『クジャクのダンス、誰が見た?』実写ドラマ化、あらすじ内容発表。広瀬すず&松山ケンイチ共演、ネットで賛否両論
女優・広瀬すずさん(本名=大石鈴華 26歳)が、来年1月期放送の実写ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系 金曜22時)で2年ぶりに連ドラ主演し、俳優・松山ケンイチさん(本名=松山研一 39歳)と共演することが発表されました。
『クジャクのダンス、誰が見た?』は、『イチケイのカラス』などの作品で知られる漫画家・浅見理都さんが、漫画雑誌『Kiss』で現在連載中の同名漫画が原作で、元警察官の父親を殺された主人公が、父親が最後に遺した手紙を手掛かりに、事件の真相に迫っていくヒューマンサスペンス作品となっています。
<↓の画像は、原作漫画『クジャクのダンス、誰が見た?』の写真>
作品のタイトルは、インド哲学の一節『ジャングルの中で踊るクジャクのダンス、誰が見た?』が元になっており、この作品では「たとえ誰も見ていなかったとしても、犯した罪から逃げることはできない」との意味を持つ重要な言葉となっています。
脚本は、ドラマ『半沢直樹』『サンクチュアリ -聖域-』『闇バイト家族』などの脚本を手掛けた、元お笑い芸人で『あいのり』(フジテレビ系)に「金ちゃん」として出演していた脚本・演出家の金沢知樹さんが担当します。
<↓の画像は、脚本家・金沢知樹さんの写真>
あらすじ内容は、早くに母親を早くに亡くし、元警察官の父親と2人きりで暮らしていた主人公・山下心麦(やました・こむぎ)が、クリスマスイブの夜に放火事件で何者かに父親を殺され、犯人として早々に逮捕されたのは、22年前に父親らが一家惨殺事件の犯人として逮捕後、死刑判決を受けた男の一人息子でした。
しかし、父親が亡くなる前に残した手紙には、「以下に挙げる人物が逮捕、起訴されたら…その人は冤罪です」と書かれており、その中に容疑者の名前もありました。
手紙には、刑事事件を主に扱っている弁護士・松風義輝(まつかぜ・よしてる)の名前も記されており、心麦は松風に協力を依頼し、松風は心麦の父親と面識も接点も無かったことで不審に思いながらも、心麦の真っ直ぐな姿を見て心を動かされ、バディを組んで事件の真相に迫っていく中で、現在と過去の2つの事件が複雑に交錯していき…というストーリーとなっています。
この作品で主演する広瀬すずさんは、「彼女の強い意志と、希望、そして迷いを丁寧に大切に演じられたらなと思います」「ストーリーはまだ完結していないですし、台本を読んでいても、犯人誰?と、気になるばかりです。」「タイトルの『クジャクのダンス、誰が見た?』、その言葉の意味の奥底を突きながら、演じるゾクゾク感を楽しみたいし、視聴者の皆様も楽しんで頂けたらと思います。今回の登場人物は男性のキャストさんが多く、その中にポツンと大学生の女の子がいるという、それも凄く面白い絵図で、強く、逞しく心麦ちゃんとして生きようと思います。」
とコメントしています。
松山ケンイチさんは、「松風は、独特のこだわりがあったり、人と関わるのが得意なわけではなかったりと、いろいろな面があります。それが、広瀬すずさん演じる主人公や、これから発表されるほかの登場人物との接し方で、自分でも想像できないような表情が出てくるキャラクターだと思っています。松風というキャラクターをどう演じ分け、どういった表情を出していこうかと考えています。」「原作や台本を読むと、毎話さまざまな発見や驚きがあります。登場人物にはそれぞれに抱えているものがあります。事件への関連の有無を含め、犯人が誰なのか最初からずっと気になってしまいます。ストーリーがどんどん繋がっていく展開なので、視聴者のみなさんにはぜひ最初から最後まで楽しんでいただきたいです。」
とコメントしています。
原作者の浅見理都さんは、「ドラマの制作のプロの方たちが関わってくださることで、さらに面白い作品になると信じています。心麦や松風が3次元の世界でどう物語を紡いでくれるのか、私も皆さんと一緒に観客の一人として楽しんで見守っていきたいと思います」
と期待を寄せています。
そして、『クジャクのダンス、誰が見た?』の実写ドラマ化、広瀬すずさんと松山ケンイチさんの共演発表を受けてネット上では、
- これは期待度高い。今から楽しみ
- 映像化したら絶対面白いと思っていたので嬉しい! 松山ケンイチさんには安心感しかない。広瀬さんはちょっと不安だけどまわりの演技派役者さんでどうにかして!笑
原作は展開まだまだだから脚本頑張って欲しい…。楽しみにしています。 - 父親を殺された子供が真相に迫るってドラマ、多くないっすか?
- また漫画が原作? テレビ局は自分達で脚本からなにから、全て一から作ればいいのに
- コミックス5巻目にしても、真犯人が不明のまま、怪しい検事、新たな殺人事件…って感じなのに、ドラマ10話程度でどう結末に持ってくるのか…
最終話、犯人の独白で終わるのだけは、やめてほしい。なんで、こんな中途半端な状態の漫画をドラマ化するんだろう。ドラマは、完全オリジナルの方が面白いのに - 北川悦吏子さんの『夕暮れに、手をつなぐ』はかなり期待値高かったけど、盛大に滑ったからな。数字を持ってないと言われるけど、今作はどうなるか。まぁマツケンがいてくれるから大丈夫か。
- 広瀬すずちゃん、今回は当たりのドラマだといいね。前回の空豆はつまらなすぎて散々だった。
というか、松山ケンイチが出るものでハズレってほぼないから、期待してます。
などの声が上がっています。
広瀬すずさんは女優デビューからすでに10年以上経ち、これまでに数多くの映画やドラマで主演を務め、演技力はそこそこの評価を受けているものの、これまでに主演した作品の多くが微妙な結果となっています。
直近では、TBSの連ドラで初主演した昨年1月期放送の『夕暮れに、手をつなぐ』がコケていますが、出演者の演技力ではなく、北川悦吏子さんの脚本に対して視聴者から不満の声が上がっており、全10話の平均世帯視聴率は6.3%、平均個人視聴率は3.6%でした。
その前に主演した『ネメシス』(日本テレビ系)も脚本などが酷評され、微妙な視聴率となっていて、広瀬すずさんは数字を持っていない女優とのイメージを持たれてしまっています。
そうしたこともあり、『クジャクのダンス、誰が見た?』で広瀬すずさんが主演することに対して賛否両論となっており、原作がまだ完結していないこともあって物議を醸していますが、演技力に定評がある松山ケンイチさんとのタッグを組み、どういった仕上がりになるのか楽しみですし、原作ファンからも評価されるような作品となることに期待したいです。
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