歳)
 お笑いコンビ『シャンプーハット』のシャンプーハットこいでさん(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 40歳)
 復活ステージ3位のサンシャイン池崎さん(ワタナベエンターテインメント 34歳)
 以上の4人が登場し、小島よしおさんが21ポイント中11ポイントを獲得して勝ち抜け。
Bブロックは、
 ハリウッドザコシショウさん(SMA NEET Project 42歳)
 おいでやす小田さん(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 37)
 横澤夏子さん(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 25歳)
 復活ステージ2位のルシファー吉岡さん(マセキ芸能社 36)
 以上の4人が登場し、ハリウッドザコシショウさんが15ポイントを獲得して勝ち抜け。
Cブロックは、
 厚切りジェイソンさん(ワタナベエンターテインメント 29歳)
 ゆりやんレトリィバァさん(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 25歳)
 とにかく明るい安村さん(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京 33歳)
 復活ステージ1位のマツモトクラブさん(SMA NEET Project 39歳)
 以上の4人が登場し、ゆりやんレトリィバァさんが8ポイントを獲得して勝ち抜け。

決勝のファイナルステージでは、Aブロックの小島さんが4ポイント、Bブロックのハリウッドザコシショウさんが16ポイント、Cブロックのゆりやんレトリィバァさんが1ポイントで、ハリウッドザコシショウさんが優勝となりました。
ハリウッドザコシショウさんは、1992年に大阪NSC(吉本総合芸能学院)に11期生として入学し、同期のお笑い芸人は陣内智則さん、中川家、ケンドーコバヤシさん、たむらけんじさん等。
『R-1ぐらんぷり』には、2005年開催の第3回大会から連続して出場しているものの、最高でも3回戦止まりで今回が初の決勝進出となっており、今回1本目のネタは、パンツ一丁の姿で同じくピン芸人のキンタロー。さん、後輩のお笑いコンビ・オリエンタルラジオ、“誇張しすぎた野々村県議”等のモノマネを披露。
決勝でも同様にパンツ一丁で演歌歌手の森進一さんやSMAPの木村拓哉さん、長渕剛さん、『まんが日本昔ばなし』など、全く似ていないものの破壊力のあるモノマネを連発し、会場の爆笑をさらっていました。
【ファイナルステージの結果】
 ・小島よしおさん [4ポイント]
 関根勤さん:0点
 ヒロミさん:0点
 清水ミチコさん:0点
 板尾創路さん:1点
 間寛平さん:1点
 お茶の間:2点
・ハリウッドザコシショウさん [16ポイント]
 関根勤さん:3点
 ヒロミさん:3点
 清水ミチコさん:3点
 板尾創路さん:2点
 間寛平さん:2点
 お茶の間:3点
・ゆりやんレトリィバァさん [1ポイント]
 関根勤さん:0点
 ヒロミさん:0点
 清水ミチコさん:0点
 板尾創路さん:0点
 間寛平さん:0点
 お茶の間:1点
【歴代優勝者】
 第1回:だいたひかるさん
 第2回:浅越ゴエさん
 第3回:ほっしゃん。さん(星田英利)
 第4回:博多華丸さん
 第5回:なだぎ武さん
 第6回:なだぎ武さん
 第7回:中山功太さん
 第8回:あべこうじさん
 第9回:佐久間一行さん
 第10回:お笑いコンビ・COWCOWの多田健二さん
 第11回:三浦マイルドさん
 第12回:やまもとまさみさん
 第13回:じゅんいちダビッドソンさん
そして、今回の結果に対してネット上では、
- 自分の感覚がオカシイのかな…面白い人いなかった…。いろんな笑いがあるみたいですが、面白さが全く分からないわ…
- 全く面白くなかったのに、会場があんなにウケてたのが不思議でしょうがない…
- 笑いのつぼがどこに有ったのか、泣いて笑っていた宮迫さんどこが面白かったのか教えて欲しいわ。うるさいだけで何にも面白くないし、下ネタも多すぎてつまらない。期待して観たのにこんなに笑えないのかと思うとガッカリだよ。
- 審査の基準がよくわからなかった。個人的にはマツモトクラブさん決勝に行って欲しかった。今年は外れ年だった。
- ネタも勿論だけどそれ以上に審査基準に問題があるのかと・・・
- しっかりと作り上げているネタが見たい。声を張り上げているだけの忘年会芸みたいなのはツマラナイ。
- 何が面白かったんだ?あまりのレベルの低さにびっくり。少しも笑えなかった
- 一般投票が全く意味がなく、一般の視聴者と審査員の感覚のズレが怖かった…ここで優勝しても先はないな…
などの批判的なコメントが数多く寄せられています。
その一方で、生放送中からさまぁ~ずの三村マサカズさんは「ハリウッドザコショウ最高!!」とツイート、きゃりーぱみゅぱみゅさんは「ハリウッドザコシショウの破壊力」、有吉弘行さんは名前を出していないものの「最高最高。
 腹痛い。最高。もう優勝。」とツイートしています。
『R-1ぐらんぷり』の優勝者に対しては、以前より批判的なコメントが寄せられており、昨年はサッカー日本代表の本田圭佑選手のモノマネでブレークしたじゅんいちダビッドソンさんが優勝を果たし、納得という声が比較的多く寄せられていたものの、一昨年優勝を果たしたやまもとまさみさんやその前の年に優勝した三浦マイルドさんらに対し、ネット上では多くの批判が寄せられていました。
また、芸人からも審査基準がおかしいとして不満の声が寄せられていたのですが、審査員が面白いと思っている芸人と視聴者からウケが良い芸人には差があることが以前より指摘されており、それが原因でつまらないという反応が多く見受けられるため、審査基準を見なおすべきなのかもしれないですね。
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 姓名判断の結果が的確過ぎてヤバイww
姓名判断の結果が的確過ぎてヤバイww 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 
R-1をキッカケにブレイクした無名芸人を見たことがない。M-1やキング・オブ・コントと違って本命不在。