『特捜9』監督交代トラブルで津田寛治が打ち上げ欠席? 一部俳優が不満、撮影裏で重大事件発生に井ノ原快彦も困惑?
V6・井ノ原快彦さん主演の刑事ドラマ『特捜9 シーズン2』(テレビ朝日系 水曜22時)の第10話が19日に放送され、平均視聴率は12.7%(関東地区)と前回から1.6%ダウンとなったものの、今期もまずまずの好視聴率をキープしており、26日に放送される最終回の数字に注目が集まっています。
そうした中で、『特捜9』の打ち上げでトラブルが起きていたことを週刊誌『女性セブン』が報じ、ドラマファン等の間で心配の声などが上がっています。
『特捜9』は、2017年3月に亡くなった渡瀬恒彦さんが主演の『警視庁捜査一課9係』シリーズ(2006年~2017年放送)の続編として、昨年4月にシーズン1が放送され、シーズン1の初回平均視聴率は16.0%、その後も2ケタをキープし、全10話の期間平均視聴率は14.0%と、2017年放送の『警視庁捜査一課9係』のシーズン12が記録の11.5%を大きく上回る好視聴率を記録しました。
これに続いて今年4月からスタートのシーズン2も、初回平均視聴率15.2%、その後も11~14%台で推移しており、今期放送のドラマの中でもトップクラスの好視聴率をマークしています。
<↓の画像は、『特捜9 シーズン2』の写真>
そんな『特捜9』の打ち上げが6月13日に東京・六本木のクラブで行われ、主演の井ノ原快彦さんをはじめ、寺尾聰さん、吹越満さん、羽田美智子さん、原沙知絵さん、山田裕貴さんなど主要キャストが続々と集まっていたものの、『警視庁捜査一課9係』から出演の“ツダカン”こと津田寛治さん(つだ・かんじ 53歳)の姿が無かったとしています。
<↓の画像は、津田寛治さんの写真>
番組関係者は、「このドラマは渡瀬さん時代から、出演者もスタッフも団結していて打ち上げを休む人はほとんどいませんでした。津田さんは“スケジュールが合わないため”欠席となりましたが、一部スタッフの間では『あの様子では来ないのも無理はない』と囁かれていました。今回、一部の出演者の間でフラストレーションがたまっていた。撮影現場でも不穏な空気が流れることも度々ありました」
と語っています。
同関係者によれば、『警視庁捜査一課9係』と『特捜9』は複数の監督を起用しているのですが、『警視庁捜査一課9係』のシーズン1から監督を務めていた大御所監督2人を“リストラ”し、新たに気鋭の監督を起用したそうです。
すると、新監督のやり方に合わないと訴える俳優が何人かおり、撮影現場で表立って批判することは無かったものの、「アクションが多すぎて若者向けのように感じるがいいの?」「撮り方もセリフ回しも変わりすぎのように思う」などと不満を漏らしていた人もいたそうです。
ちなみに、『警視庁捜査一課9係』のシーズン1から監督を務めていた方は、吉田啓一郎さん、杉村六郎さん、長谷川康さんの3人で、『特捜9』のシーズン1まで各話担当していましたが、シーズン1終了後のスペシャルから新たに鈴木浩介さんが監督として加わり、シーズン2から豊島圭介さん、田村直己さんが加わっています。
こうしたスタッフの入れ替えが行われ、一部俳優陣から不満の声が上がり、それに対して耳を傾けていたのが打ち上げを欠席した津田寛治さんだったそうです。
<↓の画像は、打ち上げに参加した『特捜9』出演者の写真>
(井ノ原快彦さん、吹越満さん、山田裕貴さん)
(原沙知絵さん、羽田美智子さん)
ある日の撮影終了時、津田寛治さんはスタッフがいる前で「このシリーズがここまで続いてきたのは、前作までの監督の力が大きい」と話したといい、これについて番組関係者は、「みんなが思っていることを代弁したつもりだと思いますが、わざわざ今作の監督の耳に入るように発言したように聞こえました。現場の確執を感じた瞬間でした」
と明かしています。
また、「井ノ原が演じる大切なシーンを前に、これ見よがしに現場から立ち去った俳優もいた」
といい、これには井ノ原快彦さんもかなり困惑した様子だったそうです。
こうしたトラブルもあり、津田寛治さんが打ち上げを欠席したことを知った他の出演者たちは、別の日に津田さんを呼んで食事会を開いたそうです。
渡瀬恒彦さんから主演を引き継いた井ノ原快彦さんは、こうした不穏な空気に対して誰よりも責任を感じていたそうで、座長である井ノ原さんにはスタッフが事前に、監督交代について相談していたはずだと別の番組関係者は明かしています。
しかし、他の共演者の気遣いを怠り、座長ありきの選択になってしまった可能性があるといい、「井ノ原さんとしては、より良い作品になるためにと、スタッフや監督の入れ替えも受け入れていたはず。でも、それがきっかけで現場の折り合いが悪くなってしまったことに、彼のことですから少なからず責任を感じているのではないでしょうか」
とも語っています。
この報道に対してネット上では、
- 津田さんは仲間意識が強いんだろうね。制作サイドはマンネリ化しないように新風を入れただけだろうし。
- 9係と比べればアクション多かったけど、ファンとしては主要メンバー変わらずドラマが見れて嬉しいし、普通に面白かった。
打ち上げにいるいないは、別に津田さんの自由だと思う。今回の記事が不協和音にならないことを祈ります。 - 後進を育てる意味があるならある意味しょうがない。
この手のレギュラー番組なら、前任の流れを汲みつつ、新しい流れも期待されてるだろうし。
コミュニケーションが取れてないのが問題なのでは。 - 出演者たちの結束は固そうなので安心した。スタッフとも時間の経過とともに結束していくのでは?慣れあいになるよりはずっといいと思う。
- 最近の、身振り手振りでアクションを大きくしてる演技って、わざとらしくて好きになれない。
若い監督とかは、それがいいって思うんだろうけど。そりゃ、自分の腕に自信のある役者さんたちは、不満に思うだろうね。 - 津田寛治さん、大好きな俳優さんです。今回の彼の言動に男気を感じました。恐らく降板も辞さずの覚悟だったと思います。
彼がいなくなると寂しいですが、その男気は無くさないで欲しいです。 - 相棒もそうだけど、スタッフが変わると、始めの持ち味や、キャラクターがぶれ始めてつまらなくなる事は確かにあるからなー。クオリティを保つのは大変だよね。
どちらかといえば、事件そのものより、それぞれのキャラや背景が面白かったけど、その辺も落ち着いて来たから、繰り返すのもマンネリになるし、これからが大変かも。 - 長期シリーズともなれば世代交代は当然。若い監督や脚本家の拙さに違和感を感じる事もあるけど、ベテラン監督や脚本家の時代遅れ感に違和感を感じる時もある。
制作現場の雰囲気がいいに越した事無いけど、良かろうが悪かろうが出来上がった作品が面白ければいいよ。
などのコメントが寄せられています。
監督の入れ替えがあり、前作までと演出などが変わったと感じた視聴者も多いようで、これに対しては賛否両論となっています。
『警視庁捜査一課9係』シリーズを含めると15年近く放送されており、作品全体のマンネリ化を避けながら、より良い作品にするためには、出演者はもちろんのことスタッフ陣の入れ替えは重要になってきます。
それは他の作品でも行われていることで、今回のトラブルに関しては事前に、長年出演しているメインキャストにちゃんと話を通していなかったことで発生したトラブルのように感じられ、津田寛治さんら出演者ではなく制作サイドに問題があったように見えます。
実際には他にも色々と問題があるのかもしれませんが、『警視庁捜査一課9係』シリーズから引き継いだ『特捜9』も高い人気を得ており、メインキャストの入れ替えも行わなかったことでも高く評価されているので、裏側で勃発しているトラブルを何とか解決し、今後さらに良い作品にしていってほしいです。
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